横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

治すことを目的としない医療に疑問を持つべきだ!④

2009-08-20 21:06:21 | Weblog
米国(の一部)が医療保険改革に反対なのは「クレージー」だからか――ニュースな英語(gooニュース・ニュースな英語) - goo ニュース

 1975年にアメリカ合衆国で、莫大な医療費を掛けている割には、病人の数が増え続けていることの矛盾の原因を究明するために栄養問題特別委員会と俗称される委員会を議会上院に創設し、足掛け3年にわたり審議を続けた結果の結論の要約は、“慢性病の原因は累積的な食生活の誤りにある。したがって、食生活の改革無くして慢性病の解決は為しえない。慢性病に対して化学物質(薬)は無力である”というものでありましたことは、再三このブログでも採り上げて参りました。
 さらに、今から約2500年前の旧・ギリシャ時代の賢人で、今日なお“医聖”と呼ばれ讃えられているヒポクラテスは、“病気になったら、それまで行っていた食生活を改める必要がある”という意味の言葉を遺しております。
 これ以外にも同類の研究成果は極めて多数あるのです。このように研究者たちの結論がほとんど同一のものとなることから見まして、食生活が病気ことに慢性病の発症の主要な原因であることは間違いの無いところであると判断することができましょう。
 ここまでの研究成果が得られながらも、医学界は今もなお、慢性病の原因解明に至ったと宣言しておりません。
 確かに、詳細な点まで食生活と慢性病との因果関係を明らかとするデータを医学界は得られてはいないのでしょう。しかし、ここまで判ったならば、医学界はその判った情報を人々に啓蒙する努力をもっと先頭に立ってすべき責務があると私は考えるのです。

 アメリカのオバマ大統領、公約である無保険者の解消を目指す医療保険改革に関して、巨額の費用が掛かることなどがネックとなり、国民からの支持を得ることに苦戦しているようです。
 また、保険業界や製薬業界の反対もあるようです。製薬業界が既得の権益(誰も彼らに既得の権益を与えたわけでは無いのですが・・・)への悪影響を恐れることは理解できないことではありませんが、ただ、保険業界や医学界が改革に対して反対するのがなぜなのか?私には理解不能です。
 オバマ大統領の考える医療保険改革で、巨額の費用の掛かることが共和党支持者などお金持ち連中の賛同を得られない原因であるのだとしたら、巨額の費用が掛からない方法で行えば良いわけです。
 常識的には、そんな便法が存在し無いから皆苦心しているのだと皆さん思い込まれておられるに違いありません。
 しかし、解決策は必ずや存在するのです。
 すなわち、現代医学が病気の治癒に於いて芳しい成果を上げられずにおりますのは、病気の原因を未解明としている状態にあることが総ての元凶であるのです。
 現在の死亡原因疾患の大半は慢性病と呼ばれるものです。そこで、それら慢性病と呼ばれる諸病の原因が解明されたとなりますと、状況はまったく一変して違ったものとなるはずなのです。