魚沼WEBニュース

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東湯之谷小、井口小と統合へ

2008-10-04 | ニュース

同意得られ平成22年4月に

006 魚沼市教育委員会では、児童数が少なくなってきている下折立の東湯之谷小学校(児童数54人)を井口小学校(334人)と統合することについて保護者や地域と協議してきたが、このほど平成22年4月に統合することで合意が得られ、今後統合に向けて具体的な協議に入ることになった。
 市教育委員会では、より良い学校規模や学校環境を再構築するため平成18年12月に市立学校通学区域再編計画(案)を策定、これに基づいて児童、生徒数の少ない市内の3校について適正な学校規模の実現に向けて保護者、地域と協議を進めてきており、これまでに守門地区の上条小学校と須原小学校が平成21年4月に統合することになっている。
 東湯之谷小学校については、19年1月及び2月に井口小との統合を提案している同計画案を両校の保護者と地域に説明。これを受けて同学区では「東湯之谷小学校の将来を考える会」を同年4月に発足させ、子どもたちの将来を考えた教育環境のあり方が話し合われてきた。
 その結果、今年4月には同校PTAから平成22年4月の統合などを示した要望書が提出されたことから、市教育委員会では6月と7月に両学区で説明会を開催、地域の同意が得られたことから、統合に向けて具体的な協議に取り掛かることになった。
 統合により東湯之谷小の児童は22年4月から井口小学校に通学することになるが、同PTAの統合に関する要望書には「東湯之谷小が井口小に合併されるのではなく、統合して新たな小学校が開校するという基本的な考え方で統合協議を進める」ことなども要望されており、統合にあたっての当面する検討事項については今後、両校、PTA、地域の代表による協議会を設けて検討される。


雰囲気満点の本堂で楽しく

2008-10-04 | ニュース

囲炉裏端で昔ばなしをきく会

007 第9回「囲炉裏端で昔ばなしをきく会」が9月26日、魚沼市今泉の真福寺で開催され市民ら約140人が懐かしい昔話に耳を傾けた。
 この催しは「人が人に直接話し、やさしい心や生きる力を口伝えで行なうことの大切さを、昔語りを通して見直してもらおう」と有志による実行委員会が毎年開いている。
 この夜は随分と冷え込み、囲炉裏に火を入れた会場には、稲の束や行灯なども飾られ昔の雰囲気が再現される中、中学生を含む6人の語り部が昔ばなしなどを披露した。  
 トップバッターで登場した田尻の増田米孝さんは出身地山古志の「十二様の池の雨乞い」という昔話を披露。水不足に困った二十村の人たちが山伏に雨乞いを頼み、村の12人の屈強な男たちが手伝って苦労しながら池に地蔵を沈める物語を増田さんは講談調に力強く語り会場の拍手を浴びた。この後登場した大浦の佐藤晴美さんは、きれいな声で鳴く鳥を飲み込んだ爺さんが「日本一のへっこきじさ」として殿様にその鳥の鳴き声を聞かせ褒美をもらう「日本一のへっこきじさ」を話し、隣の人まね爺さんが真似をして大きな音のくさい屁を殿様の前で出して懲らしめられる場面は会場を大いに笑わせていた。