analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

鳴らしてみる

2024-05-17 00:00:00 | CfD-9 IPT+差動

プリとパワーの調整をした。

条件はプリとパワーを繋いでF特を測り、低域端で-3dB。

これでパワーのIPT二次側の抵抗=初段12AX7のグリッド抵抗Rgは1kΩ。

プリは出力管5687の負荷は6kΩ弱。

(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)

結果は下グラフ緑線。

 

 

これで音出ししてみた。

キツい感じは無い、と思う。

低域は太くなった。末広がりではなく、ダンゴ🍡っぽい?

中高域は少し曇っている。

ちなみにこの時のパワーIPT二次側抵抗はオーマイト無誘導巻線抵抗。

VISHAYはカラッとパリッとキツい感じ。SN最高。

アルファはこれに似ていて高域に少しアクセントが有る感じ。

デールのRSは肉感があるが少し、ほんの少しSNが悪いか?好みはこれ。

これから考えるとオーマイトはSNがすこし落ちるんだな。

でもまだ数時間しか鳴らしてないし、これより悪くなることは無いと考えこれで行く。

パワーのIPT二次側抵抗はここまで低くしたことは無いが、おおざっぱなイメージでは終端抵抗が有ったほうが良い。

あれ?フォノイコには付けてないな。

 

 

フォノイコとプリの調整 その5/6 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

この時には終端抵抗が上手く行ったんだ。

“反射”を防ぐこの抵抗が多分これが一番いい。(それだけではないように思うのだが)

 

 

 

 

数日鳴らしたが、今の状態が現時点の最終と思う。もう調整する気が起きない。

 

20240506

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