さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

市民交流パーティー

2010-05-31 23:05:48 | ただの日記

ガーデンショーでの初日の演奏が無事に終わると、翌日の演奏のために音楽学校まで楽器を預けに行き、その後市民交流パーティー会場に向かいました。

会場前には人だかりが出来ていて、竹馬のように長い足の上に乗って、パフォーマンスをしている人がいました。



この人と目が合った人は、ジュディーオングのような袖というか、白い羽のような造り物で、包み込まれちゃったりします。そんな茶目っ気たっぷりのパフォーマンスに、「ドイツ語しゃべれないのに、バーティーでどうやって交流したらいいんだろう」という不安感はいつのまにか吹っ飛んでいました。



会場に入ると、各テーブルに赤いものが沢山セットされていて、彩りを演出しています。



近づいてみると、赤いナプキンを筒状にしてグラスにセットしてありました。こんなオツなセッティングの仕方があるんですね。各人割り当てられた席に座りました。先ほどのヴィヴァルディの春のソリストさんも一緒のテーブルになり、大変嬉しかったです。彼女のバイオリンケースには綺麗な小花模様が描かれていたんですが、自分でマニキュアで絵を描いたんですって。バイオリンケースにマニキュアペイントねぇ・・。自分もやってみたいけど、失敗したら怖いなあ。



テーブルごとのメニュー表に「友情」の文字が光っています。



壁にはローゼンハイム市と市川市の市章を掲げた横断幕が掲げられています。



ローゼンハイムの地ビールを頼んでみました。富良野ビールにも似たライトですっきりした飲み口で、私は小麦のヴァイツェンよりこっちの方が美味しいと思いました。



ドイツのビールグラスって、こんな風に目盛りがついてて、店で出すときはラインまできっちり注いでいないと法律違反になるんですって? 自分が子供の頃、注がれたジュールの量が少ないとすぐ文句を言ってたことを思い出しました。グラスにラインが引いてあることをおカタいと考えるか、無用の喧嘩やクレームを防ぐ良策と考えるかですが、私なら日本でもやって欲しいとか思っちゃいますね。ご飯茶碗にも線が引かれてたらいいのに・・とか。



地元の若手ヴァイオリニストによる、ツィゴイネルワイゼンの演奏が始まりました。聴きながら・・これをいつか弾けるようになりたい・・・あとどれくらいでチャレンジするか・・・などということばかり考えていました。



ローゼンハイムのバウワー市長さんのスピーチが始まりました。素敵な方ですねぇ~。美しさも貫禄も兼ね備えておられる方です。その後、市川市の現市長の大久保さん、前市長の千葉さんのスピーチもありました。ローゼンハイムと市川のパートナーシティ締結は2004年とのことで、そんなに昔ではないのですが、ちょうど前市長の千葉さんの時だったので、バウワー市長さんから千葉さんがいきなり表彰され、メダルを授与される・・というような一幕もありました。



我々もいただいたんですよ、小ぶりだけれど、こんな素敵なメダル。大変よい記念になりました。

その後、市川、ローゼンハイム両市の団体から、それぞれ色んな出し物が披露されました。市川からは「よさこい-ソーラン踊り」。これはすごかったですねぇ。私は横浜生まれの横浜育ちなのに知らなかったのですが、「野毛山」という横浜の曲に合わせて、着物姿の女性陣が激しく踊るダンスでした。年齢は公表されませんでしたが、説明を聞くと多分私より年上の方々だと思うのですが、日頃こういう踊りをしていれば肩も凝らないだろうし、足腰も弱らないだろうと感心してしまいました。

ローゼンハイムからは、空手の演武、ロックンロールダンス、音楽学校の学生の歌などの披露がありましたが、どれも素晴らしくて。〇〇チャンピオンという人が続出し、この市のレベルの高さに舌を巻きました。

まずは空手。子供達による音楽に合わせた基本移動や約束組手などがあった後、黒帯のチャンピオンによる演武がありまして、これがかなり見ごたえのあるものでした。最初に型の名前を叫ぶ時「キサイショー」と聞こえたのですが、「撃塞(砕)小(げきさいしょう)」のことかしら。松涛館流だと「抜塞(ばっさい)」という型があり、私は抜塞大ならやったことがあるんですが、極真だと「抜塞」の代わりに「撃塞(砕)」があると聞くんで、この人は極真? まあ~私がはるか昔に足を洗った世界につき、今では良く分かりませんねえ。でも演武を見るとさすがに血が騒ぎます。思わず写真を撮るのを忘れたというか、カメラ越しに見るなんて勿体無いと思ってしまうほどの、堂々として気合の入った素晴らしい演武で、まさに脱帽でした。

またロックンロールダンス(ロックンローラーと言っていましたが)というのは初めて見たのですが、男女ペアで行う、リフトを伴うかなり曲芸的なダンスで、これも素晴らしかったです。これまた〇〇チャンピオンばっかりでして・・・。個人的には、一番小さい、白い服を着た男の子が気に入ったんですけどね。子供だから危険なリフトは出来ないけど、踊りのキレがぴかイチで。聞いて見ると、南ドイツのジュニアチャンピオンだって。将来楽しみですね。(あまりに激しい動きなので、撮った写真はことごとくブレていました。)

我々がお世話になった音楽学校の生徒さんからの歌の披露があったのは嬉しかったですね。我々はバスの関係で残念ながら途中で失礼させていただいたのですが、夜遅くまでパーティーと各種演目が続いたとのことです。
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2 コメント

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Unknown ()
2010-06-01 06:33:16
市川には「市川音頭」っつー、○十年前なら市内の小学生は全員知ってる踊りがあったんですが・・なぜ「よさこいソーラン」?
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市川音頭 (さぶりん)
2010-06-02 01:36:57
ほ さん、こんばんは。

まあ、「市川音頭」なんていう踊りがあったなんて、市川市に住んで13年になるのに、恥ずかしながら知らなかったです。盆踊りでやってたりするのかしらん? 今度オフの時教えて教えて・・・。
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