横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

病気は原因か?結果か?(その2)

2007-08-03 20:04:50 | Weblog
 すなわち、病気というものはあくまでも結果であって、そのもの自体は決して原因では無いはずのものであるのです。
 そうであれば、遺族が医師に、近親者の死亡原因は何かを問うているにもかかわらず、医師はそれに対して、何らかの原因がもたらせた結果を答えとしていることになります。
 つまり、問うたことに対する答えになっていない答えがなされ、それで医師及び遺族ともに一件落着として済ませているわけです。

 一人の人間が亡くなられるということは大変な出来事です。そして、何が原因で亡くなるに至ったのかを知ることは極めて重要な意味があるはずなのですが、この問題がなぜか非常に曖昧に処理されています。
 このおかしなことがそのまま、何故か医学が進歩したと言われてきている近年に至ってもまかり通っているのです。実に極めておかしなことだとは感ぜられませんか?
 このことが極めておかしなことだということにお気付きになれない方は、これを病死では無く殺人や事故死と置き換えてお考え頂けば良くお判り頂けるはずです。

 殺人事件の場合には、犯人は誰で、用いた凶器は何で、犯人の犯行現場への侵入経路、逃走経路の究明、また、犯人のアリバイ、犯行の動機は何かなど、すべての事柄について論理的な矛盾が生じないように答えが求められます。また、事故死の場合も、例えば自動車事故などでは、その原因や責任の所在の究明が行われます。
 そして、それらの大半で原因は明らかとされているのです。