魚沼WEBニュース

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絵で振り返る魚沼の暮らし

2016-10-23 | 16’魚沼地域のイベント

目黒邸資料館で30日まで


魚沼市須原の目黒邸資料館で秋季企画展「魚沼の暮らしと民具~大嶋月庵が描いたふるさとの原風景~」が10月30日まで開催されている。
 大嶋氏は昭和6年広神村中家生まれ。63年に日本水墨院第2代理事長に就任、通算6期12年理事長を務める一方、地域では魚沼彩月会を主宰し、魚沼や長岡市などで指導、水墨画の普及、技術の向上に功績を残し平成16年6月に亡くなっている。
 同展では、1階企画展示室で大嶋氏が平成12年と14年に出版した画文集「魚沼の暮らしと農作業」に掲載された作品の原画を展示。苗代での種まきから田植え前の「ワクころがし」、手で植える田植え、除草機押し、ぬかる田んぼに裸足で入っての稲刈り、ハザ掛け、籾摺りなど機械化が進む前の農作業の様子と屋根の雪掘り、もちつき、藁仕事など雪国魚沼の生活を20点の作品で紹介している。
 また、原画に登場する除草機、鍬、タケミなど民具の実物も併せて展示、専用ブースを設けて、来館者が実際に民具に手を触れて使ってみることができるようにもなっている。
 2階の会議室では民家や花、越後三山などを描いた大嶋氏の作品15点が展示されている。
 開館時間は9時から16時。入館料は一般200円、小中学生100円。

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