朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

痛み

2010-06-21 11:58:05 | 21世紀
痛みについての感想
2010/06/21
 右足が痛く、杖をついても10mが歩けません。おかげで、街に飲みに行くこともなくなりました。いろんな会合も不義理しています。6カ月も続くと世間が狭くなったと寂しくなります。引退し引きこもったらこんな気分だろうと引退の実習のようでもあります。

 痛みの原因は、整形外科では坐骨神経痛と書かれましたが、カイロプラクチックでは、坐骨神経痛なら此処を叩くと痛い筈だが?と頭を捻られました。
 リンパマッサージの麻生先生に、ガニ股の矯正をして貰っているのですが、その治療に伴い筋肉の位置が移動しそれに付随して、神経痛を感じるのが正解のようです。

 足首・フクラハギに、ズンズンと動悸するようなリズムで痛みを感じます。
 テレビの「相棒」など探偵ものがお気に入りですが、足の痛みで内容に集中出来ず、今は面白くありません。夜寝ていても、痛みで眼が覚めるともう寝つけません。医者で痛み止めの点滴をして貰うと楽になります。しかし、これが2日に1度しかしてはいけないそうで、翌日は怖いです。

 医者では痛みの終わる時期などは言いません。リンパマッサージの麻生先生は、来週にはよくなると言います。この言葉に頼って耐えていますが、いつ終わるか分からないなど言われると耐える力も湧いてきません。来週にはと言われ続けて3カ月過ぎるのですが、今週は感覚的に底を打ったと感じています。

 こんな作文を書いているときには痛みを感じません。それだけ集中しているのかと、自分で自分をほめて遣りたい気分です。

 書いたり、ワープロしたりと少しく身体の運動を伴うのが良いようで、考えるだけでは、いつか考えが痛みに引きずられてしまいます。
 本を読むのは駄目で、痛みのほうが先で本の内容は頭に入りません。

 痛みではなく,所謂「悩み」も大きい悩みは相談したり止めたりできそうですが、小さな悩みがチクチクし消えないのは、反って人間には大きなストレスになるようです。

住宅建設の方針

2010-06-17 10:29:23 | 21世紀
マンション生活が新日本人を作る
2010/06/17
 他所から小倉へ帰って来ると、マンションが多いと感じます。いつの間にこんなに と思うほど高層のものも出来ています。
 私たち戦前生まれの平屋住まいと、マンション育ちの平成人間とは、その住まい環境の違いから、人生観・感情・思考方法など、一緒である筈がないと感じるのは私だけでしょうか?
 幼い時から高所に慣れている平成マンション人には、映画「めまい」などのトリック(高所恐怖症)も成り立たないでしょう。
 ミツワ製作所の前工場長片田さんは閉所恐怖症で、九州高速道路の長いトンネル福知山トンネル・金剛トンネル内では運転出来ず、トンネル区間は私が運転していました。コンクリートに囲まれた逃げ場のない部屋で育った平成マンション人にはこんな症状があっては生きられないですね。

 「アルプスの少女ハイジ」は都会生活で精神病的な情緒不安定になりましたが、アルムの森の生活で快活な女の子に戻りました。都会の女の子クララは、足が立たず車椅子に乗っていましたが、アルプスの山でひと夏過ごすだけで歩けるようになりました。
 マンション生活は、クララやハイジの病気の原因を、今もそのまま孕んでいると感じます。
 
 動物は皆自分の縄張りを持っています。同種の仲間でも自分の縄張り内に入って来ると攻撃します。鮎の友釣りはこの習性を利用したものです。
 犬は、自分の縄張りに小便を撒きこの場所は自分の場所だと明示します。
 マンション生活では、この縄張りが異常に小さくなりストレスを感じ、押し潰されないように自我の主張が強くなりトラブルや病気が起こりやすいと考えられます。
 子供の引きこもり・不登校・異常な攻撃性・失踪・自殺など都会的な社会不適応行動の原因は、マンション生活の縄張り広さ不足と思います。
 未開発国のスラムや難民収容所などは、縄張りは共有でプライバシーはありませんが、子供の眼は明るく、精神的な社会不適応などありません。
 これは家族共有の縄張りで壁で仕切られず、皆が全部を縄張りとしている海鳥の群生地に例えられそうです。

 i-padなど新たな個人ゲームが流行る時代です。益々引きこもりの一人遊びは広がりそうです。
 コンクリートの壁に囲まれて、引きこもり、自分の個室だけを縄張りとする若者が増えそうな現在、日本社会をどういう社会にするか、識者は考え指導してほしいです。

 テレビ報道によれば、海外留学生は日本だけ減っていると言います。中国・インド・韓国では逆に増えているのに。
 また海外から日本へ留学する留学生も減っているそうです。
 マレーシアの高校生に日本留学を勧める説明会で、マレーシア女学生が質問していました。「韓国や中国では奨学金もあり、卒業後の就職も保証されている。私が日本に留学したらどんなメリットがあるか?」日本文科省の回答は映されませんでした。

 現在現役の大人たちも、マンション世代が多いようで、日本の先行きは怖いものがあります。
 引きこもり学生は、海外留学など未知の経験を楽しむ、縄張りを広げることなどに興味もなく、逆に恐怖を感じるのではないか? そして日本国内に身をすくめているのではないか?
 
 海外からの留学生が少なくなっているのは、日本の教育システムが異常で大学教育が他国より遅れているからではないか?
 日教組指導の初等中等教育、大学受験のための高等学校教育、目標のない大学教育、こんな大学に留学を望む外国人など実情が分かれば一人もいないでしょう。

 これら不具合のすべての遠因は、都会のマンション生活にありといえるでしょう。
 私の孫たちは、都会に行かせず、小さくても開放的な部屋からすぐ庭に出られる家に住まわせたい。

新総理の足をひっぱるな!

2010-06-11 11:46:53 | 21世紀
新総理の足を引っ張るな!
2010/06/11
 菅新総理の就任会見を観て嬉しくなりました。
 「奇兵隊内閣と呼んで貰いたい」と抱負を述べました。
 既成勢力を、奇兵隊を組織し、打ち破り、長州を尊王攘夷で纏め、明治維新の切っ掛けとなった高杉晋作を自らになぞらえて考えておられます。
 歴代総理でこんな青々しい抱負を述べた人はいません。

 この会見のあと、記者の質問は、政局の考え方や小沢幹事長を排除で短命内閣になりそう、郵政民営化逆戻りの陰りから国民新党の連立離脱しそうなどと示唆するものばかりでした。
 小沢排除が必要と思うならば、マスコミは、小沢前幹事長を完全に無視することが圧力になると感じます。

 日本マスコミは、外国の権力者を持ち上げることが多いが、日本の権力者を育ててやろうなど考えていません。マスコミが音頭取って自民党の総理大臣をこきおろし、そして日本の総理大臣は1年置きに代わる。これでは外国からなめられるのは当たり前だ、などと言います。

 民主主義は、王様を民衆が選びます。選んだ王様を皆で支えないで、腐してばかりだと、王様も育たないで短命になります。
 選んだあとは、その王様の言うことを聞いて協力すべきです。
 王様を攻撃することが民主主義だというのが、日本での民主主義の定義なのでしょうか?

 権力者は、あまり平民と一緒の程度と見られない事が大事です。
 鳩山さんは、偉そうぶらないで良いですが、度を超えてしまい馬鹿にされてしまいました。
 菅さんは、ある程度権威をもってマスコミに対処し、重みを付けて欲しいですね。
 社民党・国民新党など小党との連立を解消し、政策を単純化することも必要です。福島さんや亀井さんがすり寄ってきての連立ならば良しとしますが、現在のような小党から振り回される連立は、百害あって一利なしです。
 
 菅さん、頼りにしていますよ!