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11月4日(日) 鯛茶漬け

 鯛茶漬けでございます。鯛のお刺身の食べ方としては、わたくしの最もお気に入りの食べ方でございます。昔、「料理の鉄人」の「鯛対決」で道場六三郎が作っておりました。
「吉兆」の創始者として有名な湯木貞一も、この鯛茶漬けがお好きだったとか。それにしても、あの老舗の吉兆がしょうもないズルをしたもんでございます。泉下の湯木貞一さんもさぞやお嘆きのことでしょう。
「クッキングパパ」の28巻でも鯛茶漬けが紹介されていました。この漫画では九州北部の郷土料理としていましたが、わたくしはそうは思いません。「吉兆」の湯木さんは最初鯛茶漬けのお店ということで「吉兆」を大阪に開店しました。鯛茶漬けは「吉兆」創業以来の名物料理でございます。湯木さんは神戸出身、「吉兆」は大阪で開店。だから鯛茶漬けは神戸、大阪の料理ともいえるのではないでしょうか。それに明石に近いですので、良い鯛は手に入りやすいのです。時間があれば明石の魚の棚商店街の昼網の鯛を買いに行きますが、今回は芦屋のパルヤマトで買いました。
 さて、鯛茶漬けですが、作り方はいたって簡単でございます。まず、炒ったごまをすり鉢ですります。そこにお醤油と味醂を同量入れます。このタレに鯛のお刺身の切り身を漬けます。漬け時間は、そうですね、20分といったところでしょうか。クッキングパパでは4時間から一晩漬けると書いてましたが、わたくしはそれでは漬かりすぎて、味が濃く辛かったです。
 あとは、あつあつご飯にお刺身をのせて、わさびをお好みで。熱いお茶をかけてサラサラといただきます。

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