プリとパワーの調整をした。
条件はプリとパワーを繋いでF特を測り、低域端で-3dB。
これでパワーのIPT二次側の抵抗=初段12AX7のグリッド抵抗Rgは1kΩ。
プリは出力管5687の負荷は6kΩ弱。
(※上図には間違いがあります。右半分のプリですが、IPT二次側の二つの12k抵抗の間はグランドに落としてあります)
結果は下グラフ緑線。
これで音出ししてみた。
キツい感じは無い、と思う。
低域は太くなった。末広がりではなく、ダンゴ🍡っぽい?
中高域は少し曇っている。
ちなみにこの時のパワーIPT二次側抵抗はオーマイト無誘導巻線抵抗。
VISHAYはカラッとパリッとキツい感じ。SN最高。
アルファはこれに似ていて高域に少しアクセントが有る感じ。
デールのRSは肉感があるが少し、ほんの少しSNが悪いか?好みはこれ。
これから考えるとオーマイトはSNがすこし落ちるんだな。
でもまだ数時間しか鳴らしてないし、これより悪くなることは無いと考えこれで行く。
パワーのIPT二次側抵抗はここまで低くしたことは無いが、おおざっぱなイメージでは終端抵抗が有ったほうが良い。
あれ?フォノイコには付けてないな。
フォノイコとプリの調整 その5/6 - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
この時には終端抵抗が上手く行ったんだ。
“反射”を防ぐこの抵抗が多分これが一番いい。(それだけではないように思うのだが)
数日鳴らしたが、今の状態が現時点の最終と思う。もう調整する気が起きない。
20240506