手を開いて逝く

祭りの翌朝、危篤に

なったから、家族を呼んだ。

10時55分


おばあさんは

息をひきとった。


昨日のお祭り

見てくれていたのに。


それが

この世の最後の


想い出として。


しかも、私の出勤の

日に。


玄関で見送ろうとは。




頑張ってやって



良かった。




人は生まれてくる時は


手を握って生まれ、



死ぬ時は手のひらが


開いている。



あの世には



何も持って行けない


と言うように。



みんな手が開いている。



あの世には



想い出だけを




持って行くだけだと。



もっと楽になりましょう



手を開いて



行くのだから。




家族に囲まれて


楽しそうに




頑張って観てくれて




いたんだね。


ありがとう！



合掌

願いの糸

燃えるような恋をしている時の　　　

赤


会えない淋しさの　　

青

心が踊る時の

黄


あなたの一言に
傷つく

ピンク


幸せ一杯の

緑


ずっと幸せを祈る時の

白


そして、神様に願いが
届きますようにと

紫


いろんな色をつむぎ

合わせて想いの


機（はた）を織る。


今日は何色が


多くなるのだろう。






合掌

納涼祭無事終了しました

皆様にご報告です。

無事納涼祭の司会終わりました。

司会というか、待っている間に話した内容に
感動したと

施設長から呼ばれて

お会いしたのが、

招待した、区の各組長の人達でした。


書の見事さに、古代の人が書いたのかと思った。


話の内容に、そうなんだと感心した。


私たちの町にも来て


話して欲しい。

でした。


ありがたい言葉に

午後の部は舞い上がって、

アシスタントの

ストップの合図を


逃げるようにして、


熱く話してしまいました。

困ったものです。




どうぞ皆様の町にも



お呼びしてくれたら

何時間でも


話すネタは


山ほどありますよ。



一人酒飲んで


寝ます。


明日は一人出勤します。



合掌

今朝の秋

秋来ぬと


目にはさやかに


見えねども


風の音にぞ


驚かれぬる

（古今和歌集・藤原敏行）

立秋の日の朝、

なんとなく爽やかな

風に目覚めと共に


秋を感じた。


そんな時期ですが、まだまだ残暑に悩まされています。


朝散歩すると、
栗と柿の木の実が

大きくなっているのを

見て私は秋を感じた。

食い気優先です。


秋の草花が

咲き乱れる野原を

「花野」


といいます。


「花」は春の季語。


「野」がつくと

秋になります。


萩、葛（くず）、撫子（なでしこ）、野菊、
桔梗（ききょう）など

色もはなかい、

もの寂しい花々が

多くなります。

ここで一句

「色寂し


歩く花野の


夕月夜」


いいねえ。


熱燗一杯。



今日は納涼祭の司会



頑張って来ます！





合掌

形あるもの

昨日パソコンをしていた時でした、

やっと5人のケアプランが出来てパソコンの電源を切った途端、

フー！

と大きな音が肩に

聴こえたので


振り返ったら


誰もいないのです。

隣の人を見たのですが、

気づかない？

言えば、変な人に


なってしまう。


あんな大きな


ため息ですよ。

私と一緒に仕事して

いた人がいたので

しょうか？


会った事がない

感じがしたので、


あの方だと感じています。

明日の納涼祭に

話そうとしている人。


さて、「形あるもの」

日本の諺に

「形あるものは

こわれる」

がありますが、

本当に形ある物は

頼りにならないものです。

どれだけ大事にしないといけないし、


さわることも、

使うこともできません。

目に見える物に

永久不滅などないからです。


形ある物はいつかは


必ず無くなってしまう


使えば減るし



壊れてしまう。


本当に大切な物は


減りもせず、


無くすこともできない。

誰にでもあるはず。



お金で買えないものが


それが、あなたの


一番　　大切なもの。


「愛」ですか





以前話した





「4番目の妻」ですか



気づかれたら







大切にしてください。




合掌