横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

最早もっと治せる医療に変えられる②

2007-10-25 08:58:17 | Weblog
 さて、病気とくに慢性病を安全かつ速やかに治癒させるには、どういった方針で治療が行われるべきでありましょうか? なお、この場合の想定するケースとしましては、心臓発作及び脳卒中発作を発症した場合とします。
 これらの病気治療の根幹となる方針を要約しますと、下記のようになると私は考えています。

1. 病気の原因を取り除くこと。
2. 病気の原因によってもたらされる各種症状に対処すること。
3. 症状の進行に伴い次に起こることを予測し、先手を打つこと。
4. 病気の原因によって生じた各種障害の修復を促進すること。
5. 再度あるいはこれ以上原因を作り出さないようにすること。
6. 細胞・組織の賦活を図ること(動脈硬化の治癒を含む)。
 以上の他にももっとあるかも知れませんが、今のところ思いついたものだけを記してみました。
    
 まず実行するのは1と2の処置で、この2つは同時進行的に行う必要があります。そして、この1と2とは発作発症後一分一秒でも可及的速やかに取り掛かる必要があります。
 次いで3と4と5を行います。6はさらにその後で、病状が重篤な場合には、症状が少し落ち着いてから後に行うという順番となります。
 
 これらの事項だけを考えてみましても、現在の医療では全然行われていないものもありますし、一部しか実行されていないものがあると私は判断しています。
 しかも、これらの中で病人乃至一般人が普通に生活を送る中で実行できることがたくさんあります。
 “慢性病の原因は累積的な食生活の誤りにある”というものに世界の研究者たちの結論が収束していますことからも、食生活を主体とする生活環境の改革が、慢性病予防・治癒の主要な手段となるわけです。
 中には、知らず知らずの中にこれらの手段を既に実行されている方もおられるのですが、大半の人々はまだ行っていないのです。
 したがって、この今まで行われていなかったことを多くの人々が実行するようになれば、様々な面で相当大きな変化の生ずることが期待できると私は確信しているのです。