行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

キセキレイの水浴び

2023-02-17 20:00:15 | 
大寒の一日、
キセキレイが派手に水浴びをしていました。


夕刻の谷戸の小河川、
流れに横たわった木の枝にキセキレイの姿を見つけました。


なにかを迷い、考えているかのように
枝の上を行ったり来たりしています。


覚悟が決まったかのように、
流れの中に飛びこみました。


この日は1月21日、
昨日から大寒、この日も厳しい寒さでした。
それでも水の中に入り、水浴びを始めたキセキレイです。


やがて、頭を水の中、激しく水飛沫をあげました。
鳥が水浴びをするのは、
羽根や羽毛の間にたまった油分やほこりなどの汚れや寄生虫を落として、
病気予防や健康な体を維持するためです。
人と同じく、健康管理は一年中必要なようです。


水浴びを終えて再び枝の上、
体をぶるぶる震わせ、黄色の尾部を振っていました。
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池のオオバン

2023-02-16 20:00:20 | 
普通は群れでいるオオバンですが、
この冬、薬師池に一羽だけで過ごしているオオバンがいます。


1月中旬の薬師池にて、
12月初旬に1羽だけで池に現れたオオバン、
年が明けてもまだ1羽で池に残っていました。


池に常駐のカルガモと少数だけ残ったホシハジロ、
いずれもカップルのようですが、オオバンは1羽だけ、
ホシハジロになにか遊んで欲しいと話かけているように見えます。


やはり1月中旬、
そのオオバンが池の浄水用のパイプの上で羽を乾かしていました。


そして私は何者、
自らの姿を確認するかのように水鏡を覗いていました。


大きく太い脚を使って羽繕い。
額の白色以外、全身が黒色のイメージの強いオオバンですが、
この写真をみると黒色なのは頭部だけで、胴体や腹部はきれいな灰色です。
羽の裏表で色が変わるのかも知れません。


12月の多摩川にオオバンを写していました。
2羽がそっくりな姿で並んでいました。
頭部の黒色はかわりありませんが、胴体は黒色に近い灰色、
上のきれいな灰色とはだいぶ違って映っています。


オオバンの虹彩は紅色、
黒い顔面に紅い眼と白い額、オオバンの特徴です。
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マガモのカップル

2023-02-15 20:00:02 | 
長池公園の筑池に滞在しているマガモ、
数羽が池の中心に出てきて、くつろいでいました。


カップルでしょうか、
マガモが雌雄で遊泳していました。
両者とも青色の翼鏡を覗かせています。


オスが途中で泳ぐのをやめて、盛んに嘴で毛繕い。


吊られてか、メスも毛繕いをはじめました。
よく見ると、カップルで変顔、悪顔です。


オス同士のカップル?
池の中央を気持ちよさそうに泳いでいました。
マガモのオス、 緑色の頭部があざやかです。


そのマガモのオス、
ひょうきんな個体が一羽、こちらにやってきました。


身を低くして、足をバタバタ。


嘴を水の中に入れてぶくぶくぶく。
そして、水かきの付いた足で頭を掻き掻き。
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真冬のムラサキシジミ

2023-02-14 20:00:02 | 花と虫
1月中旬の晴天日、
冬眠中のムラサキシジミが飛び、
翅を広げていました。


寒中の晴れ日、
散歩道のサザンカの花にムラサキシジミの姿を見つけました。


ムラサキシジミは成虫越冬する蝶です。
この日は1月としては暖かい日、春かと眼を覚ましたようです。


やがて、ふらふらと飛び、
ツツジの葉に落ちるようにとまりました。
そして、しばらくすると翅を広げました。


ムラサキシジミ、
翅裏は地味な褐色ですが
翅を広げた翅表は鮮やかな青紫色に輝きます。


冬眠は常緑の樹の葉裏、
再びサザンカの葉に移り、
安心したようにゆったりと翅を広げました。
この個体、翅表の紫色の広がりの程度からメスと思われます。


後日、再び翅を広げたムラサキシジミに遭遇。
翅表の紫色の面積が上のメスに比べて大きく、オスの個体です。
こうして比較してみると、雌雄で紫色の広がりが違うのがよくわかります。
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紅白の梅と万両

2023-02-13 20:00:38 | 花,植物
1月11、12日の散歩道、
紅白の梅の花など1月の植物を写しました。


今年は早い開花。
公園の林に早咲きの紅梅が咲き出しました。


早咲きの白梅もポツンポツンと花が開いていました。


マンリョウ(万両)がまだ実をつけ、
紅白が並んでいました。


早くも1月も半分近く過ぎましたが、
今年は暖かいのか、
ツルウメモドキの赤い種子がたくさん残っています。


十分に熟し、褐色、しわしわになってセンダンの実も残っていました。


イイギリの赤い実もまだ残っていました。
センダンもイイギリも、毎年、このころになると、
ヒヨドリが食べてなくなってしまうように記憶しています。
今年はヒヨドリも少ないのかも知れません。


独特の形、
クロモジの花芽と葉芽が膨らんでいました。
3月下旬、葉の展開と同時に淡い黄緑色の花を咲かせます。
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ジョウビタキの雌

2023-02-12 20:00:28 | 
1月中旬になって、
やっとジョウビタキの雌を近くに撮れました。
今年はジョウビタキも数が少ないように感じます。


午後の強い日射しの中に、
すぐ近くの木にジョウビタキのメスを見つけました(1/12)。


冬の直射日光、
影ができて、写真にはあまり適した条件ではないようです。


せっかくすぐ近くにとまった小鳥、
枝の影が落ちない角度を探してシャッターを。


1月19日、
再び、木の枝にとまるジョウビタキのメスを写しました。
ジョウビタキはヒタキ科に分類される小鳥、
日本では秋の終わりから冬に観察される冬鳥です。


ジョウビタキのメス、
羽を広げた瞬間、羽の白紋と尾部のオレンジ色がよく目立ちます。


ハゼノキの枝先にとまり、鳴き声をあげていたジョウビタキのメス。
可愛い表情です。


公園の案内板にとまりました。
ちょうどトイレに行きたかった時です。

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是政橋の上から

2023-02-11 20:00:13 | 
是政橋から多摩川を覗くと、
白鷺が群れ、乱舞していました。


是政橋、
多摩川中流、 東京都府中市と東京都稲城市に架かる橋、
今は府中街道が通りますが、
かつてはここに是政の渡しがあったそうです。


1月初旬、自転車で稲城から府中へ。
橋から川を覗くと、コサギが10羽ほどに
オオバンが群れて泳いでいました。


帰り道、再び覗いて見ると、
コサギの群れに、ダイサギが加わり、
40~50羽ほどの白鷺の大群ができています。
すぐ横にカワウも群れていました。


しばらくすると、白鷺の群に変化、
ダイサギが舞い出しました。


やがてダイサギ一斉に飛翔、
少ない数しかレンズに収まっていませんが
水に写る個体もあり、たくさんが舞っているように見えます。


ダイサギがいなくなり、
コサギだけの群れになりました。

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ロウバイとソシンロウバイ

2023-02-10 20:00:36 | 花,植物
花の少ない1月の初旬、
ロウバイ(蝋梅)の黄色の花が香りを伴って咲き出します。


正月3日の散歩道、
ロウバイ(蝋梅)の花を見つけました。
ロウバイ科ロウバイ属に属する中国原産の落葉低木です。


同日、ソシンロウバイ(素心蝋梅)も開いていました。
ロウバイの園芸種です。
どちらもツヤのある香りのある黄色の花、1月に咲く貴重な花です。


1月11日、
ロウバイがほぼ満開になっていました。


ソシンロウバイに比べて見ることの少ないロウバイ、
花被片の内側が赤紫色になるのが特徴です。


青空にソシンロウバイの黄色の花。
この色の組み合わせを見ると、ウクライナを想います。
間もなくロシア侵攻から1年、
一日も早く終戦に向かって欲しいものです。


ロウバイが花の内側が赤紫色になるのに対し、
ソシンロウバイは花の内側も黄色、全体が黄色です。
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雌雄のモズ

2023-02-09 20:00:52 | 
1月初旬、
雌雄のモズを写しました。
鳥影の薄い今年ですが、モズにはよく遭遇します。


林縁の大木の枝に、
どこからかモズが飛んできてとまりました。


過眼帯が黒色、
精悍ながらまだ若さも残る雄モズです。


モズがとまった枝には大きな枯れ葉とともに、
細く尖がった大きな冬芽が観察できます。
この冬芽と葉から樹はホオノキです。
5~6月、大きな葉の中に白い大輪花をいくつも咲かせます。


こちらは河川敷の灌木にとまった雄モズ。
モズの後方にはヘクソカズラの褐色の実がまだついています。


雌モズもいました。
過眼帯が短く、褐色です。


過眼帯の他に雌雄を見分ける方法は体の横の羽、
そこに白い斑点が見られればオス、なければメスです。
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四十雀の食餌

2023-02-08 20:00:38 | 
1月上旬に写した食事中のシジュウカラ。
数は多いシジュウカラ、いつでも撮れるという気もあり、
積極的にレンズを向けませんが、姿の美しい小鳥です。


伐採木の上、
しっかり足で硬い木の実を固定し、
嘴で突い殻を壊して、中身を食べます。


足で木の実を固定して、食べるのは
同じシジュゥカラ科のヤマガラの得意技ですが、
シジュウカラも時々見せてくれます。


枯れ葉についた虫の卵あるいは幼虫を食べているようです。


苔を食べているのか、苔の中の虫を食べているのか、
シジュウカラが木の幹に生えた苔を突いていました。


シジュウカラの食性は雑食、
果実、種子、昆虫やクモなどを食べます。


地表でも樹上でも採食を行い、
けっこう素早く動き回るシジュウカラです。
いざ撮るとなるとけっこう難しい。
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