千波湖の畔にあるとう粋庵でランチをいただいた後に訪れたのは偕楽園。
ずっと行きたかった偕楽園。
9月に予定を立てていたけど台風で立ち消えたので、やっと念願叶いましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
こちらは偕楽園の創建当時(1842)からある表門。
別名は黒門。
表門をくぐり、先に見えるのは一の門。
門の先には、竹林・大杉・熊笹が続く「陰の世界」が広がります。
孟宗竹の林。
この竹は京都から移築したもので、景観だけを重視したものではなくいざとなったら竹槍などの武器に、約30年で大木に生長する杉は建材、杉の足もとに茂っている熊笹は踏むとカサカサ音がするので侵入者を察知する…といった様々な事を想定していたそうです。
よく考えられていて奥が深いです。
中門をくぐると「陰の世界」から見晴らしが良く明るい「陽の世界」へと続きます。
入館料200円を支払ってこちらか好文亭へ。
好文亭は、昭和20年(1945)の空襲で全焼しましたが、昭和39年(1955)に復元。
その後、落雷で一部を焼失しましたが再び復元されました。
好文亭は水戸藩九代藩主 徳川斉昭が家中の人々の心身の休養をはかるために建てたもので、ここに文人墨客や家臣、領内の人々を集めて詩歌や慰安会を催しました。
斉昭公が偕楽園記に書き示した「陰と陽の相反するものの調和によって、万物は健全育成するという原理に基づき、人間もまた屈伸して身体や心の調和を図り、修養につとめよ」。
「一張一弛」の思想で、学びの藩校・弘道館と楽しむ場所の偕楽園が一対で作られました。
桜・萩・紅葉の間は藩主の夫人がおいでの際にお付き女中が控えたいた部屋。
また、梅の間は藩主夫人の居室となり、皇太子(大正天皇・昭和天皇)や宮家殿下がご宿泊・御休憩された部屋です。
奥座敷と好文亭を結んでいる太鼓橋廊下。
西広縁にある杉戸にびっしりと漢字が書かれています。
これは漢詩作詞をする時のに辞書としたものだそうです。
最上階となる3階には、楽寿楼と呼ばれる南に面した8畳の部屋があります。
ここは藩主の御座の間です。
千波湖、庭園…楽寿楼からの眺めが絶景です!
偕楽園内にある常磐神社。
創建明治6年(1873)、御祭神は藩主の徳川光圀・徳川斉昭の2柱。
晴天の日曜日、何組かの七五三の参拝が。
今回はツアーだったので立ち寄ることが出来ず御朱印をいただけませんでした。
是非、再訪して葵の紋の印が押された御朱印いただかなくっちゃね٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
偕楽園
茨城県水戸市常磐町1丁目
http://www.koen.pref.ibaraki.jp/park/kairakuen01.html
TEL : 029-244-5454
時間 : 偕楽園本園6:00~19:00(10/1~2/19 18:00)、好文亭9:00~17:00(10/1~2/19 16:30)
休業 : 12/29~31
好文亭入館料 : 大人200円、小中学生・シルバー100円
備考 : 無料駐車場有
アクセス : 常磐自動車道 水戸ICより約20分、北関東自動車道 茨城町東ICより約20分、水戸南ICより約20分
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水戸藩の歴史を体感しに行ってきました
茨城県からの招待で、モニターツアーに参加しました。