仙台ラーメン最強伝説

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深川食堂

2008年03月11日 | 宮城県内

K3100478 塩釜の老舗「深川食堂」で食してきました。所在地はマリンゲートからもJR本塩釜駅からも歩いて数分という超一等地なのですが、長距離車は海沿いのルートに抜けてしまうため、結果的に「深川食堂」の前は地元の人しか通らないという国道45号線沿いにして奇跡的な交通量の少なさを誇り、昭和の港町の生活臭が僅かに残るロケーションとなっています。


駐車場はとくに無くて、店の横の細い未舗装の路地を入っていくと店舗の裏側にスペースがあるので他の車の邪魔にならないように停めます。駐車場と言うものではなく、空き地に停める感覚もまた昭和を感じさせます(^^;


「深川食堂」のメニューは全て良心的な値段でかつボリュームがあるのが特徴。ラーメン400円、みそラーメン500円…とワンコインメニューが揃いまして、看板メニューはもやしラーメン500円。他にも丼や定食も充実しています。今日は「五目中華そば」600円を注文です。


とにかく具沢山でカラフルな一杯です。極あっさり鶏ガラに昆布ダシの香りが僅かに付いてラーメンらしさを演出していますが、基本はたっぷりの白菜から出る野菜のみずみずしい甘さですね。鶏コンソメと胡椒でまとめてあり塩味が程よく効いた野菜スープ的なもの。疲れた後に心地よい濃い目の味わいです。


トッピングは大量の白菜に刻みネギ、そして豚バラ肉を少々。これらを流行のラードで炒める等ではなく、少量の油で炒めたか、もしくは湯通ししたような優しい加熱処理がなされています。その他にメンマ、カマボコ、ゆで玉子、ホウレンソウのおひたしにエビ、ロース肉チャーシュー歯応えありと美味しくて身体によさそうな具沢山が嬉しいですね。麺は縮れのある中細麺でしなやかな柔らかさのもの。自家製麺とのことですが普通に他店の1.5倍程度はありそうなヘビーなボリュームです。


これで600円と言うのはかなり良心的ですね。半世紀にも渡って港町の食を支えてきた「深川食堂」の奥の深さを感じます。おそらく数十年たっても、平成が終わって次の元号になっても、塩釜のこの場所で全く変わらない味を提供し続けているのではないかなぁという気がします。ごちそうさまでした。


(07/12/17)
深川食堂/塩竈市港町1-1-5

コメント
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