朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

老朽化しないマンション

2016-01-18 01:40:29 | 21世紀
老朽化しないマンション
2016/01/18
 建築後20年~30年で建て替えの話が、分譲マンションではあります。そのために、高額の積立金を積んだり、維持管理費用を払ったりしています。
 鉄筋コンクリートの建築物では、ひび割れ・外壁落下・雨漏りなどが、時間の経過とともにひどくなり、住めなくなるからです。
 超高層ビルでは、そんなことが起これば大変ですから、老朽化しない建築工法を使っています。 一般の低層建築物でも同じような工法を義務付ければ良いと思います。
 永久構造物とは言えなくても、200年保証出来る物でありたいですね。
 それは、北九州市役所のような作り方です。
 1、基礎地盤まで掘り地下室を作り、基礎杭の不要な構造物であること。
 2、鉄骨だけで、荷重を支える構造であること。
 3、現場打ちコンクリートを使わないこと。
 4、外壁・床材は、工場生産のパネルを使用し、鉄骨と締結する。
 5、パネルは工場打ちの高強度コンクリートや、金属版などの耐久性のあるもの。
 6、配管・電線類は、耐久性のある鋳物・ステンレス・太目の銅線を義務付け。
 7、ガラス・サッシは、耐震性・耐風性のものを義務付け。
こんなことで、耐久性のある建物は、出来ます。住み心地は、防音防湿パネルなどの間仕切り部品の使用でよくなるでしょう。
 現場打ちのコンクリートは、現在のコンクリートポンプ打設仕様のJIS規格では、良いコンクリートは出来ません。経年変化でコンクリートは酸化し、鉄筋が錆びるようになり、ひび割れ・漏水・破損が起こることは、自然の事です。
 工場打ちのコンクリートなれば、強度1000kg/cm2のものだって簡単に出来ます。耐久性あり、ひび割れなど起こりません。
 あまり凝った建物は出来ず、直線的な建物になるでしょうが、住む分には差し支えありません。
 現在の杭打ちは、20m程度でしょうから、深さ20mまで地下室にすれば、基礎杭は要りません。深い地下室は、戦争でも原爆でも安全な避難場所になります。
 値段は高くなるでしょうが、建て替えを考えれば、安いと感じます。
 ヨーロッパやアメリカは地震がないから、旧式の建物でも壊れません。
 日本は地震国ですから、それを考慮した超高層建築で学び、一般建築に採用しましょう。
 今のマンション価格は、一般木造住宅と同価格で作られますが、安すぎると感じます。日本の空き住宅の数はものすごい数ですが、これも、マンション価格が安いからです。そしてコンクリート造りは半永久的と信じる神話を信じているからです。
 都会のマンションが高価になり、一般人に住めないとなれば、人口の地方分散も進みます。 歳取ってみると、平屋建ての木造一戸立ちは、住みやすいですよ。通販だって、高層マンションの高層階では配達も大変でしょう?
 旧式の現場打ちコンクリート・マンションなど日本から無くしましょう。
  手抜きなき 建物作り 工場で     職人は 手抜きがあるぞ 面倒だ

IS騒動の原因者

2016-01-18 01:36:02 | 21世紀
IS騒動の原因者
2016/01/17
 「アラブの春」の結末は、シリアでのISです。昨年11月には、フランスでテロ事件を起こし128人のフランス人を殺害しました。
 「テロに反対する」と安倍首相も声を上げ、ISは悪いとしていますが、フランスもISに空爆を行い、同じような数のシリア人を殺害しています。一方的に、ISが悪いとも言えない気もしますが、ISを弁護することは、日本国内で暴力団を贔屓すると、同じように考えられ、排除されます。
 ISはどうしてできたのでしょうか?グーグルには次のように書かれています。
  外国人ジャーナリストを殺害し、その映像をインターネットで公開するなど、残虐行為を重ねながらイラクやシリアで勢力を拡大するイスラム過激派組織IS・イスラミックステート。なぜわずか数年で急成長することができたのか、その成り立ちに迫る。
 2011年、アメリカ軍がイラクから撤退すると、シーア派のマリキ首相は少数派のスンニ派を政権への脅威とみなして排除するように。何千人ものスンニ派が破壊活動の容疑で捕らえられ、虐待され、あるいは路上で殺される。
 宗 派対立が激化する中、ISの前身でアルカイダの流れをくむスンニ派武装組織「イラクのアルカイダ」が、国内外のスンニ派富裕層から資金を得て勢力を拡大。
隣国のシリアでアサド政権と反政府勢力との内戦が始まると、混乱に乗じてシリアで組織を急成長させていく。アメリカ政府関係者や中東問題の専門家は、この 時期、オバマ大統領が各方面から警告を受けながらもシリアへの軍事介入に消極的な態度を取り続けた結果、ISの勢いを加速させたと振り返る。
ISの構成員は1万数千人と言われており、その約半数(6000人程度)は今年6月末に「イスラム国家」樹立を宣言した後に加入したとされています。
 1000人以上いると見られる外国人はアラブ諸国や欧州、中国などから参加しています。
 こんな記事を見ていると、ISを成立させたのは、イラク戦争でフセインを排除したことです。アメリカブッシュ大統領に責任ありと言えるでしょう。
「アラブの春」で反政府運動を、非難せず、支持したのは、西側民主主義勢力です。国内のイスラム若年層を差別し失業させていたヨーロッパ市民にも責任があります。
18世紀以前の論理で成立している開発途上国の政府を、21世紀の論理で悪と決めつけ、武力で倒すと、その結果は、混乱だけです。北朝鮮や中国の現政府を悪と決め武力で倒すとき、似たような結果を想像しなければなりません。
リビア・アフガニスタン・シリア・ソマリア・イラクも、内乱の国になっています。これらの責任は、アメリカ及び参戦ヨーロッパ国にあります。
テロを駆逐するには、イスラム教徒を徹底的に弾圧するか、イスラム教徒を満足させる政策を取るか?と言うことですが、弾圧政策が進み、テロは益々ひどくなりそうです。次のテロはどこの国で起こるでしょうか? ドイツ?イギリス?カナダ?インドネシア? どこで起こっても不思議ではありません?
自爆テロ 21世紀の 特攻隊    悪政府 滅ぼしたあと 無政府に