10月18日の宅建試験まであと1ヶ月ちょっとになりました。
超直前期に突入です。
今から3ヶ月ほど前に「貸金から宅建へ流れ込み学習法」という記事を書きました。
当時はまだ第1回貸金試験のはるか前でしたので,具体的な試験科目の配分などは予測の域を超えていませんでしたが,第1回目の貸金試験が終わり,この2つの資格が当初予測していた以上に相性が良いということがはっきりとしてきました。
この2つの資格はどちらも問題数は50問ですので両方あわせて100問です。
そのうち,貸金試験での貸金業法は28問プラス3問で計31問。
これに対する宅建試験での宅建業法は今年から4問増えて20問に。
ということは全問題数100問のうち,貸金業法と宅建業法だけで実に51問。
全問題数の50%以上となります。
これに両方の資格にかぶっている民法を加算してみますと,貸金試験では6問,宅建試験では権利関係という分類の中で単純に民法だけの知識を問う問題が,14問中約10問くらい(今年から問題数が変わります)と考えても,計16問です。
ということは,貸金業法と宅建業法と民法の3科目だけでなんと,全100問中67問,約7割近い配分となります。
つまり計算上はこの3科目だけで,他の科目にまったく手を出さずとも両方の試験で合格ラインに乗ってしまうことになります。
貸金から宅建か,宅建から貸金か順序はともかくどちらかの資格を取ろうと考えるならば,もう一方の資格も同時に取ったほうが明らかに効率的になりますので,これからはこの2つの資格の併願者が確実に増えてくると思います。
狙うなら間違いなく競争率的に厳しくなる前の今年がチャンスだと思います。