横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

花粉症とスクワレン②

2009-03-22 14:30:39 | Weblog
 ご承知の通り、花粉症とは植物の花の花粉が抗原となって発症するアレルギー性疾患です。
 ただし、花粉そのものは太古の昔より存在したわけで、このものがアレルゲン(抗原)となったことは、これにプラスアルファの変化が加わったからだと考えられています(もう一つには、日本人の体質がアレルギーを生じやすいものへと変化してきていることも関係するでは?と私は感ずるのです)。
 例えば、周り中に杉が生い茂っている田舎に必ずしも花粉症患者が多いわけでは無く、むしろ都会に患者が多くおりますことからも、花粉と排気ガスなど公害物質の混合したものがアレルゲンであると言われており、その可能性は高いと私も判断します。

 アレルギー性疾患の厄介な点は、アレルゲンが存在するとアレルギー反応(抗原抗体反応)が必然的に起こってしまうことです。
 そこで、この対処の方法としては、主には二つの方法が今までは取られてきました。
 一つは、アレルゲンが花粉であると特定されておりますので、このものの患部(鼻粘膜)への接近を阻止すること(マスクの着用)。
 もう一つは、ヒスタミンと呼ばれる、特殊な細胞表面の抗体に抗原が結合するなどの外部刺激により細胞外へ一過的に放出される物質が過剰に分泌されることがアレルギー疾患の原因となることが明らかとされていますので、ヒスタミンがヒスタミンの受容体と反応するのを妨害してアレルギー反応を抑えようとする抗ヒスタミン薬と呼ばれるものが治療薬としてもっぱら用いられてきました。
 ところで、抗ヒスタミン薬はその副作用として強く眠気をもよおさせる作用を持っており、花粉症は或る程度抑えられても、眠気の生ずることが大きな欠点でありました。しかし、このような点も改良が加えられ、2,3年前から非常に良い薬剤が販売されるようになってきています。

 私は、上記しました以外に、スクワレンを用いた花粉症に対して効果有る治療手段があると考えているのです。

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