魚沼WEBニュース

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記者日記

2010-01-29 | 小出郷新聞コラム

大雪が一息ついた後も、やはり寒中のことであり、雪の降る日が多いこのところの魚沼であるが、24日の日曜日は久しぶりに魚沼市内のスキー場に出かけた。昨年末にまとまった雪が降った今冬、新年を迎えてからも雪の日が多く、1月中旬には大雪にみまわれ家の除雪作業に追われてきた。ここ2年の暖冬少雪で楽をしてきただけに今回の大雪は少々身に応えた。その後も続く雪の日にうんざりしつつあった▼24日も朝から雪が降り続いていたが、午後から天候も回復するとの予報であり、時おり日も射してきたので、たまっていた鬱憤を晴らすかのようにスキーを車に積んで出かけた。ところが家を出るときは薄日が射していた天候がスキー場に近づくにつれて悪くなり、フルントガラスには雨粒が当たりだした。「徐々に天気は良くなるはずだから」とあまり心配することなく車を進めたが、駐車場に着くと小雪がちらついていた。取り合えずリフトで山頂まで上がってみたが、やはり細かな雪が降っている。空は厚い雲に覆われてゲレンデの視界もあまりよくない。山頂から南の方向を見ると南魚沼市あたりは眩しいような晴間が広がっているのに、ここはまだ厚い雲の下、なかなか雲がいなくなってくれないようだ▼「見込み違いだったかな」と半ば諦めかけていると、漸く青空が広がってきた。それまでの沈んだ気持ちがにわかに明るくなってくる。待たされた分だけ嬉しさも一入の青空。ゲレンデの雪はにわかに輝き出し、周囲の山々の白さと空の青のコントラストが見事だった。リフトに乗って北の空を見ると目を疑うような紺碧の空が広がっていた。魚沼ではめったにみることが出来ない濃い青色の空であり、この空を見ただけでも少々得した気分になった▼豪雪地、魚沼の冬は厳しく、じっと我慢を強いられることが多いが、我慢した後には雪国でなければ見られない素晴らしい景色も見せてくれる。それまでの鬱憤を一掃してくれるかのような眺めだった。



魚沼百景

「モノトーン」

100_6934_2今週は半ばに晴天に恵まれる日もあったが、やはり雪の降る日が多かった。降りしきる雪の中、橋から破間川を見下ろすとゆっくりと流れる水面の両岸には雪化粧した木々が連なり、モノトーンの世界。水墨画のような眺めを見せていた。


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