(前回の続き)酒田からの帰り道に尾花沢の道の駅「花笠の里ねまる」に立ち寄り「スイカソフト」を頂きました。
香料では無く本物のスイカエキスを100%使用との事でナチュラルで仄かな甘さを感じる仕上がり。
古今東西スイカを用いたお菓子やジュースに当たり無しと言われる程(極論)スイカはお菓子にするのが難しいフルーツとされていますが、こちらでもソフトクリーム化にかなり苦労されたようでかなり乳製品の割合が多めになっているように感じました。
逆に言うとスイカ率が低いというか。ミルク部分を濃厚に仕立てて手堅くまとめた感じですね。
もっとスイカスイカしたソフトも食べてみたい。もっともあまり売れないとは思うけど(^^;
さてラーメンは酒田市と鶴岡市に3店舗を展開する人気店「麺屋酒田」から
3店舗とも営業時間が異なりメニューも若干違っているのですが唯一”朝ラー”やってるのが「麺屋酒田inみなと」です。名前の通り酒田港のすぐそばにあり働く男たちのメシ場になっているらしい。メニューも全体的にかなり安め。ボリュームも良いらしい。
前日の夜に店と駐車場の場所を確認済み。朝ラーと言っても朝の5時からとメチャ早朝なので早く寝て備えないとですね。こんな時車中泊ってすぐ寝られて便利(汗)
翌朝ちょっと早いかなと4:30頃に店に行ったら中から明かりが漏れていて、覗いてみたらもう開いててお客さんが数名入店されてました。前乗りしたのに出遅るとは。フライングも甚だしいわ(^^;
店内は立ち食いのカウンターと座卓席、小テーブルが数席有り、奥に小部屋があってカウンター8席位、こちらにも着席可能。入店するとまず注文を聞かれますので頼んでからそのまま空いてる席につきます。自分は奥の部屋に着席。清算は帰りですね。
難しいのは「注文の品が出来たらチャイムが鳴るので自分で取りにいくセルフシステム」でして、実は部屋全体のチャイムが鳴るだけなので誰のメニューが出来たのかが分かりません(汗)
一度ベルが鳴ったので取りに行ってみましたが自分のはまだで即戻りました。分かりづらいわ(苦笑)
2度目のベルが鳴って取りに行ったら今度は自分のラーメンが出来上がってました。メニューに有りつけたのは5:05頃で結構…30分位?待ちましたがでもまぁ5時開店なんだし勝手にOPEN前に入店してる訳だから仕方ないのか(?)
「ラーメン」500円
シンプルな中に太麺が力感を持って睨みを利かせてきています。さらに海苔をどけると角切りチャーシューがドカッと鎮座していてド迫力。これがワンコインは確かに安い。やるな酒田市。
澄みきった動物系ベースはやんわりと優しい味わい。昆布を効かせた醤油ダレは薄口醤油主体でミネラルな塩味がスープにキレと適度なテンションを持たせています。
煮干しも軽く効かせてますね。酒田だから煮干しメインかなと予想してましたが昆布の方が強いバランスです。
背脂の乱切りがレンゲに載せられて別皿で提供されます。この背脂を投入すると一気にスープが円やかになりコクが増してきました。勢いで全部入れてしまいましたが結構な豚脂の量なので味を見ながら調整して入れた方が良いかも。
麺は自家製の極太麺で強く強く縮らせたもの。山形でよく見かけるタイプですが今まで見てきた中でもMAXレベルの極太さ。ゴワゴワと噛み心地もよく量も250グラム位ありそう。この麺はかなり魅力的ですね。これは汁なしもきっと美味しいだろうな。
スープまでしっかりと完食。ドンブリの底に「まだ来いの」の文字が(^^
食べ終わった頃には壁が・・・空が明るくなってきました。なんだか寒いと思ったらこの部屋壁が薄いんだな…(笑)
さて「麺屋酒田inみなと」ですが初心者にはややハードル高い注文・配膳システムに感じました。特にチャイムシステムは難易度高し。でもまぁ逆にこういう雰囲気も慣れれば楽しい。ちなみにこのスーパーハード仕様は「みなと店」のみで他店舗は普通の店舗だらしいです。
メニューが出始めた1ロット目が5時少し前で、自分は2ロット目で5:05頃。5時には既に満員で店前に行列が出来始めてましたが、メニューが作られ始めたら割と回転が早くて自分が退店した5:20頃には列も無くなってました。だから5:30頃に行くのがいいかもしれないです。
壁から垂れてきてる電源コードが気になりますが箸入れがビーカーってのも地味にジワジワきます。ツッコミどころ満載の人気店(^^; ごちそうさまでした。
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