無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

種から苗を育てること「育苗」と、人生初のことばかり

2022-01-21 16:48:23 | オンライン自然菜園セミナー

15周年を迎える自然菜園スクール初のオンライン説明会【無料】先着100名

【募集中~】自然菜園スクールオンライン説明会★ミニ講座付き(無料)

第1回目 1/22(土)   ミニ講座「自然菜園って何?無農薬栽培の始め方」

第2回目 2/5 (土) ミニ講座「自然菜園で移住(二拠点生活)。田舎暮らしのコツ」

■詳細とお申込み Facebook をやられている方はこちら。 https://fb.me/e/9UlANCpPC

それ以外の方はPeatixにてお申込みいただけます。 https://shizensaienshool2022.peatix.com/

 

いよいよ明日1/22(土)、

人生初の土壌分析講座『自分の畑が、どんな土でどんな改良が必要かわかる講座(簡易土壌分析の見方と改良事例)』13:30~と、

オンライン自然菜園スクール説明会18:00~ 

ミニ講座つきです。

「自然菜園って何?無農薬栽培の始め方」
1.自然菜園って何?
2.無農薬家庭菜園3原則「〇栽培×〇植×草マルチ」
3.無農薬栽培は、3年かかる意味

明後日1/23()は、『自然菜園根本講座』のテーマ野菜は、無農薬栽培で意外と難しい葉物野菜の代表「コマツナ」

なぜ育てにくいのか、おいしい葉物野菜を育てる根本的な理由と育て方、コンパニオンプランツの活用法を行います。

 

今日はオンライン自然菜園セミナー、2/27()13:30~16:00これからは始める夏野菜の苗作り講座(温床を使わない育苗法)』

のテキストを作っておりました。

現在発売中の「やさい畑」(家の光協会)2022年2月春準備号では、ちょうど育苗に関して掲載されているのをご紹介し忘れていたので、ブログでお知らせです。

無農薬栽培の自然菜園では特に、苗が大切です。

苗半作というように、苗で半分決まってしまうからです。

 

自然菜園スクールをはじめた15年前に、月1回の開催で、自分の区画を持ちながら学べるスタイルでスクールを運営できたのも、

実は、自然菜園しやすくなる苗づくりに秘密がありました。

 

15年前は、卒業生から苗の注文が殺到していました。というのは、卒業してから一番困ったのが、無農薬栽培にむいた苗を自分たちで育てることができず、苗作りで失敗したり、市販の苗で栽培したところ病虫害が出てしまったり、していたからです。

 

そこで、10年ほど前から、育苗をスクールでも教えることになり、現在は、自家採種とセットの育苗法ということで、

自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」として、3年前まで年12~15回開催していたものをギュッと濃縮して、8回で開催しております。

自分でも20年育苗したり、生徒さんと一緒に育苗講座を行った経験のお蔭で、野菜の育苗の難しいところ、失敗しやすいところなどがよくわかってきました。

今回の雑誌の特集では、失敗しやすい理由と、その対策をご紹介させていいただきました。

また、ビニールハウスや温床(加温)しなくても夏野菜が育つ方法の1つである陽だまり育苗に関してもご紹介させていただきました。

また、加温が必要なとき、ビニールハウスや電熱マットがなくても育てることができる農家伝統の踏み込み温床の家庭菜園版、

「ミニマム踏み込み温床」については、作り方を詳しく掲載させていただきました。

踏み込み温床は、有機物を堆肥化する際の発酵熱で、夏野菜を育てる方法ですが、

以外と発酵ムラが出たり、低温になってしまったり、ネズミの温床になったり、失敗しやすく高い技術と経験が必要でした。

 

それを堆肥の師匠である橋本力男先生が、事前に予備発酵させるという失敗にしにくい方法を体系的作ってくれたおかげで、私は、踏み込み温床を失敗することがなくなりました。

 

今回は、自然菜園スクール「自然育苗タネ採りコース」でもご紹介している「ミニマム踏み温床」のマニュアル化ができました。

温床後の堆肥は、熟成させることで、育苗土にも使うことができるようになります。

 

以前からもご要望が高かった温床を使わない育苗法の講座をやってほしいということで、

今年は、はじめてオンライン自然菜園セミナーで、2/27()13:30~16:00これからは始める夏野菜の苗作り講座(温床を使わない育苗法)』行うことにしました。

 

また、『これならできる!自然菜園』(農文協)のpart2(続編)も

『苗で決まる!自然菜園 ~野菜の本気を引き出す~』(農文協)

も3月発売が決まり、現在、最終校正に入ってきました。

 

今年は、自家採種と苗が熱い年になりそうです。無農薬で育った野菜からタネを採り、苗から育てると一気に育てやすくなりますよ。

みなさまも自分の菜園でタネ採りを行い、自家採種したタネで苗から育ててみてください。

 

皆様と直接お会いできる講演会「無農薬家庭菜園を始めよう~大月農ある暮らし編~」

2/5(土)午前10時開演〜11時半 大月の現地参加、またはZOOMにて全国どこからでもご参加いただけます!

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