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プレデター


監督 ジョン・マクティアナン
出演 アーノルド・シュワルネッガー、カール・ウェザース

 ゲリラに拉致された要人を救出するため、特殊部隊が南米のジャングル奥深くに分け入る。要人は殺害されていた。その帰途、一行は正体不明の敵に襲われる。姿を見せず、一人、また一人と惨殺されていく。
 このあたりの描写は見応えがある。敵の正体がなかなか判らない。なにか影のようなものが、ジャングルの樹木の間を跋扈するが、観客にはそいつが敵だと判るが、登場人物には判らない。
 屈強な特殊部隊員が、おびえ、あるいは勇気をふりしぼりつつ、正体不明の敵を追跡する。そして、とうとう隊長のシュワちゃん1人を残して部隊は全滅する。
 シュワちゃんと敵=プレデターとの1対1のサシの勝負になるわけだが、このプレデターというのが、もののふの心を持ったヤツで、彼から見たら、狩の対象でしかないシュワちゃんに、素顔をさらし、素手の勝負を仕掛けてくる。それに対してシュワちゃんがいったセリフ「なんて醜い顔だ」なんと失礼なことだ。プレデターもシュワちゃんの顔を見て、同じように思っているに違いないが、何をいっているのか判らない。プレデター語の字幕が出ないから。
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コメント
 
 
 
これ驚いたんです (アブダビ)
2015-10-21 19:37:28
死んだ元嫁が職場で貰ってきた招待券で見に行きました。コマンドー系の傭兵戦争アクションと思ってたんです。
だからサイコみたいな遺体には驚く。
それでも未だ「食人族」系の密林サバイバルと思うてました。
だから宇宙のハンターてのは驚きました。
シュワちゃんの戦い方が「最も危険な猟獣」の映画版に似ていて、ローテクなのが人間狩りものの定番で好感でした。
でもねえ…あれだけ戦争冒険活劇っぽく始まって、「宇宙人による最も危険なゲーム」とは思いませんよ!
その点ては、前情報抜きで行って、倍たのしめた気がします。
 
 
 
アブダビさん (雫石鉄也)
2015-10-21 20:09:34
そうですね。コマンドーのような戦争活劇とSFを融合させたのがこの映画ですね。
おっしゃるように、最後は肉体VS肉体の戦いに収束させたのが良かったですね。
 
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