仙台ラーメン最強伝説

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らーめん七八

2007年09月19日 | 宮城県内

K3100208 利府街道沿いにある「らーめん七八(しちはち)」に行ってきました。「Wスープ」の看板が以前から気になっていながら、なかなか行く機会が無くて今日が初です。ココは前「麺一」でしたがその時は行こう行こうと思っているうちに店が変わってしまって行けずじまいでしたので。

その前は何かファーストフード系だったんでした。ケンタッキーでしたっけ? いまだに「らーめん七八」の建物の周囲にはドライブスルーのIN/OUTの表示と、商品受け取り窓(の跡)が残っていてラーメン屋との妙な違和感が楽しいですね。

 

店内に入るとスープが2種類「こってり(豚骨ちゃっちゃ系)」と「あっさり(丸鶏+魚介系)」から選べる旨の貼紙があります。Wスープというのはそういう意味なんですね。期待が高まります。

メニュー表には、しょうゆ系・白みそ系・赤みそ系の3種類のバリエーションが並んでます。「3種各々にWスープを組み合わせることができるのかな?」やたら元気よく店内を回っている店員さんに尋ねたところ「こってりは止めてしまったんです…スイマセン」という衝撃の回答が…。※あとで確認したところあんなに目立っていた「Wスープ」の立て看板は裏側にしまわれてました。とほほ。

 

気を取り直して、しょうゆ系の「煮豚ラーメン」800円(写真上)を注文。トーンは濃い目の醤油色で綺麗に濁ったスープです。ベースは鶏ガラと丸鶏を奢り、穏やかな甘みを感じさせながら、動物系の風味も感じます。スープ全体の脂の量は抑え気味で、品がよく、サブの煮干そして昆布ダシを強めに効かせた味わいが醤油の風味と高い位置でバランスされてます。程よい塩味で複雑な旨みをまろやかにまとめたスープに仕上がってますね。脂でごまかさない姿勢も好感持てます。

合わせる麺はゆるい縮れの入った中細麺でツルツルな食感。麺の硬さは標準的ですが、予め硬さは注文できるようなので硬めが好きな人は最初に注文するといいですね。油の量や味の濃さも注文できるようです。

煮豚は薄切りのバラ肉で歯ごたえのあるタイプ。肉の旨みが若干薄めな感があって若干イマイチな気がしましたが、脂身がカットされているなど丁寧さはあります。メンマは味付けこそオーソドックスですが柔らかく量が多く食べ応えもあり良かったです。

 

連れは「赤みそラーメン」700円(写真下)を注文。トッピングは炒めモヤシ、挽肉とチャーシューが1枚、そして刻みネギです。スープを一口頂きましたが、赤みその配合は割合濃い目の辛みそブレンドで僅かにピリ辛風味。隠し味にニンニクが効いており、スパイシーな風味にたっぷりの背脂でコクが増量されています。いわゆるこってり系の仙台味噌ラーメンという味わいで美味しいですね~。…あれ?さきほど「こってりは止めてしまったんです」って聞きましたが、ではこれが「あっさり」?(^^;

チャーシューは「煮豚ラーメン」のものより厚めにカットされたバラ肉でこちらは脂身付き。やはり旨みがイマイチですが、スープが濃厚なので若干あっさり目でバランスは取れています。麺はゆるい縮れの入った太麺で、ツルッツルの食感が良いですね。

 

日曜だったのもあると思いますが、結構お客さんの入りがよくしかも若者が多いみたいでした。Wスープを食べ比べできなかったのが残念ですが、良い形で発展解消できたのならそれはそれで良かったと思います。今度は是非定着してほしいですね。

K3100209 (07/09/09)
らーめん七八/宮城郡利府町神谷沢字新宮ケ崎72-1


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