横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

遺伝子は原因か?結果か?

2007-12-18 09:15:59 | Weblog
川崎病に関連遺伝子 発症しやすい配列解明 理研など(朝日新聞) - goo ニュース

 昨日上記のようなニュースが入りました。
 
 私は、旧ブログで川崎病のことに触れました。そして、これは、私が述べるところの“普通のカゼ(溶血性連鎖状球菌が原因体)”が原因の病気であるという判断を述べました。
 今回のニュースの川崎病の関連遺伝子の研究成果と私どもの研究成果とがどのように関わるのかは、正直なところ私にはまだ良く判りません。
 
 近年、人のゲノムが完全に解読されたことにより、病気の原因をゲノムの中に探す研究が盛んになっています。
 ただ、この遺伝子は、結果を示すものであるのか、あるいは原因なのかという問題があると私は考えております。
 遺伝子の欠損や変異が病気の原因となっているものとして、何十種類もの難病の存在が知られています。このような事実から見て、確かに遺伝子が原因となっての病気も存在するのでしょう。しかし、私は、遺伝子はほとんどの場合、結果を示すものであって、これが病気の原因となることは僅かであると判断しています。

 重篤な川崎病では、心臓に重い障害が生じます。
 このような障害が起こることの直接的な因果関係を遺伝子レベルで説明することは、将来にわたってもかなり難しいと私は判断します。
 旧ブログで述べました通り、カゼのアレルギーと酸性腐敗便の研究成果とを組み合わせた理論ならば、多くの方にご理解・ご納得頂ける説明が可能だと私は確信しているのです。