若き頃は生業に就かず、放蕩無頼生活を送っていた韓信でした。
南昌の亭長宅に職もないまま居候をしていたところ、
長期に及んだのを機嫌を損ねた亭長の妻が食事の用意をしなくなり、
それに腹を立てた韓信は亭長宅を出てしまいました。
彼は当てもなく城下で釣りをしていると漂母(ひょうぼ・洗濯おばさん)の一人が、
韓信の飢えた姿を見て飯を食わせてくれた。
漂母の好意は数日間続いて、韓信は感激して「いつかきっと御恩に報います」とお礼を述べると、
漂母は「一人前の男が食って行けない情けない姿を見て気の毒に思ってご飯を差し上げたまでのこと。お礼など欲しい気持ちなどないね」と韓信を叱りつけた。
韓信が、町の「ごろつき」たちに喧嘩を売られた時、
韓信は大志を抱く身であったからごろつきと争うことを避けたかった。
言われるまま彼の股の下を潜らされると云う屈辱を敢えて受けたが、
その後韓信は大成し、天下統一の為に活躍した。
「韓信の股くぐり」とは、将来に大望のある者は、目の前の小さな侮りを忍ぶべきと云う戒めを言います。
昨日は、曇り空の中、おそらく雨が落ちて来ないだろうと、
散歩に出て、ちょうどお昼となったので、ランチして来ました。
と、どうしようもなく小さな、何でもないことを書いたり、言ったりしても、
世の中には因業なオバサンっているものですね、何でか面白くなくケチをつけたがる人ありき。
最初、どんなに因縁をつけられたって、交わることを勇気を以って断ちましょう。
何年前だったか、私のつまらぬ日記とかブログを全部削除しなきゃならなくなった事が発生しました。
確かに自分が悪かった点はあります。挨拶程度で済ませて、後は無視をしておけば良かったのです。
どこにでも「主」で居たがる者ってありますが、その後、主たる人は落ちぶれた.....と私は承知しています。
せこく「韓信の股くぐり」なお話でした。