いろんな稽古事にある言葉。
「学ぶとはまねること」があります。信頼し尊敬している人を目標にまずはまねることが早く上達するからです。
私は書の道で歴史上の人物を学びました。その人は中国の書の神様でいまだに誰もがまねることができない崩し字がありました。
100文字の詩の中に真ん中に突如と現れているのです。しかも、そこまで行くには墨をつけ足していないのです。一気にその字まで書いてから、墨をつけて続きを書くのです。難解中の難解です。
私はその字に来ると手が勝手に動き出していました。あ!私の手ではない。私は魂を肌に感じました。そうか、こんなに早い筆使いなんだと知りました。
70代以上でないと書けない枯れた字。私は28才で書いた。魂が私を選んでくれた。その後奈良の通りすがりのお坊さんが私に手を合わせるのです。聞くと私から後光が射さしていると。感謝しました。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます