さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

車窓からのウィーン・・思い出・・お昼・・など

2010-06-09 23:27:34 | ただの日記

上手く表題つけられないんだけど、折角写真撮ったんで、載せないのも勿体無くって・・とりとめもなくてすみません。

これはリンク道路沿いにあるオーストリア国会議事堂。古代ギリシャ風の見事な歴史主義建築です。アテネで建築を学んだデンマーク人建築家、テオフィル・フォン・ハンセンが、1874年から約9年間かけて建てたもの。ハンセンは後ほど書く予定にしている、ウィーン楽友協会(ムジークフェライン)も建てた人でもある。

車窓からしか見学できなかったのが本当に残念。ただ知恵の女神アテナ女神にお尻を向けられている国会議事堂だ・・・などと揶揄する人もいるようだ。



二つの尖塔が見事なヴォティーフ教会。これは1853年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がテロによる暗殺から無傷で逃れられたことを神に感謝し、弟で後のメキシコ皇帝マクシミリアンによって1856年から1879年にかけて建てられたもの。ゴシックに見えるけど19世紀に立てられたものだから、復古調のネオゴシック様式だ。

実はこの日の夜、帰りが遅くなって、一人でウィーンの市電に乗ってて、真っ暗で分からなくて、目的地の手前なのに、間違えてここで降りちゃったんだよね。そしたら真っ暗な中にこのヴォティーフ教会が白くボーっとそびえてて、ちょっと不気味だった。



全体行動の中では行く時間がなかったベルヴェデーレ宮殿。バスの中からはこんだけしか見えなかった。自由行動の時に、ここの美術館にあるクリムトの接吻を見に行った人は多いようだけど、自分には別の目的があったので行かなかった。

ところが世にも不思議なことがあるもんで、ドイツ・オーストリアの旅から帰国後、12年前のドイツ・オーストリア旅行で知り合った友人から、数年ぶりくらいか・・「またみんなで食事でも」というメールが来た。私のブログを見てもらったら、そういえば私が色っぽいスフィンクスと同じポーズをしている写真を撮ったのを思い出しました・・・などと言う話が出た。


12年前、ベルヴェデーレ宮殿の庭園にて。

そう・・・ベルヴェデーレには12年前の旅行の自由行動で、その友人達と行ったのだ。ああ、今も昔も、私って単なるアホだぁ~~! このポーズのどこが色っぽいのだろう?

でもあの頃は若かったなあ。今の私は、この頃の1.5倍くらい膨らんだ、ただのオバサンだ。



さて、昼食ではまたクヌードル入りのスープが出た。これがドイツ・オーストリア旅行での最後のクヌードルになったなあ・・・などと思ってブログを書いていたら、懐かしさと食欲に耐えられなくなって、お土産に買って来たクノールのクヌードル入りスープの素を煮て食った! その話はまた別途書こう。



これは、アルムドゥードゥラー(Almdudler)というジンジャーエールに似た飲み物で、アルプスの薬草エッセンスを漬け込んでできたシロップの炭酸割りだとか。とっても美味しかった!



昼食後、バスに向かう途中で見た馬車。とっても上品なお馬さん達だ。子供の頃から、じっと座っていたりじっと立っていることが大の苦手な私、大人しくじっと立ってるお馬さん達を見て、それだけで尊敬してしまった。どうしたら、そんなおりこうさんになれるの?
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