横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

対健康戦略を持つ国家・人間に変身せよ!(その7)

2007-08-18 09:41:58 | Weblog
 私は、日本は素晴らしい数々の文化を持つ国であると確信しております。
 その素晴らしい文化の一つに伝統的食文化があると思っており、自らの研究成果の上に立った観点からも、その素晴らしさは世界の中でも極めて秀逸したものであるという確信に達しています。

 ただ、今日の日本人の多くは、どうもそのように感じていない人々が急増しているように私には感ぜられるのです。
 日本人の伝統的食文化は、今日では世界各地へと広がっています。日本食レストランが世界各地至るところで見受けられるようになり、日本人の食事は健康に良いものだという評価が世界各地で定着しています。
 また、“マクロビオティック”なる日本発の食生活改革運動が、世界的に非常に盛んになってきております。

 マクロビオティックは、日本の食文化が世界的に見て秀逸したものであることを世界中に知らしめる必要を感じた桜沢如一(さくらざわゆきかず)先生が初めて提唱されたもので、その内容をご存知の方も現在は数多くおられるようです。
 アメリカ合衆国では、桜沢先生(諸外国では、“桜沢”という言葉が発音しにくいので、“ジョージ・オーサワ”という名前で知られています)の思想を受け継いだ久司道夫氏がボストンを中心として活動されており、マクロビオティックの信奉者はアメリカ合衆国各界の著名人が多数いるような状態にまでなっていると聞いております。

 また、マクロビオティックの本家である日本でも、マクロビオティックを実践する人の数は近年急増してきているようです。
 このように食生活の重要性に目覚められた人々が数多くなってきましたことは、極めて喜ばしいことだと私は感じております(しかし、その実数はまだ日本人全体のごく一部であると思われます。これが何十倍にも増えて、人口の半数近くになれば、相当に良い成果が得られるようになると私は思っております)。