横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

長寿県・沖縄の没落③

2007-12-06 15:43:47 | Weblog
 このタイトルの項目の最初に、沖縄の長寿が急激に崩壊しつつあることの原因解釈として、“「戦後の統治状態が、県民の栄養状態に大きく影響した」と琉球大の等々力英美・准教授はいう。とくに、摂取エネルギーに占める脂肪の比率が米国統治の間に倍以上に増え、今では30%以上ほどとなっている。ファストフード店を始め外食産業の広がり、加えて車社会による運動不足。「若い世代が親と別居、おばあの作る料理を食べなくなった。共稼ぎも多く、つい外食しがち」etc.”という新聞記事を引用しました。

 この長寿崩壊の原因となった諸因子としては、ほぼ上記のものに集約されていると判断することができます。
 食生活のアメリカ化、食餌中の脂肪含有比率の増加、外食の増加、運動不足、伝統的食生活の継承の断絶etc.

 したがって、慢性病の解決策と成る食生活改革の指針は、完璧なものでは無いにせよ最早すでに示されているものと考えられます。
 問題は、それにもかかわらず人々が改める努力を積極的にしないのはなぜかということでありましょう。