横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

閑話休題  病気は薬で治せるか?②

2007-10-23 13:11:04 | Weblog
 なお、その苦痛の症状が生命を危うくする類のものであれば、それを緩和することができることは、取り敢えず危機の状態を遠ざけることはできることになります(また、薬は、敵である病気と戦う武器でありますから、敵の勢力が大きなものである中は薬も多量に必要となります。そして、敵との戦闘で消耗されるため、このような場合には、副作用は発現しません。この際に使用する薬の量は、病気の重篤さの度合いによって、数十~百倍以上にもなる時があります〔したがって、健康保険制度で決められた使用量を遥かに超えた量を使用せねば人命を助けられない場合もあります〕。しかし、敵の勢力が急速に減衰した場合にもなお多量の薬を使った時には、その薬の副作用が一編に現れて来るようになります)。
したがって、時間稼ぎをすることはできることになります。

 このようにして時間稼ぎをしている間に、病気の原因となっているものが自然と減衰するか、消滅したならば、病気は軽快あるいは治癒します。
 または、この間に自らの体に元来備わった“自然治癒力”とでも呼びうる、正常な状態へと戻ろうとする力が発揮されれば、治癒することも有り得るわけです。

 ただ、これらは或る程度体力が残っている人の場合には治癒が期待できることであって、体力の残っていない人の場合には、時間が掛かりすぎてゲーム・オーバーとなってしまうのです。

 したがって、現在の治療方法・手段では、救いうる人がかなり限定されてしまうことになります(病院で医師の診察を受け、処方された薬の服用を続けていても、なかなか一向に思わしい結果が得られないと感じつつも、病院に通い続けている人の割合はかなり高いものだと推察されます。なかなか良くならないナァと感じつつも、かといって他の選択肢は無いと、仕方なしに病院に通い続けることはおかしいという意識を持って頂くことが大切だと私は思っています)。