朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

友人と喧嘩別れ

2009-12-16 13:31:45 | 成長
神の見えざる手2009/12/16
 飼犬のポチが轢かれて死んだのは、引越しの5日前でした。
 父親は転勤で熊本へ、祖父母は片野の公団住宅へ、私は福岡の下宿へと、一家ばらばらになった時でもあります。
 ポチは10才近くでジステンバーの後遺症で身体が呼吸に合わせ痙攣して、格好悪い重量15kgくらいの毛の長い黒犬でした。
 片野に置くか?熊本に連れて行くか?引越し荷物と一緒に送るか?など相談している時の事故でした。
 「親孝行な犬だなぁ」「犬も自分が重荷になっていることが分かったのかなぁ」
など考えながら、砂津川に流しました。(昭和32年のことです)

 何故想い出した?というと、今週、友人と喧嘩みたいになって、そのまま後ろめたい気持ちで別れた事からです。不景気の今、こういう会ももう止めなくてはいけないと思ったり、マンネリで面白くないなどと思った事が、態度や言い方で相手の人が察知したのでしょう、「止めよう!」と言い出したからです。

 「神の見えざる手」が働いて物事はひとつの調和に至るとアダム・スミスは言います。どうしようどうしようと、自分の浅知恵で考えなくても、なるようになる、ケ・セラ・セラが悩まないコツかもしれません。
 浅見帆帆子さんは、「自分の思うように周りのことは動いて行く」と、沢山の著書に書いていますが、こんなエピソードを言っているように感じます。

 「自分が考えた行為が、状態を生み出した」のが真実ならば、「良いことばかり考えておれば良い結果が出る」と帆帆子さんは哲学しています。
 しかし、自分の考える内容は何処から来るのでしょうか?
 自分の潜在意識から?神の導きから?としたいけれど、相手の態度・発言から誘導されたことも多いように思えて、自分の意志のみで考えているのではない、やはり、神の見えざる手は現代でも働いておると考えるほうが正解に近いと感じます。

 民主党も鳩山さんも、「自分で決定しそのように行う」と我を出さず、神の見えざる手はどこに働いているか、と考えながら、「桐一葉落ちて天下の秋を知る」と社会の流れを見て、それに乗って欲しいですね。
 鳩山さんも長くなさそうですし、小沢さんにもアセリを感じます。
 菅さんも出番は近いとダンマリを決め込んでいますね。

原因と結果の法則

2009-03-28 11:22:26 | 成長
「原因と結果の法則」を考える 2009/03/28
 ジェームス・アレンの「原因と結果の法則」は随分前に読みました。若い人の成功法則の本を見ますとこの本のことが引用され肯定されています。
 原因があってそれがあるプロセスを通して結果となる。現在の状態は結果であって、それには以前の原因がある。「くさいものはもとから絶たなきゃ駄目」と解釈していました。

 HCI(ヒューマン・コミニュケーション・インスティテュート)の勉強では「意図のように結果はなる」と習い、実感したことがありました。

 先週、アポイントした相手からすっぽかされたことで、思い出し考えています。相手は約束を忘れたのでしょうが、忘れる原因は「会いたくない・面倒な話は嫌だ・すっぽかしても問題無いと舐めている」のでしょう。交通事情・天候・突発の用事などであれば、携帯電話で連絡もつきます。このすっぽかしは物理的なものではなく、動機的・感情的理由でしょう。それを「意図」と表現すれば「意図と結果」は同一と言えるでしょう。この人とは付き合うべきではないと決心しましょう。

 こんな屁理屈を言いたくなったのは、上原先生の講義で次のようなことを勉強したことからです。
     人間の能力=知力X度量=Iq X Eq
知力(Iq)=言語能力X理論数値能力X空間認識能力
     度量(Eq)=忍耐力X行動力X意志力XやさしさX熱意

 昔読んだ京セラ稲盛会長の本で次の公式がありました。
     人生の成果=能力X熱意X考え方
 私はこう解釈します。能力=レンズの面積
           熱意=レンズの焦点距離の逆数
           考え方=レンズの曲率(凸レンズ=+ 凹レンズ=-)
 日光を集めて高熱を出すとき、その高熱を人生の成果と考えれば、その要素は能力(レンズの大きさ)X熱意(焦点距離の逆数)X考え方(曲率)である。
 私たちは勉強し自分のレンズを大きくしなければならない。そして曇りなきよう常に磨いておかねばならない。一点に集中する焦点がいる。凹レンズのように拡散する曲率では何の成果もあげられない。

 上原先生のお話と稲盛会長の話を混ぜ合わせて理解するとき、
      知力=能力=レンズの面積
      度量=熱意=(1/焦点距離)* 曲率
   と考えれば、知力・度量を掛け合わす意味が理解できる気がします。

  物事の考え方には定性的考え方と定量的考え方と分けて考えると理解しやすい場合があります。
   定性的な能力=空間認識能力、やさしさ、熱意
   定量的な能力=言語能力、理論数値能力、忍耐力、行動力、意志力

 「原因と結果の法則」と言うとき、定量的能力を優先している気がしますし、
 「意図と結果の法則」というと、定性的能力を主に考えている気がします。

 デジタル・アナログという分類の仕方を当てはめてみると、脳細胞の働き・機能として、デジタル=定量的考え-=左脳で処理し、
       アナログ=定性的考え=右脳領域の働き だと考えました。

  年取ってくると、経験も多くなり、いろんな見方が出来て楽しくなります。
  こんなこと考えてそこから何も生まれる訳でもないのですが、少なくとも習ったことの概念が立体的な自分のものになり、「わかった」とうれしくなります。
   ***概念=自分の頭の中に作った一言で言える定義
  しかし、そんな考えたことを言葉にして表現することが正確に出来なくてさびしくもあります。

  上原先生は、成長限界の原理は、人間頭脳の能力には当てはまらないといわれます。人間の肉体能力や物理的能力は限界が来て、そこをピークにしてあとは成長限界の原理をグラフに描いたようにように低下していく。
  しかし、頭脳は100才を過ぎても活性化しておれば、成長し続けている例が沢山あるそうです。
  聖路加病院の日野原重明先生や、しいのみ学園の明治39年8月16日生・102歳. 地三郎博士、日産自動車のミスターKこと93才現役片山豊さんなど高齢で活躍されています。
  成長限界の原理は、限界を意識したとき自分に適用されるものと考えよう。
  私は、ミネラルの摂取とあらゆる範囲の勉強を手段として、140才に私の肉体的な限界を設定しよう。

私の上原塾

2009-03-23 14:17:39 | 成長
歌を作りました
  1月の上原塾のあと、塾生の永原則昭さん・中尾高子さん・森尾恵さんで二次会をしました。
  上原塾の歌を作ろうと言う人がいて、作詞 渡邉 作曲 永原 取り纏め
中尾 で進めようなど決まりました。
  私の作詞は以下のようなものです。


私の上原塾
 上原先生の一言一句
 すべてをメモに書いてます
 集中姿勢の心地よさ
 明日を明るく感じます
 心が少し跳ぶ時はまじない言葉"Reset Next"

 線形思考は小学生
 でたらめ度こそ高校生
 何でもありの今日・明日
 決まった未来はありません
 あれこれ悩みの出るときは"Reset Next"

 すべては私のイメージから
 変化の力はそこにある
 温度差発電・淡水化
 南の島に出来るでしょう
 次の時代は日本発 悩みを捨てて"Reset Next"

   昨日 この歌のデモCD が送られて来ました。
   ハモニカとギターの伴奏で路上ライブの雰囲気の歌になっていました。
   「青いベンチ」でヒットした「さすけ」を思い出すような若い青春の悩み風のものです。

    聞いてみたいなと思われる方は、中尾高子さんに連絡下さい。

幸せのテスト

2009-03-23 13:43:52 | 成長
幸せのテスト2009/03/23
3/19の上原成長塾で、上原先生はアンケート用紙を配られました。
 引用「脳にいいことだけをやりなさい」2008年発行 著マーシー・シャイモフ
翻訳 茂木健一郎 出版社 三笠書房 と注記されています。

 次の項目それぞれで、自分に当てはまる点数をつけ合計します。
 あなたは何点でしょうか? 1=まったく違うから 5=完全に当てはまる を5点満点で20問に自分の思う点を記入します。
 100点から20点の間に合計点は分布します。

  この質問の内容がすばらしく、考えさせます。
第一問 「○ 人のいいところを探すのが得意」とあります。
 私はこの問に、何点をつけることができるだろうか?
 ニュースキャスター古館伊知郎たちは人の悪いところを探す名人にして良いところを捨ててしまう名人で、この問に対して0点だろう。
 そしてそんな想像する私も人の悪いところをみているので減点1の4点にしよう。

 人のいいところを探すのが得意な人であれば、他人を責めることもなく、他人を誉めることが多いでしょう。そういう上司がいれば、一緒に仕事をするのが楽しいだろう。そして部下の信頼を受け取る上司も幸福だろう。
 そうだ。人のいいところを探す能力は、自分が幸せになる条件の一つだ。

 テストに何点をつけるか考えているとき、そんな思いが自分の頭の中をかけめぐり、反省しきりとなります。

 ベストセラー「脳にいいことだけをやりなさい」を買って読もう。
 20問どれも、考えさせるよい質問です。

 あなたは何点を入れられますか?

○世の中は自分に優しい。
○ 何でも人のせいにしない。
○ 心の奥に穏やかな満足感がある。
○ 人生は大きな冒険だ。

見るまえに跳べ

2009-03-23 11:12:26 | 成長
見るまえに跳べ 2009/03/23
 学生時代に読んだ大江健三郎の短編小説です。
 安下宿で隣の部屋のすべてが分かります。主人公の学生の隣には若い美人パンパンがいます。アメリカ兵を連れ込み商売をします。流し台にまたがり洗浄します。学生は彼女を正業に付かせたいと思うのですが、相手のことを観察すればするほど行動することが出来ません。そして2階の窓から跳び下りるシーンを想像し、下の状態を見てしまえば跳べない、見るまえに跳ばなけりゃ跳べない、私はもう跳べないと諦めるのでした。

 第1回南極越冬隊長 西堀栄三郎先生の本に「石橋を叩けば渡れない」というのがあります。タイトル通り、考えすぎて留まってしまうインテリを批判していました。
 まだ戦後の色の濃い時代で「兵は拙速を尊ぶ」というような楽天的な気分が満ち溢れていました。

 私は、2009年になって見るまえに跳んでしまい、おたおたしながら思い出しています。
 この2月から兄弟会社S機械の社長を兼務することにしました。
 年商15億・従業員90人・負債9億・今年1年の借入金増加額9千万の会社で、社長Fさんの老齢引退の後釜です。
 1ヶ月たって内容が分かるほどに自分に出来るだろうか?何処から手を付けるか? と頭に常に浮かび寝られない状態が続いています。
 先の小説の題のように、調査し検討したら受けられる仕事ではありません。
 見るまえに、石橋も叩かない行動で、損得で考えると怖くてたまりません。

 S機械の創業者は、私の父親であるし、私の弟が副社長として勤務しています。
 私も弟も担保を提供し、融資の保証人になっています。
 見捨てて逃げるわけにもいかず、他人がやってもリスクは変わらず、再建には私以外に適任者はいないと、乗り込んできましたが考えると重くなります。

 私に才能はありませんし、お金もありません。
 借金が多くても、返済した分を新たに借りる、そうして実質的に借金の返済をゼロの状態をつくれば、毎月黒字経営を行えば少しづつでも返済原始が出来る。お客様・金融機関の援助を頂きながら、10年で安定した状態になろう。

 そう決心すると、どうにかなりそうにも思えてきました。
 ミツワ製作所だって、破綻寸前でしたが、現在10年目でなんとか回るようになりました。
 現在70才の私ですが、10年計画、80才を目標に頑張ろう。
 神様がボケないための宿題をくれたと考えよう。
 10年後、体重85kg でスイスイ歩きながら、新たな打ち合わせのため、東京・大阪で地下鉄に乗っている姿を想像しながら、毎日の改善を考えよう。

 年寄りになると、10年と言っても、そんなに先の夢物語には思えません。長さもそんな長期とも感じません。
 10年くらい掛かるプロジェクトは、70才くらいの人間が適当かもしれません。
 人生倍増計画をたて、140才までの健康長寿を保つとすれば、80才までの10年など小学校卒業までの時間でしかありません。
 
 テレビを見ずに、新聞も読まず、これから10年、小学生になった気分で前進しよう!

 PS:この2ヶ月ばたばたしてしまって、ブログの書き込みが出来ませんでした。
  「いきいきフレンド」もブログも再開します。また眼を通して下さいませ。
  パソコンが自宅・ミツワ製作所・曽根湯布院機械の3ヶ所にあり、それぞれから発信しますが、アップロードした控えはそれぞれ別になりますので、ブログ自体が私の控えになりました。

幸福とは何か?

2008-09-30 11:08:08 | 成長
幸福とは何か? 2008/09/30
 上原春男先生のチャレンジ経営塾の講義です。メモを見ながら復習します。
 「お客様に幸福を感じて貰うことが、企業の創造性であり、社員の創造性を引き出すことが経営である」と言い切られます。
 そこで「幸福とは何だ?」と、皆の考えを統一し定義となるように、話を進められます。

 ラッセルの幸福論をパワーポイントで映します。
 「たいていの人の幸福にはいくつかのものが不可欠である。それは単純なものだ」
1、 食と性
2、 健康・愛情
3、 仕事上の成功
4、 仲間からの尊敬
不幸の原因
1、 恐怖
2、 ねたみ
3、 罪の意識
4、 自己への哀れみ
5、 自画自賛

****************************************************
20世紀初頭、ラッセルの時代は、この4つで満足していた。
 私の子供時代、この範囲で幸せであり、眼を輝かせていた。
 しかし、マズロー博士の欲求の五段階説に言うように、第五段階に進むと、自己実現の欲求が顕わになり、現代日本では不幸を感じるものが大半となった。
 小学校の子供でさえ、不幸を言い出す時代である。
 と先生は話されます。
    ****************************************************

不幸の原因に恐怖・ねたみを第一の原因に挙げられているのは、マイケル・ボルダックのコーチングの話を聴き、秋葉原事件など考えていたこともあり、「そうだ。そうだ」と肯きました。
 「恐怖」について、森永卓郎さんの「モテなくても人生は愉しい」という本を読んだばかりで、恐怖の次元もいろいろあると感心したところでした。
 この本の前書きにこう書いてあります。
 「第2の不幸な階層はITベンチャーに代表される新興の金持ちたちで、私は何人もの新興金持ちたちとお会いしたのだが、かれらが幸せそうだと思ったことは1度もない。
 たしかに運転手つきの高級車に乗り、六本木ヒルスに住み、高級レストランで食事をしているかも知れないが、彼らはいつも疲れていて、そして怯えている。
 一度大金を手にすると、それを減らすことに恐怖感を覚えてしまうのだ。
 だから、その恐怖を振り払うため夢中になって働くのだ」
   ******************************************************
 良い恐怖と悪い恐怖があるとすれば、これは良い恐怖で、社会貢献になっていると感じますが、第五段階の自己実現の幸福観を感ぜず、第一段階の恐怖を感じているのは、意外な気がします。

 「ねたみ」は社会を破壊する感情で、秋葉原事件を起こしたワーキングプアの心理であり単に本人の不幸として記述される以上の現代日本の病理であると感じています。テレビマスコミ・民主党幹部・ニュースキャスターたちは、「ねたみ」を助長するような発言をし、意図せずとも日本を腐らせているように思えます。

 今日、上原先生から、損益分岐点の考え方を学びました。
 不幸の損益分岐点という概念を作りますと、恐怖・自己への哀れみ・罪の意識と不幸の率が高くなり、この不幸の損益分岐点を超えると「ねたみ」となり、社会への復讐という行動になると感じました。(利益の分岐点では、越えると利益が生まれ、社会貢献という行動になる)

 現代の若者ワーキングプアへの対策として、公平な雇用・生甲斐の醸成を私たちも自分の範囲で考え、対策しなければならないと感じました。
 私たちに出来ること
1、 外国人労働者を雇用しない。
2、 人材派遣・パートタイマーを雇用しない。
3、 厚生年金保険を掛けさせ、会社も半分負担する。
4、 会社内での仲間意識の涵養
5、 会社が成長する。

自分自身のための幸福観増進方針
1、 とにかく、行動する。
2、 損益分岐点の考え方を、すべての思考・行動の基準とする。
3、 勝者としての考え方(思考方法)を身につける。
4、 他人を愛する
5、 他人から愛されることを肯定する。
6、 自己確立する。(他人に頼らず、金銭的に独立する。)
7、 会社がうまく運営されている。。
8、 会社が成長し流行っていることをPRする。
9、 会社が常に成長・変化している。
10、 社会変化・お客様のニーズに適応する

私が幸福という単語に反応し、こんな文章を書いているのは、自分には幸福になる資格がないなどと考えていたか、又、自分は幸福でないと自己イメージがあるのだろう?
 イメージの改造から始めなくてはならないとすれば、70才は歳とりすぎているけれど・・・・・?
 ゼロから作り始めて私になるまで70年かかった。
改造計画の完成はあと70年、140年の寿命がいる。
これは、執着だろうか?

70才になっても高校生みたいな文章を書いているなぁ。
人生再度70年にちょうどいいかもしれない。

ホンダの軽の宣伝で「ちょうどいい」「ちょうどいい」といっています。
今度、あれにしようかな?

勇気と,想像力と少しのお金

2008-09-18 10:30:28 | 成長
勇気と想像力と少しのお金2008/09/18
チャップリンの言葉です。 ゲリラ・マーケティングの講習会でウイリアム・リードさんに教えて頂きました。
私たち日本人に欠けている徳目・生きていく上で一番大切なこと と理解しています。
三井生命のおばさんの営業キャンペーン、「座右の銘を色紙に書きます」に乗っかって書いて貰いました。社員食堂に掲示しました。

勇気とはどんなものでしょう。
今、自分がいる快適環境から抜けるのは恐ろしい。その恐怖感を撥ね退けるのが勇気です。
今の環境に満足して、そこから動かなかったら何も変わりません。
そのうち世の中が変って、自分が思っている快適環境が崩れさることもあります。
昨日のリーマン・ブラザースの倒産で、日本法人の従業員は給与80%カットと報道されています。高給の外資企業の快適条件は崩れ去りました。

人に拒絶されるのが怖くて、飛び込み営業あるいは彼女へのアタックが出来なくてしょぼくれていても何もかわりません。勇気を出して行動しましょう。
言い換えれば、ハングリー精神です。何もない辛い環境・戦後日本の環境では、守るべき環境がありませんので、公害も何するものとガムシャラに前進したのが高度成長でした。

私たちは、想像力を駆り立て今の環境から抜け出た姿をイメージしましょう。
想像する理想の姿が無くては、勇気の出様もありません。

福田首相も、理想社会を想像することが出来ず、悪いほうに、悪い方にと想像し「私はあなたと違って先が見えるんです。客観的に自分を見ることが出来るんだ」といって辞職しました。

「脱石油国家になるんだ」「技術立国を進めるんだ」「そしてその技術を世界に広めるのだ」などと目標を立て、実際の施政・予算の配分をして、「海洋温度差発電の試験プラントの3基を 東電―IHI 関電―三菱重工 九電―新日鉄
のグループに発注する。これで不況のプラントメーカーが息を吹き返し日本産業のリーダーとして新産業を生み出し、脱石油国家としての発展を想像する。
私たち個人でも、企業でも、保守的になって今まで通りがいいのだというのは、想像力のないことを表している。
マニュアルが必要なのは、JRの列車を2分間隔で走らせるためだ。ジェネラリストたる一般人は、日本の基本憲法・聖徳太子の十七條憲法の精神から外れないかのみを基準に行動を計画すべきだと思います。

汚染米を売った業者の名を公表したところ、自殺者が出ました。マスコミは野田聖子大臣に「氏名公表は正しいやり方だったと思いますか?」と訊いています。
責任を他者に求める、日本戦後教育は今も蔓延しています。
自己責任はこんな時こそ評価しなければならないと感じます。
こんな質問が出るようじゃあ、私たちの子供のときのような、学期末試験成績の貼り出し公表など絶対に出来ませんね。そして隠ぺいが始まり大分県のような教員汚職が当たり前になるのです。

想像力は個人のものです。その責任は自己にあります。失敗の恐怖を乗り越えて勇気を発揮したとき、満足感が生まれます。

助けは何処からでも来ます。
少しのお金があって、まずやり始めれば銀行からも応援も得られるでしょう。
少しのお金だからこそ、ハングリー精神も生まれ、人間進歩するのです。

大きいお金があったら、そこに安住するでしょう。そして不道徳な刺激を求め、あのイギリス女性を殺害したらしいパチンコ屋の息子みたいになるでしょう。
大きいお金は欲しいけれど、道徳・倫理を個人・企業は守らなければなりません。そうでないと満足感もなく、つぶされてしまいます。
国レベルでは、道徳・倫理は古代の堯・舜の世にしかありません。
日本の国はアヘンを中国で売って戦費を賄ったし、ロシアは今もグルジアを占領しているし、中国はチベット人を虐殺しています。
国家は、自国民を守るためなら何をしてもいいのだと理解するのが正しい認識と思います。
個人は家族のためでも犯罪はいけません。
企業は社員のことなど本当は考えていません。リーマン・ブラザースは80%給与カットですものね。社員のことを考えてやっているのは、お役所です。
ですからどんなことをしても教員になりたがるのでしょう!

マイケル 大好き!

2008-09-08 15:57:25 | 成長
マイケル・ボルダックのセミナーに参加しました。
                              2008/09/08
「達成の科学」と呼ばれる成功する考え方・行動の仕方のセミナーです。
 アメリカはすごいなーとつくづく感じました。
 日本人では出来ない考え方だと感心しています。
 セミナーの内容は絶対ばらさないと文書にサインしましたから何も言えません。

 アメリカから来た、都会東京で成功を目指す人々へのコーチングです。
 最先端都市での成功の考え方は、私ども地方の製造業にたずさわる者の考え方・定義とは違うようで、具体的な行動による生産者などは対象の人間に入っていないのではないか? などと感じました。

 コミュニケーションだけで、物の生産も出来ると、受講者は考えているように思え寂しい気がしました。

 これは心理学の実用セミナーとも言えます。
 不登校の学生・ニートの改造、秋葉原事件の派遣社員の心理状態とその改造、
などに効果が期待でき、現代学校教育を補完するものとして効果あり と私は感じました。
 理論の記憶、解法の記憶で事足れりとする現代教育を改造するヒントだ とも思いました。
 大分の辞職したワイロ先生は、こんなセミナーを受講し自分のものとして後再度採用するなどの利用法もあったろうと思います。

 習っても行動出来なかった自分に足りなかったのは、感情だと気づきました。
 計画を立てて実行する際、気分が重くなるのは何故か悟れました。

 私の行動を止めようとする障害は、自分にあります。
 HCIで20年前勉強した、自分のビリーフがカサブタのように自分を覆い尽くしている有様もイメージ出来ます。
 マズローの5段階の欲求の意味が初めてここで理解できました。
 このセミナーを受講したのも、HCI[Human Communication Institute]
の勉強の続きだ。HCIが私の学びの原点だと感じています。

「新しい自分を作る10の秘訣」を読んで

2008-08-28 13:10:13 | 成長
「新しい自分を作る10の秘訣」を読んで2008/08/28
私は、「10の秘訣」「○○の13章」「「33の法則」などと言う数字の入った本は、敬遠することにしていました。
 項目を並べられ、それを記憶し、そのように実行するのは、重苦しく感じ、実行出来ない自分をつらく感じて、嫌だったのです。

 リー・ミルティアさんは、サイコサイパネティクスの指導者ですから、そんな雁字搦めの教条的な話には、なりません。
 全体としての共通した大きなイメージがあります。

 講義の途中で、余談ですがと話されることが、スーと頭に入り、「そうだ、そうだ」と納得できます。
 私の好きなところを抜書きします。

 余談ですが、私は「自分でできるようになるまでは、できるフリをする」ということをモットーとしています。できるフリをしていれば、次第にできるようになるのです。

 私はもう一つ信念というよりむしろ哲学のようなものを持っています。
 「人生とは鏡であり、自分が行ったことは必ず自分に返ってくる」ということです。

 自分が行ったとおりに自分に返ってくるとはかぎりません。自分が相手によくしてあげても、相手は自分に同じくらいよくしてはくれないかもしれません。
 しかし、相手に対してエネルギーを使えば、必ずなんらかの結果が返ってくるのです。ですから、自分を愛し、いろいろなことにチャレンジしてみてください。

 その通りですね! 成長・勉強の重苦しさは何処にもありません。

 無料でダウンロード申し訳ない気持ちもします。
 娘にもコピーしてやろう。

類は友を呼ぶ

2008-08-08 11:18:15 | 成長
類を以って集まる2008/08/08
 倫理法人会の集まりにさそわれスピーチをしました。
「140才まで生きる」と言う題で、若い人には興味もないと思うのですが、皆さんの聴く態度は最高で、気持ち良くしゃべれました。
 早朝5時半の清清しい雰囲気の中で、自己を高める修行をしようかと考える人がいるのは、すばらしい日本です。30人の集まりでした。

 真面目そうな人ばかりで、大声を出す人もなく、スムースに進行しています。普段から仲良くされているのが見てとれます。
 ハッタリが巾を利かす組合やロータリークラブより格上と感じました。

 倫理という単語に初めて触れたのは、石川達三の「不安の倫理」という随筆集でした。戦後の道徳荒廃を嘆く、若い人への教訓のような本でした。
 倫理=道徳 と解釈できて、石川さんはなぜ「不安の道徳」としないのだろうと子供心に疑問を持ちました。
 今、辞書を引いて見ますと、Ethics の翻訳語として井上哲次郎が作ったとあり、道徳と同じと書いてありました。

 屁理屈ですが、私は「倫理」は「道徳」より高級な概念が含まれていると解釈したいです。
 「道徳」は、親が子に教えるような生活基準であって、他人にも強制してよいような「徳目」を想像します。
 「倫理」には、他人に強制するのではなく、みずからが実行する、自分を律する「徳目」と定義したいです。
 道徳は他人との係わり合いのルールであり、倫理は自分が道徳を実行する根本の信念・倫理観そのものと理解したいです。

 現代の日本では、自分の不具合・社会の不具合の原因は自分に責任はなく他人にあるとして、他人を批判します。これが、日本を嫌な国にしています。
 元凶は、小沢一郎・鳩山由紀夫・菅直人・日教組・テレビコメンテーター(古舘伊知郎・田原総一郎)です。
 彼らは倫理観がありません。
 立居振舞は道徳的に見えますが、本音と建前の差そのもので本音は非倫理です。
 倫理と言う単語を宗教色をなくし、自分を倫理的に律する人が、次の世代を作るでしょう。
 
 話は元に戻りますが、倫理法人会のメンバーは、外部から見るとよく似ています。
 ことわざに「類を持って集まる」と言いますが、義理とか仕事関係でない集まりは、似た考えの方が集まるのだなぁと納得しました。
 共通な点は①笑顔②発声の感じ③座っている姿勢 などを挙げたいです。

 倫理法人会も、見方を変えると、子供時代の日曜学校やラジオ体操仲間の大人バージョンとも言えます。
 子供たちはゲーム機や携帯電話・テレビ・塾通いが忙しく、他人との共同生活をしません。
 それこそ次の世代が、何かの理想や目的・目標を達成出来るか心配です。
  
 日曜学校・ラジオ体操・囲碁クラブ・スポーツクラブなど学校を離れた集団活動に参加させましょう。
 類を以って集まるところに、共通の価値観・自分の考えの熟成が生まれ、成長の弾みがつくでしょう。

 北九州市には、少人数が、安価な費用で集まれる場所も少ないです。まして駐車場付きなど都心にはありません。
 先日、大野城市の「まどかぴあ」に行きました。理想の集会場でした。市役所に隣接する1等地を使っていました。

 北九州市は、この倫理法人会のような集まりを把握し、市報の別刷などに、こんな活動があるよ・こんな集まりがあるよ・どんな人が参加できるよ・連絡先は・などを知らせるサービスをしませんか。
 お仕着せの公民館活動より、自発的な活動のほうが、次の世代の教育に役立ちそうに思います。

 ついでに言いたいのは、西日本展示場や国際会議場の催しを、伝えたい人にいい方法で伝えることです。
 ホームページもいいですし、学校団体へのポスター掲示など効果的と思いますが、実施されていないようです?
 市の広報は、税金払えとか企業営業活動は悪い などのイメージがあり、読ませるより、職務消化・予算消化を目的にしているようです。

あなたの会社は何をする会社ですか?

2008-07-25 11:42:16 | 成長
あなたの会社は何をする会社ですか?2008/07/25
上原春男先生のチャレンジ経営塾の講義です。
 企業を成長させる五つの基本的心得
 1・企業とは何かを明確に理解しておくこと。
 2・自分の企業は何をする企業であるかをよく理解しておくこと。
 3・企業を成長させるという信念を持つこと。
 4・明確な成長の目標を持つこと。
 5・大局的視野を持つこと。
   (文明の変化を読み取ること)

 何度も聴いて解っているつもりでしたが、7月17日の講義では、改めて眼から鱗の感です。
 実例として挙げられる内容がすばらしく、潜在意識まで届きました。
 「自分の企業は何をする企業であるか?」の例としてセコムを挙げられました。
 飯田亮さんは、ガードマンの仕事を始められ、「自分の会社は、人の安全・財産を守る」と定義されました。
 警備会社として基礎を固め、社員の安全を守る目的で機械警備システムを開発し、超一流の企業になりました。
 今日、セコムは単なる警備会社ではありません。
 「人の安全・財産を守る」という定義から仕事の範囲を広げ、
① 民間刑務所の運営をしています。
② サミットの会場となった、洞爺湖のホテルもセコムの経営です。
③ 病院を、各地で経営しています。
④ 子供の安全のためのグッズを開発販売しています。

ローコストで警備する。社会の安全のため、失業対策として雇用を守る などと定義していましたら、このような発展はしていないでしょう。

セコムは、「自分の会社は安全・安心を売る会社である」と定義して、あっという間に成長しました。

 自分の会社をもう一度見直し、今の定義を買える必要があります。
 現在一流と言われる企業・人に於いてもこの定義の不明確な場合が多い。
 銀行の人に「貴方の会社は?」と訊くと、「銀行です」としか返ってこない。
 病院の人に「貴方の会社は・・・・?」と訊くと「私は医者です」という。
 大学の人に訊くと、「大学教授です」としか言わない。学生からお金をもらっている存在なのに威張っている。

 銀行も病院も数が減っています。
 大学も現在ある400校は、200校になるでしょう。
 自分達の大学が何をする大学か、定義付けられずにいる大学は淘汰されるでしょう。
医者だって、「病気を治す」という定義と「健康を守る」という定義では随分差が出るでしょう。

私の会社ミツワ製作所は何をする会社でしょう?

注文を受けて、水栓金具部品の旋盤加工をしています。
            ↓
日本の製造業を支える金属部品を、作っています。
            ↓
日本一安く・品質の安定した、旋盤加工をしています。
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健康で文化的な生活を応援する企業です。
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問題を潜在意識に預けよう。
問題「ミツワ製作所は何をする会社ですか?」

ストレスを感じない人

2008-07-15 10:38:50 | 成長
ストレスを感じない人 2008/07/15
 顔面神経症になった友人がいます。原因はストレスと診断されていますが、なかなか治りません。
 この人はもう10年以上ストレスの中で生活しています。
 証券会社の営業課長をしていましたが、損をしたお客さんに責任を感じるのでしょう、自腹で接待したりするのです。バブル時代に建てた豪邸も処分し、家族を四国の実家に住まわせ、単身で仕事をしていましたが、その証券会社も他社と合併新会社となってしまい早期退職し、場末のアパートから歩合のセールスマン生活をしています。
 よくやるなぁ。私だったらどうするだろう?と尊敬の気持ちを持って付き合っています。
 初期なら、インターフェロンの点滴で治るが、遅れると自然治癒には時間がかかるそうです。帯状疱疹のウィルスからだそうで、彼のストレスはこれで倍加しているようです。

 テレビで「山本モナ」のスキャンダルがでています。モナさんはストレスなんか感じない人のようで、彼女は顔面神経症にはならないでしょう!

 そう考えながら、芸能人を思い浮かべますと、そんな人が次々にでてきます。
 No 1は、神田うの と思います。彼女は他人がどう思うかなど考えたことなどないように見えます。
 No 2は、松田聖子 したい放題で神田正輝がどう思うかなど考えもしないでしょう。
 No 3は、山本モナ、杉田かおる 彼女たちはスキャンダルを売り物にし自ら楽しんでいるようです。
 男では野球の清原・桑田でしょう。彼らも他人がどう思うかなど考えたことがないように感じます。
 頭の良くて、ストレスなど無視し感じない人としてNHKの青山アナウンサーと、今は地方局であまり写らないけれど目加田頼子アナウンサーを挙げたいとおもいました。

 ストレスを感じない人がいいのか? 顔面神経症になるまでストレスを感じる人がいいのか?
 私も顔面神経症になる候補のひとりのように思えます。嫌だなぁ。

心の中の黒板

2008-07-11 09:21:30 | 成長
心の中の黒板 2008/07/11
ドクター・モルツのCDセミナーも、マスター・コースに進級しました。
 今朝、勉強したところはよく頭に入り、「これだ!」と思いました。

 教室の黒板には、隅から隅まで文字や絵が書かれています。それを想像します。 これは潜在意識(サーボ・メカニズム)に指令を与える連絡板です。
 サーボ・メカニズム(奴隷のように指令を絶対実行する頭の中の機能;潜在意識)は連絡板の内容を読み取り、その通りに実行するのです。

 黒板が一杯になって、新しいことが書けなくなっている状態が、現在の私です。
 黒板に書かれてあることは、過去に判断したことで、「私は賢い・馬鹿だ」「世間は冷たい・暖かい」「私は魅力がある・ない」など、幼児決断などと呼ばれるものです。

 黒板拭きで消そうとしますが、チョークは石灰化して消えません。水拭きして消えたと喜んでいても、乾くと又現れてきます。

 特別な強力な黒板拭きだと消すことが出来ます。そんな道具をパワーツールとして自分の黒板に使います。
 キレイになった黒板に、新しいことを書き込んでこそ、潜在意識に読み取らせ、自分が変わる事が出来るのです。

 「人間は、自分がこんな人間だと考えている通りになる」
 「人間は、過去の自分の考えから作られる」
などと言われますが、「心の中の黒板に書いて消えなくなった事柄の通りに振る舞い、行動している」のが現在の私と思うと寂しいですね。

 ドクター・モルツは、強力な黒板拭き(パワーツール)が3つあると指導します。
 1・他人を許す。
 他人への怒り・恨み・不満は、多く黒板に書かれていて、自分の行動を限定しています。許せば消えます。
 2・自分を許す。

 過去の失敗が自分を制限しています。過去の未熟な自分を許しましょう。過去の失敗の記憶もこれで消すことができます。
 3・自分と競争する。
 他人と比べてもしょうがないことです。
 氷川きよしより歌が下手といって落ち込んでもしょうがありません。
 氷川きよしより計算は上手だと言っても自慢にもなりません。
 周りの誰かと比べるのは、そんなものです。
 昨日の自分と比べて進歩したか? を競争しましょう。

囲碁の、苑田勇一九段の作戦に「攻めず、守らず」「美人は追わず」「生きている石の傍は小さい」があります。
 これを実生活の基準として生活するのが、紳士の、大人の生き方と思うが具体的に如何するのか? と考えたことがあります。
 そしてその年の作文集の題を「攻めず、守らず、こだわらず」としました。

 この「心の中の黒板」の強力黒板拭きたる「パワーツール」こそ【攻めず、守らず、こだわらず】の生活法だと気付きました。

 これも、昔、自分の潜在意識に「大人とはどんなものだ?」と質問をしていたことの回答だと感じました。

 他人を許す。
 自分を許す。
 自分と競争する。

 こういう科白は、昔からいろいろ聴きました。
 生長の家でも聴きました。
 ジャンポールスキーの一連の著作のテーマもそうでした。

 「心の中の黒板」の例えは、よく理解出来ました。
 教条として教えられることは、言葉として知っていることで終わり、法律で
 してはいけないと規制される限界を知ることに思えます。
 日本の学校教育が、人間教育になっていないのは、真の理解に至ることを放棄し、知ることの試験に終わるからだと感じました。
 理解に至る道は、沢山あり、たとえ話・実例はその効果ある道の一つです。
 私の作文もそんな効果のあるものでありたいな。

龍村ヨガセミナーを受けました

2008-07-03 13:28:59 | 成長
龍村ヨガセミナーを受けました 2008・7・3
 「呼吸健康法と乳酸」という題のセミナーで、龍村修先生(龍村ヨガ研究所長 ヨガ歴38年)の指導です。
 私の持っていたヨガのイメージは、「哲学的な瞑想や苦しい姿勢でストレッチする修行で、インド的悟りの方法だ」と言うものでした。
 今回習ったヨガ呼吸法は、身体の原理に基づいた体操を呼吸しながら行い、呼吸のための筋肉を柔らかくする実用的なものでした。

 初歩の呼吸法を少し習っただけですから、偉そうなことは言えませんが、ご使用前・ご使用後の差を実感しました。呼吸の深さ・身体の柔らかさ・関節の可動域の広さ・自分の気分の良さに効果がありました。

 参加者は40人くらいでしたが、長年ヨガに親しんでいる人の多いのと先生のお人柄からか緊張感ないリラックスした和やかな雰囲気の中で、この中に居るだけで心地良い感覚があります。

 機能活性型乳酸・ラックという健康食品の人集めの目的もありました。

 龍村先生に「ヨガだけでなく、こういうネット商品を勧めるのはどうしてですか?」とお尋ねしました。ヨガの値打ちが下がる気がしたからです。
 「ヨガの指導していると身体の具合の悪い方も来られ、ヨガの範疇を超えた相談を受けます。現代西洋医学では対応出来ない中で、ホリスチック療法の効果の実績のあるものを勧めています」と言われました。
 頭の固くなった人なら言わないだろうMLMも肯定され、ヨガで身体が柔らかくなれば頭も柔らかくなるのだなぁ と感心しました。

 会場は大野城市の「まどかぴあ」という大きな施設です。
 立派な会場で、駐車場も無料 小部屋も沢山あり色んな催しがあっていました。
 建物がいいと、集まる人たちも垢抜けて見えます。
 食堂でフルーツプレート500円でした。大皿に果物山盛り・コーヒーつきで安いなぁと思いました。
 北九州市は、こんな施設はありません。屋根付き競輪場より、役に立ち都会生活を楽しめます。うらやましいなぁ!
 

欧米の100年前の本

2007-10-30 09:38:21 | 成長
欧米の100年前の本
 最新刊の本でなく、いわゆる古典でもない欧米の本が、日本語に訳されて出版されています。
 面白いですよ。翻訳が上手なのか、時代の差を感じさせなく読ませます。
 中国や日本の古典は、数百~数千年前のもので、時代の背景と単語の解説がないと理解出来ないことが多いです。これは、例え話や実話で、著者の考えを説明しているからだと思いました。
 私が今読んでいる、100年前の本は、唯心論の考えや、道徳、心理学を、短い文章で随筆風に書いたもので、違和感なく読めます。丁度、ロシュフーコーの箴言集を、現代風に書いてあるように思えます。
●バルタザール・グラシアン著 「賢人の知恵」ディスカバー発行 1700円
 17世紀のスペインのイエスズ会の修道士の書いた、人付き合いのコツという内容ですが、知性的な気持の良い付き合い方を、昔の人も求めていたのだなぁ、現在より洗練された社会だったのだなぁ と感じました。

●チャールス・F・ハァネル著 「ザ・マスターキー」河出書房新社1400円
 生長の家「生命の実相」のエッセンスを、功利的・実学的に書いてある本です。
 1917年の出版ですが、教会の思想に合わないという理由で1933年発禁処分となったものだそうです。

●マクスウェル・モルツ著 「あなたは成功するようにできている」(サイコ・サイバネティックス) きこ書房 1500円
 1960年の発行です。50年前ですから、現在と変わらないと言えますが、前向きで明るい雰囲気は、現在とは少し違うようです。

 日本の、精神的な事柄を書いた本は、偉い人が若い人を指導するとか、宗教的教訓を押し付けるたぐいのものが多いですが、今回読んでいる本は「偉そうな感じ」を抱かせません。
 著者が理論を構築し、こう考えたらどうだろう と提案しているように感じます。
 提案される考え方は、100年経っていても、日本における仏教や儒教のように広く教育として語られるものではなく、世界眞光文明教程度のマイナーなもののようです。
 しかし、読んでいて「これは真実だ。こういう考えで私も進もう」と思わせます。
 彼らの本には、他人を非難するところがありません。
 自分の内面を追求していき、内面で設計されたものに気付いたとき、それは外部に実現されるという考えを広げていきます。

「人生は積み重ねていくものではなく、展開していくものです。外の世界で手に入れるものは、内面世界で既に持っているものです」と言います。
 69才の私は、「過去の経験・知識は、積み重なったものだ、そして、あるキーワードにより連想が働き、過去の積み重なった経験知識を串刺しにし、そのことに対する理解が深くなるものだ」と考えていましたが、この著者は「そんな積み重ねは価値がない。考えて実現しないものは価値がない。頭の中で考えて、それが実行され実現されるのが人生である」と言い切ります。

 生長の家や光明思想は、私は好きで愛読しましたが、自分の身につかなかったのは、「考えたものは現れる」という言葉を「そんな考え方もある」という程度で読み飛ばしていたのだなぁと今になって反省しています。

 そしてこれらの翻訳本を読みながら「人間は変わっていないものだなぁ」「私も年寄りの部類に入るけど、新しい人生を始められるし、現在の年令にならなければ、これらの本も身に沁みなかっただろう」と思いうれしくなるのです。
 いいものが、いい時に来るものだ!
 アマゾンで探すと英語のペーパーバックがありました。
 辞書引きながら、読めばまた感じも、深まるだろうと、早速注文しましたが、続くだろうかなぁ?