旅の編集長から箱根路、温泉宿の取材依頼がきた。
〈美人女将と湯治の湯〉が取材内容だった。
湯治温泉のこと簡単に説明しておくことにしましょう。
江戸時代盛んだった湯治場は関東が草津の湯、関西が有馬温泉といわれておりました。有馬は秀吉が通っていたのでいまも秀吉の湯場が残っています。
明治時代ドイツから有名な医者が日本医師会の要請でやってきました。
ベルツ博士です。ベルツ水とかベルツがみつけた日本の温泉などで聞いたことあるかたもいるでしょう。
ベルツは日本に初めて大学病院を作ることに尽力しました、今の東大病院です。ベルツ博士はそのご日本の皇室病院の院長になり日本人と結婚しました。
ベルツ博士は薬で病気を治すよりもドイツのように水治療を提案しました温泉やハーブ水などでの治療を。
日本の湯治場をまわり、その中から推薦したところが、草津、箱根、伊豆の温泉でした。
いまでも草津には世界に草津を紹介してくれた功績でベルツ博物館があります。
日本中で、湯治場ピーアール合戦がはじまり社内旅行にも新婚旅行にも温泉めぐりがはやりました。
しかし、ベルツ博士がいう湯治と、かけはなれたものが展開したのです。
美食が売りになったからでした。
治療が主体なら質素な食事で病院風の食事でよかったのです。
いまその方向に修正している旅館が生き延びるといわれております。
医者がすすめる温泉として。
そこで箱根路を紹介するのは理解できるのですが、美人女将といわれては筋が違うと抵抗したのですが読者のためとあっさり否定されてしまった。
しかたなく、美人女将と箱根温泉を取材のために絞りこみの電話をかたっぱしからしたのでした。
余談ですが
僕は高校時代陸上部に入っておりました。
短距離(100M~200M)、
中距離(400M~800M)
長距離(1万M~マラソン)
僕はすべてに才能がなく強いていえば300Mなら自信あったのですが公式種目になく中途半端な選手で常に補欠選手でした。
僕は好きな放送部にも入る許可を監督、部長、先輩、同僚にお願いしました。
みんなの答えは態勢に影響ないから好きにすればという 協力的な返事でした。それから昼飯の放送に登場することになり、恐怖のつぶやき放送と全校生徒からひんしゅくの嵐がおきたのでした。
いわゆる腰抜かすほどへたくそで・・・。
女将さん、へんな取材依頼の電話がきてるのですが、 女将さん美人度100点満点で何点か教えて て
★ もしもし 女将ですが何か?
◆あっ!いや結構です。ぶつぶっ・・
★あの100点満点の美人女将ですがそれでも結構なの!
◆えっ!まいったなー
美人になる湯があるかと聞いたので女将が美人かなどと聞きたいのを聞かないふりして聞いたのでして決して・・ぶつぶっ・・
★わけのわかんないこと聞かないでくださいね。
◆すみませんでしたまた掛けなおしますので・・・
★もしもし、あなたともくんじゃないの?
◆はい、そうですが 何故わかるんですか?
★それはあんなへたくそな放送聞かされたから頭おかしくなって拒否反応してたから分かったのよ
私誰だかわかる?
◆いやーすみませんわからないです30年も前のことですから
★やっぱりね!和子よ!
◆えっ!ナンバーワン美人で国大行ったあの才媛のかずちゃん!
★ともくん当時付き合ってた彼女加代ちゃんどうしたの?
一緒になったと聞いてないから、あの子の放送は上手だったね。
◆彼女にはふられたよ。夏祭りの帰り彼女の家の近くで会社の上司に結婚申し込まれて承諾したからって
★そうだったの・・・。どうして私に連絡してくれなかったのよ!怒
◆それどういう意味なの?★ともくん!あなたの
机の上にメモあったの覚えてない?「お願い〓 わたしにも振り向いて!」って書いたメモ。
◆あーあったあったあれ、さっちゃんからだと思って意識してたらどうも違うみたいだった。
★アホ!
◆?
★どうするの?取材くるのこないの?
◆美人のかずちゃんならOK申し分ないよ、お願いします。
★わかったわ楽しみにしてるわね おばかちゃん
〆こんな偶然のできごとあるんですね人生て。すごすぎです箱根にはお見合いで結婚してきて昨年旦那さん病気で亡くしたそうです。あのメモ彼女だったことも知らなかった。
当日は近くの強羅温泉街を取材してからよりました。乳白色の温泉と山菜料理中心の献立は湯治には最高でした、1泊2食で5000円は安い、一週間滞在してもいいし、自炊コースもある。
離れの露天風呂つき部屋でふたりで飲んで長い夜をすごしたのですが、眠いと布団に入っていたら暗い部屋に入ってきた影がありました 布団の中に入り身体をすり寄せてきたのです、ほのかな香りがにおったのです
翌朝目覚めるとおりません夢か幻か現実か定かでないので彼女にたしかめようとロビーにいったら会合のため出かけてるすでした。
彼女からメールが届きました
★嬉しかったです と
◆?また、よくわからないメッセージでした
◆そんな意味を込めて『箱根幻の宿』と紹介したのでした。
また連休明けの暇そうな時ぶらっといきます。
とメールしたら
★アホに効く温泉はありませんが
それでよかったらどうぞでした
箱根にどなたかいきませんか案内しますよ
アホより
〈美人女将と湯治の湯〉が取材内容だった。
湯治温泉のこと簡単に説明しておくことにしましょう。
江戸時代盛んだった湯治場は関東が草津の湯、関西が有馬温泉といわれておりました。有馬は秀吉が通っていたのでいまも秀吉の湯場が残っています。
明治時代ドイツから有名な医者が日本医師会の要請でやってきました。
ベルツ博士です。ベルツ水とかベルツがみつけた日本の温泉などで聞いたことあるかたもいるでしょう。
ベルツは日本に初めて大学病院を作ることに尽力しました、今の東大病院です。ベルツ博士はそのご日本の皇室病院の院長になり日本人と結婚しました。
ベルツ博士は薬で病気を治すよりもドイツのように水治療を提案しました温泉やハーブ水などでの治療を。
日本の湯治場をまわり、その中から推薦したところが、草津、箱根、伊豆の温泉でした。
いまでも草津には世界に草津を紹介してくれた功績でベルツ博物館があります。
日本中で、湯治場ピーアール合戦がはじまり社内旅行にも新婚旅行にも温泉めぐりがはやりました。
しかし、ベルツ博士がいう湯治と、かけはなれたものが展開したのです。
美食が売りになったからでした。
治療が主体なら質素な食事で病院風の食事でよかったのです。
いまその方向に修正している旅館が生き延びるといわれております。
医者がすすめる温泉として。
そこで箱根路を紹介するのは理解できるのですが、美人女将といわれては筋が違うと抵抗したのですが読者のためとあっさり否定されてしまった。
しかたなく、美人女将と箱根温泉を取材のために絞りこみの電話をかたっぱしからしたのでした。
余談ですが
僕は高校時代陸上部に入っておりました。
短距離(100M~200M)、
中距離(400M~800M)
長距離(1万M~マラソン)
僕はすべてに才能がなく強いていえば300Mなら自信あったのですが公式種目になく中途半端な選手で常に補欠選手でした。
僕は好きな放送部にも入る許可を監督、部長、先輩、同僚にお願いしました。
みんなの答えは態勢に影響ないから好きにすればという 協力的な返事でした。それから昼飯の放送に登場することになり、恐怖のつぶやき放送と全校生徒からひんしゅくの嵐がおきたのでした。
いわゆる腰抜かすほどへたくそで・・・。
女将さん、へんな取材依頼の電話がきてるのですが、 女将さん美人度100点満点で何点か教えて て
★ もしもし 女将ですが何か?
◆あっ!いや結構です。ぶつぶっ・・
★あの100点満点の美人女将ですがそれでも結構なの!
◆えっ!まいったなー
美人になる湯があるかと聞いたので女将が美人かなどと聞きたいのを聞かないふりして聞いたのでして決して・・ぶつぶっ・・
★わけのわかんないこと聞かないでくださいね。
◆すみませんでしたまた掛けなおしますので・・・
★もしもし、あなたともくんじゃないの?
◆はい、そうですが 何故わかるんですか?
★それはあんなへたくそな放送聞かされたから頭おかしくなって拒否反応してたから分かったのよ
私誰だかわかる?
◆いやーすみませんわからないです30年も前のことですから
★やっぱりね!和子よ!
◆えっ!ナンバーワン美人で国大行ったあの才媛のかずちゃん!
★ともくん当時付き合ってた彼女加代ちゃんどうしたの?
一緒になったと聞いてないから、あの子の放送は上手だったね。
◆彼女にはふられたよ。夏祭りの帰り彼女の家の近くで会社の上司に結婚申し込まれて承諾したからって
★そうだったの・・・。どうして私に連絡してくれなかったのよ!怒
◆それどういう意味なの?★ともくん!あなたの
机の上にメモあったの覚えてない?「お願い〓 わたしにも振り向いて!」って書いたメモ。
◆あーあったあったあれ、さっちゃんからだと思って意識してたらどうも違うみたいだった。
★アホ!
◆?
★どうするの?取材くるのこないの?
◆美人のかずちゃんならOK申し分ないよ、お願いします。
★わかったわ楽しみにしてるわね おばかちゃん
〆こんな偶然のできごとあるんですね人生て。すごすぎです箱根にはお見合いで結婚してきて昨年旦那さん病気で亡くしたそうです。あのメモ彼女だったことも知らなかった。
当日は近くの強羅温泉街を取材してからよりました。乳白色の温泉と山菜料理中心の献立は湯治には最高でした、1泊2食で5000円は安い、一週間滞在してもいいし、自炊コースもある。
離れの露天風呂つき部屋でふたりで飲んで長い夜をすごしたのですが、眠いと布団に入っていたら暗い部屋に入ってきた影がありました 布団の中に入り身体をすり寄せてきたのです、ほのかな香りがにおったのです
翌朝目覚めるとおりません夢か幻か現実か定かでないので彼女にたしかめようとロビーにいったら会合のため出かけてるすでした。
彼女からメールが届きました
★嬉しかったです と
◆?また、よくわからないメッセージでした
◆そんな意味を込めて『箱根幻の宿』と紹介したのでした。
また連休明けの暇そうな時ぶらっといきます。
とメールしたら
★アホに効く温泉はありませんが
それでよかったらどうぞでした
箱根にどなたかいきませんか案内しますよ
アホより