横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

慢性病の主治医はご自分自身! その144

2009-07-01 21:55:30 | Weblog
 西丸氏の例に見るまでも無く、世界の医学研究者たちの慢性病の原因に関する結論は、“累積的な食生活の誤りにある”というもの収束しております。
 健康の維持・増進、病気の予防・治癒に際して、食生活の改革が必須のものであるという言葉は、近年普通に耳にするようになっています。
 ところで、我が国の食生活は、戦後一貫してどんどん改悪される方向に進んできていると私は判断しております。しかし、だからこそ全体の中ではごく一部であるとは言え、より良い健康をもとめて食生活改革に関心を持たれる人の数も増えているようです。
 このような食生活改革に取り組む人の多くは、重い病気で長年苦しむなど、強く懲りる目に会うことがきっかけとなり、その解決策を試行錯誤して模索する中で食生活の重要性に気付き、その改革に真剣に取り組むケースが多いように私は感じております。
 しかし、できることならもちろん、つまづき転ぶなどの経験をすること無く食生活改革に取り組んで頂きたいと思うのです(ただ、懲りる目にあったりしないと、なかなか真剣に努力する気持ちになれない方がほとんどであるようです)。

 私は、“ココログ”時代の私の旧ブログで、確か以下のようなことを記した記憶があります。それは今から四十数年ほど前の頃の記憶の記述であります。
 もちろんマクロビオティックの総本山であるCI協会は、更にもっと以前から活動していたわけですが、四十数年ほど前は、街中に自然食品店とそれに付随する自然食レストランがちらほら現れたばかりの頃でした。
 今のように街中で外国人の姿が頻繁に見られるような時では無いにもかかわらず、自然食レストランでは白人系の外国人女性の姿を私は良く見かけました。
 何故なんだろうナァと不思議に思い色々と考えた末に、次のような結論に達しました。

 すなわち、彼ら外国人は肉を主食のように食べる食生活を送ってきております。そのような食生活を何千、何万年と代々続けてきていますので、消化器系の諸臓器もそのような食生活に適応したものへと変化していると推測できます。そして同時に、そのような食生活の害も受けてきているわけです。
 そのような中で、とくに女性の場合には、その美しさという点で、草食動物とも言いうる東洋女性に対する憧れ・羨望が存在すると私は推測するのです。
 ことに東洋人女性の肌の美しさ、しかも、その美しさは年齢が相当に行っても維持され、年取るほどに彼我の間に顕著な差異が付くことを、東洋人と接触する機会のある白人系の西欧人女性は否応なく気付くと思えるのです。
 この頃は男性も美しさに高い関心を持つ者が増えてきているようですが、美しさに対する執着は女性の方が圧倒的に強いものがあります。
 マクロビオティックがその本家本元の日本よりも西欧諸国で、遥か以前より極めて高い評価を得たことの原因は、従来の彼らの食生活からの害の受け方が大きなものであったため、マクロビオティックを採りいれたことから生ずる健康効果をストレートに体感できたことにあると私は判断するのです。ことに女性の場合には、肌などの変化として如実に感ずることができるので、より美しくなりたいと願う気持ちから、彼女たちはマクロビオティックに夢中となれたのだと私は考えております。