特定行政書士 徳能ブログNEO

特定行政書士とくさんのちょっと得するかもしれないお話  
シーズン2

いろんな試験の過去問を見ておくと何かと得をします

2012年10月23日 17時07分04秒 | 法律系資格

 宅建試験終了後は,来月11日の行政書士試験から12月2日の管理業務主任者試験まで,例年どおり連続して資格試験が実施されていくことになるわけですけど,試験問題を作成している試験機関は異なっていても,出てくる問題が時に非常に良く似ていたり,かぶっていたりするということがあります。

 ほとんどの場合,偶然なんですけどね。

 ですが,受験する側としては,過去に似たような問題を1度でも見ている場合と,全く見たことがない(初めて見る)ような場合とでは,精神面においての優劣がはっきりと出てしまいます。

 受験しようとしている試験の過去問には出題されていなかったようなタイプの新傾向,新形式とも思えるような問題であっても,実は他の試験では普通に出題されているようなこともありますからね。

 今年の宅建試験において多用された個数問題(5問)も,昨年の平成23年度貸金試験では計5問,同じく23年度の管理業務主任者試験では計8問出題されていまして,少なくとも宅建試験以外における主任者系の試験では,それほど珍しい現象ではなかったということになります。

 行政書士試験をはじめとする来月行われる資格試験においても,新傾向(新形式)の出題が十分考えられるところ・・・

 受けようとしている試験の過去問だけでは,うまく対応できないという可能性も出てきそうですね。

 このような新傾向(新形式)対策には,受験しようとしている試験以外の過去問を,できるだけ多く見ておくようにするのが一番だと思います。

 行政書士試験は,(財)行政書士試験研究センターのホームぺージから過去3年分(平成21~23年),マンション管理士試験は(財)マンション管理センターのホームぺージから過去5年分(平成19年~23年),貸金試験と管理業務主任者試験は,それぞれ日本貸金業協会と(社)高層住宅管理業協会のホームページから過去の全問題と正答を見ることができますので,これを利用しない手はないと思いますね。

 別に解けなくても問題はありませんから・・・

 見ておくだけで,ひょっとしたらという感じで1点,2点の得点アップにつながる可能性も十分すぎるくらいあると思います。


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