魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

極めて珍しいシダ植物

2008-07-11 | ニュース

キヨスミヒメワラビ魚沼市で発見

Photo 魚沼市の旧小出地区内でこの程、極めて珍しいシダ植物が発見された。 

発見されたのはキヨスミヒメワラビ(別名シラガシダ)というシダ植物で、密生する白色半透明の美しい鱗片が特徴。新潟県レッドデータブックによれば、「県内では稀であり、合併前の5市町村にのみごくわずかの生育が確認されている」とのこと。暖地性のシダで、多くの図鑑では「日本海側では、石川県以西に生育」と記されている。

発見したのは魚沼市在住の人で「地域の方が身近な自然に興味を持っていただきたい」と今回発見したことを公表したもの。「偶然に見つけたが、一株のみが用水の脇に生えていた。例年草刈される場所であり、保護に向けて関係者に働きかけたい。既知の新潟県内の産地はいずれも海岸近くであり、このような内陸での発見は、研究者の間にも強い関心を呼んでいる。このシダを含め、周辺環境が良好な状態で後世に伝えられることを願っています。」と発見者は話している。


「尾瀬国立公園」のめざすもの

2008-07-11 | お知らせ

20日 魚沼市でシンポジウム

Photo 「尾瀬国立公園記念国際シンポジウム」が7月20日、魚沼市の小出郷文化会館で開催される。尾瀬国立公園記念事業実行委員会の主催、環境省共催。

 このシンポジウムは、尾瀬国立公園の誕生を記念して、海外の国立公園関係者・研究者を招き、国際的な視点から公園の管理運営についての事例を報告してもらい尾瀬国立公園における地域との「協調と協働」による管理運営のあり方を提言するもの。

 午前10時からは「尾瀬国立公園の意義と課題」と題した基調報告、午後1時15分からは「尾瀬国立公園の目指すもの~地域や多様な関係者との協調・協働による国立公園管理の可能性と課題~」をテーマにパネルディスカッションが行なわれる。

 講師、パネリストはマイレイ・クリスティン・リム氏(ニュージーランド国立ワイカト大学教授)、張堅鐘(中国観光行政庁政策法務部局長)、ハミッシュ・トレンチ氏(スコットランドケアンゴーム国立公園管理局遺産・土地管理代表)、ルーディー・ダレッサンドロ氏(アメリカ国立公園局国際協力専門官)、バンバン・スプリヤント氏(インドネシアグヌンハリムンサラク国立公園所長)、関根達郎氏(環境省関東地方環境事務所統括自然保護企画官)、藤田道男氏(環境省尾瀬自然保護官事務所自然保護官)、竹内純子氏(東京電力株式会社尾瀬保護活動担当)、笛田浩行氏(財団法人尾瀬保護財団事務局長)、コーディネーターは加藤峰夫氏(横浜国立大学大学院教授)。

 入場無料、定員400人。参加申し込みは氏名、住所、電話番号、FAX番号、(Eメールアドレス)を記載の上「シンポジウム参加申込」と明記し、はがき、FAX、Eメールで尾瀬国立公園記念事業実行委員会事務局(〒371-8570群馬県前橋市大手町1-1-1群馬県庁17階財団法人尾瀬保護財団事務局内《電》027-220-4431、FAX027-220-4421、Eメールkinen@oze-fnd.or.jp/

)へ。