横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

鳥インフルエンザのパンデミック対策のアイデア③

2008-09-30 10:38:07 | Weblog
 ところで、“タミフル”という薬剤名をお聞きになったことはおありのことでしょう。
 この薬は、ウイルスを駆逐する作用を持つものではありませんが、体内に侵入したウイルスが、細胞から細胞へと移動して増殖するのを抑える作用を持つものであるということで、鳥インフルエンザの治療に役立つと思われているものです。

 なお、体内に侵入したウイルス(外界から侵入した異物・アレルゲン〔抗原〕)に対して、人間はこのようなものの害を防御するために、この侵入者のみをやっつける作用を持つ抗体を産生するという自前の能力を持っております。いわゆる、“抗原抗体反応”と呼ばれる生体の自己防御システムです。
 ただ、十分量の抗体を産生できるだけの能力を体自体が持っているか否かということが問題ですし、また、ウイルスが侵入して後これに対する抗体を産生するためには何日か日にちが掛かるのです。
 したがって、十分身を守る体勢ができないうちにウイルスの持つ毒性で殺られてしまう可能性もあるわけです。