朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

麻雀で経営者教育する

2011-02-09 08:22:32 | 21世紀
工場経営を麻雀に例える
橋本久義後援会2011/02/05
 世界には麻雀屋が2つあって、一つは共産屋もう一つは自由屋です。それぞれで仲間同士遊んでいましたが、1989年ベルリンの壁が壊された後、共産屋は廃業してしまいました。自由屋に元共産屋にいた人たちが遊びに来るようになりました。そして「私はずっと遊んでいない。あなたはずっとゲームを続けている。あなたは休んで私と変わって欲しい」と割り込んできます。
アメリカは、辛抱の足りない人が多いです。負けが込んで来ると「あほらしくてやってられないと、他のオイチョウカブやチンチロリンゲームにくら替えします。あそこの工作機械でなくては駄目というお客さんも多いのに金儲けにならなければ他の業種に変わってしまいます。
ヨーロッパは、天候気候が悪いので何時も機嫌の悪いプレイヤーです。負けて来ると休んだり、ゲームのレートを下げたりします。仕事に於いても流れが読めなくなると、規模を縮小し人員削減などします。ですから縮小均衡でバランスが良くて潰れません。しかし儲かったからと言って、会社を大きくはしません。ですから生産力は落ちていきます。
アジアは、根拠もないのに、楽天的です。儲からなくても自分の腕が悪いなど考えず、ルールがおかしいと変更を言いだします。日本には3万点持ちの3万返しを要求し自分は4万点持ちの3万返しなど言います。
実際の仕事でも、政府に法律改正を求め、1年前に逆戻って適用するなどの例があります。
日本は、勝つまでやります。負けていればもう1回と止めさせず、朝までも徹夜でやります。相手は眠くて負けますが、自分が勝たないと止めません。
1989年にベルリンの壁が崩壊し、その時まで独自の市場を形成していたソ連・中国等の社会主義国が、同一市場の中の強力な競合者として現れて来ました。只でさえアジア諸国の空洞化や金融危機に悩む日本経済にとっては痛手となりました。日本は大きな場替えをくぐり抜けてきたと言えます。
ニクソンショック(テレビ)・自由化(カメラ)・円高(工作機械)などの場替えで、アメリカ競合者を退けてしまいました。
カメラではアメリカに数十社あったメーカーは、コダックとポラロイドの2社のみになりました。日本では、キャノン・ニコン・オリンパス・ミノルタなど18社が残っています。テレビもアメリカは全滅。工作機械も見る影もありません。
次は自動車ですが、日本メーカーはアメリカ企業を潰さないよう手を抜いているようです。