掘之内の魚野川に「黒鳥」現る
白鳥科に属する黒い鳥「黒鳥」(コクチョウ)
が魚沼市掘之内の魚野川に現れ、地域住
民の話題となっている。
黒鳥は、オーストラリア原産で西オーストラリア州のシンボル
マークともなっている鳥。渡り鳥ではなく原則として南半球に
生息する。白鳥と同じようなスタイルをしているが、体は真っ
黒、クチバシは鮮やかな赤。黒鳥がいるのは根小屋橋下流
の魚野川左岸。地元の人によると2週間前ほどからいるとの
ことで、結構人懐っこく、エサを与えると近づいてきて食べる
という。この日は魚野川本流まで泳ぎだして、エサを探してい
るのか頻繁に首を川の中へ突っ込んでいた。魚野川では5月
下旬に南魚沼市九日町で黒鳥が見られ、その後姿を見せなく
なっていることから、その黒鳥がやってきたのではないかと見
られている。なお、5月に上越市の高田公園から2羽の黒鳥が
姿を消しているが、南魚沼市で発見された黒鳥はそれて別の
ものであることが関係者により確認されている。