Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

菜根譚 前集203項

2015-07-23 12:39:41 | Weblog

居盈満者、如水之将溢未溢。
切忌再加一滴。
処危急者、如木之将折未折。
切忌再加一搦。

盈満に居る者は、水の将に溢れんとして未だ溢れざるが如し。
切に再に一滴を加うることを忌む。
危急に処る者は、木の将に折れんとして未だ折れざるが如し。
切に再に一搦を加うることを忌む。

*******************************************

「満ちれば欠ける道理」

富貴や権力が最高に達した人は、水が器から今まさに溢れ出ようとして溢れずにいる様なものである。
それ以上に一滴を加えることをひたすら嫌い避ける。
差し迫った危険な地位にいる人は、木が今にも折れようとして折れずにいる様なものである。
それ以上に一押さえ加えることをひたすら嫌い避ける。





19日の私の誕生日も数日過ぎて、その理由は言えないけれども、
ホッとしたのと、ちょっと嬉しかったのと、これから益々気を引き締めて行かなきゃと、
自分を抑えつつも、元気にまた一つ年を重ねたことを実感しています。(*^ー゜)v

また、ここ数日、曇りだったり雨だったりし、何だか蒸し蒸しとして暑い感じです。
でも、辛い夏を無事過ごせているのは、昨年、人生初で買ったエアコンのお陰。
それと、32~33年使った冷蔵庫がとうとう限界となり、新しい冷蔵庫を買い、
昨日配達されました。大きな冷蔵庫、これも嬉しいこと。


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菜根譚 前集198項

2015-07-18 13:10:33 | Weblog

鷹立如睡、虎行似病。
正是他攫人噬人手段処。
故君子、要聡明不露、才華不逞。
纔有肩鴻任鉅的力量。

鷹の立つや、睡るが如く、虎の行くや病むに似たり。
正に是れ他の人を攫み、人を噬む手段の処(なり。
故に君子は、聡明は露わさず、才華は逞しくせざるを要す。
纔かに肩鴻任鉅の力量有り。
******************************************
「賢明を誇らず才能に溺れず」

鷹が木に止まっている様子は、あたかも眠っている様であり、
虎が歩いている様子は、あたかも病気にかかっている様である。
この様な様子こそ、鷹が獲物に攫みかかり、虎が人に嚙みつこうとする為の方法である。
だから君子たる者は、自分の賢明さをやたらと外に表わさず、
才能をやたらと振り回さない様にすることが必要である。
それでやっと、大事を双肩に荷うことができる力量があることになる。




明日は私の誕生日。
誕生日が来ること事態は特に何も思わないのだが、
ちょっとそれに付属する様な、ホントちょっとした事が気にかかり、
イイにしろ、ひょっとしてガッカリにしろ、誕生日っていつも疎ましく、せつないものだ。


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菜根譚 前集196項

2015-07-16 14:45:34 | Weblog

処世、不宜与俗同、亦不宜与俗異。
作事、不宜令人厭、亦不宜令人喜。

世に処るには、宜しく俗と同ずべからず、
亦、宜しく俗と異なるべからず。
事を作すには、宜しく人をして厭わしむべからず、
亦、宜しく人をして喜ばしむべからず。
******************************************************
「君子は和して同ぜず」

人間がこの世の中で生きて行く時には、世俗の人と余りにも妥協しては行けない。
しかしまた、世俗の人と余りにも違い過ぎても行けない。
また、事業を興そうとする時には、決して人に嫌な思いをさせては行けない。
しかしまた、人を喜ばせるばかりでも行けない。




今日もお陰様で、北海道らしい涼やかな好天となりました。
そこで朝一番に始めたくなるのは、外のことの色々です。
もし、暇だとか何だとか、そう云う時って人は案外とろくな事を考えたり、
お調子づいて余計な事だってしてしまうものではありませんかね!?
忙しいと云うのも心亡ぼさない程度ならば、
これはとても日々の生きがいとか楽しみになったりしますね。(⌒о⌒)♪
https://www.youtube.com/watch?v=GlDzUokvmiE


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菜根譚 前集195項

2015-07-15 15:31:48 | Weblog



建功立業者、多虚円之士。
僨事失機者、必執拗之人。

功を建て業を立つる者は、多くは虚円の士なり。
事を僨り機を失う者は、必ず執拗の人なり。
***************************************************

「成功する人と失敗する人」

大きな功績や事業を完成する様な人は、多くはアッサリして円満な性格の持ち主である。
事業に失敗し時機を失ってしまう様な人は、必ず執念深く片意地な性格の持ち主である。




今日の札幌の予想最高気温は20℃。
それはそれで暑さから解放されるのなら何よりと思っていました。
早朝、9時くらいまでは、20℃だなんてコレ外れじゃないの!?と感じていましたが、
急に風が変わって、実に涼やかとなりました。
ただ一言「ホッ」。( ^o^)ホッ=3

ここでもう一言。
井戸端会議と云えば、女性、主にオバサンたちの専売特許じゃありませんか。
けど、私思うのですが、昨今、男のオバサンが井戸端会議が大好きな風に見えますね。
自分のことは一応棚にあげ、思慮も浅く、厄介なことに因業じゃないですか。
そこで今朝の菜根譚でありますが、そう云った人物って「必ず執念深く片意地な性格の持ち主である」、
ですよねぇ~。))))))))))( ̄ー ̄;)/


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さくらんぼ(南陽)4L

2015-07-14 18:28:14 | Weblog

 

ミニトマトくらいはありますよ、とっても肉厚で美味しいです。(Ψ▽Ψ*)

 


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菜根譚 前集194項

2015-07-14 10:58:33 | Weblog

山之高峻処無木。而谿谷廻環、則草木叢生。
水之湍急処無魚。而渕潭停蓄、則魚鼈聚集。
此高絶之行、褊急之衷、君子重有戒焉。

山の高峻なる処には木無し。而れども谿谷廻環すれば、則ち草木叢生す。
水の湍急なる処には魚無し。而れども渕潭停蓄すれば、則ち魚鼈聚集す。
此の高絶の行、褊急の衷は、君子は重ねて戒むる有り。

*************************************************

「孤高、狭量を離れる」

山が高く険しいところには木は生えない。
であるけれども、巡り流れている谷川があると、草木は群がり生えて来る。
また、水が激しく流れているところには魚は住みつかない。
であるけれども、水が滞り溜まっている谷川の淵があると、魚や鼈などが群がり集まって来る。
この様に、殊更に孤高な行ないや、器量が狭く性急な心を持っていると、
人を寄せつけないことになるので、君子たる者、よくよく戒めなければならない。






全く、本州や外国の気温を視るだけでも暑くなって来るものですね。
用があって本州や、それこそここに居ても無理して外出しなきゃならい事なんぞ、
全然無いのが幸いです。
私は毎日、掃除と洗濯、猫たちの世話、花等の世話(冬なら除雪)を欠かしませんが、
それらをサッサと済ませ、今からは、他の好きなことを好きな様にして。(⌒o⌒)v
時間が余ったとしても暇って感覚はありません。
大事なのは、無駄な感情並びに時間を持たないこと。これは案外健康に良いですよ。


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菜根譚 前集191項

2015-07-11 09:38:44 | Weblog




好利者、逸出於道義之外、其害顕而浅。
好名者、竄入於道義之中、其害隠而深。

利を好む者は、道義の外に逸出すれば、其の害は顕わるるも浅し。
名を好む者は、道義の中に竄入すれば、其の害は隠るるも深し。

**************************************************

「名誉に執する弊害の深さ」

利益を好む人は、初めから道徳の外に走り出しているので、
その弊害は誰にも分るが、その根は浅い。
これに対し、名声を好む人は、初めから道徳の名の中に潜り込んで隠れているので、
その弊害は見えない様であるが、その根は深い。




ここ3~4日はようやく北海道にも夏らしさが訪れた感じです。
けど、暑さにとても弱い私は、ちょっと苦手意識が先に立つところなのですが、
昨年の6月に人生初で自宅にエアコンを備え付け、大袈裟にも日常や、
それこそ人生でさえ変った気がしています。
まあまあ、例年は7月くらいまでの、カラッとした暑さなら平気なうちですが、
8月の暑さ、蒸し暑いんですヨ・・・。
私は耐えられませんのに、よくもまあこれまで辛抱したものだと思います。
昔、よく言ったものです、「幾ら暑いと言っても、お盆までの1~2週間くらいなんだから」と。
昨今は、お盆過ぎても暑いです。
エアコンが苦手と言う人がいるけれど、私はエアコンなしでは虫の息となる(熱中症もどき)。
購入したお陰、夏が安心となりました。

♪ ∧_∧
  ( *゜ー゜)つ
(( (⊃ (⌒) ))
  (_ノ

  ∧_∧
 (゜ー゜* ) ♪
((⊂⊂ )
  (_ノ ̄彡

  ∧_∧ キメ!
 ( ゜ー゜*∩ ))
(( (⊃ 丿
  (_)し′


│  ピャッ♪
│)彡


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武器商人・坂本龍馬が稼いだお金 総額120億円

2015-07-09 15:52:58 | Weblog

幕末の英雄坂本龍馬の裏の顔 薩長同盟大政奉還で大儲け
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*おカネには困っていなかった坂本龍馬の脱藩生活

 維新の英雄であり、歴史上の人物の中で最も人気があるのが坂本龍馬だろう。
薩長連合、大政奉還など維新回天の偉業を成し遂げたが、獅子奮闘の働きを見せたのは、
土佐藩を脱藩した文久2(1862)年から、暗殺された慶応3(1867)年の僅か5年間に過ぎない。
その間の龍馬の華々しい活躍を支えた活動資金は、いったい何処から出ていたのだろうか。こ
れこそ、歴史上の大きな謎である。
 おカネの出所の一つは、龍馬の実家・才谷屋だろう。
土佐きっての豪商と言われた才谷屋の財産は2000両と謂われ、
現に龍馬は脱藩する時、姉の乙女から30~40両のおカネを貰っており、
それでも足りずに宝刀の柄頭を売り、大坂では大和五条の大商人・下辻又七から旅費を融通して貰っている。
土佐から京への旅なら、1両で間に合っていたはず。恐らく龍馬は旅の途中で豪遊していたに違いない。
 今一つは、義母・伊与の実家である廻船問屋・下田屋ではないか。
ここからも、龍馬は千石積みの江戸大回し船が着く度に援助を受けていた。
龍馬を、ヨレヨレの脱藩浪人の様に思うのは、大きな間違いである。
龍馬の夢は、海運を盛んにして貿易で富を蓄え強力な海軍を作ることであった。
神戸海軍操練所閉鎖で行き場のなくなった龍馬は、恩師・勝海舟の斡旋で、
薩摩藩の庇護の元、日本で最初と謂われる株式会社「亀山社中」を結成した。
 その時、長崎の豪商・小曾根英四郎の紹介で知り合ったのが、日本にやって来たイギリスの武器商人トーマス・グラバーである。安政6(1859)年に開港間もない長崎にやって来たグラバーは、日本の小判を上海で売って大儲け。彼の会社「グラバー商会」は、長崎の貿易の8割を一手に引き受ける大会社に成長していた。
龍馬は薩摩の首領・西郷隆盛の命を受け、密かに長州に潜入すると、第2次長州征伐を目の前にして、
犬猿の仲と謂われた薩長の間を、利を以て取り持った。


*「亀山社中」「海援隊」は日本初の商社マン育成機関

 朝敵の汚名を着て武器を買うことも出来ない長州の為に、龍馬の亀山社中が薩摩藩の名義で武器を買い、
その武器を長州に運ぶと云う正に、ウルトラCの離れ業を遣って除けたのである。
 一説に因ると、龍馬は武器商人グラバーのエージェントに過ぎず、
そうでないと7000挺以上もの鉄砲と蒸気船の購入など、不可能に近いと云う声もある。
しかし、龍馬が武器商人として豪腕を奮ったのは、この時だけではなかった。持ち船である「ワイルウェフ号」を海難事故で失い亀山社中が経営危機に陥ると、脱藩した土佐藩の肝煎りで、慶応3(1867)年、「海援隊」を結成する。武力討伐か、大政奉還かで揺れる中、龍馬は、薩長に遅れをとっていた土佐藩の為にライフル銃1300挺を、
オランダ商人ハットマンから購入。そのうちの1000挺を土佐藩に買い取らせ、土佐藩を倒幕勢力に引き寄せた。
 龍馬は武力倒幕には最後まで異を唱えたが、その裏で武器を斡旋する商人でもあった。
もし生きていれば、商社マンとして世界を股に駆けていたに違いない。(画像・坂本龍馬、海援隊)

  おカネでわかる世界の事件史
    財布の大きさで勝敗が決まる戦争・革命
      明治維新に活躍した武器商人・坂本龍馬の錬金術

  *この本は2013年3月に初版されたものです。





ちょっと面白いお話を、たまに。(*^ー゜)v


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菜根譚 前集189項

2015-07-09 14:22:12 | Weblog






磨蠣当如百煉之金。急就者非邃養。
施為宜似千鈞之弩。軽発者無宏功。

磨蠣は当に百煉の金の如くすべし。急就せば邃養に非ず。
施為は宜しく千鈞の弩の似くすべし。軽発せば宏功無し。

**************************************************

「腰を落ち着け成就を図る」

自分自身を練磨するには、繰り返し練り鍛える金属の様にすべきである。
速成したのでは深い修養とはならない。
事業を興すには、強い石弓を放つ時の様に慎重にすべきである。
軽々しく興したならば大きな成果は得られない。




今日は、暑からず寒からずの文句の付けようのない日となりました。
洗濯してお布団を干し(天気が良ければ)、掃除して、庭の手入れをし、猫たちの面倒もよくみる。
毎日欠かさずしている家事ですが、嫌だとか面倒だなんて一日も思ったことはありません。
( ̄ー+ ̄)


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菜根譚 前集187項

2015-07-07 08:14:05 | Weblog




休与小人仇讐。
小人自有対頭。
休向君子諂媚。
君子原無私恵。

小人と仇讐することを休めよ。
小人は自ずから対頭有り。
君子に諂媚することを休めよ。
君子は原より私恵無し。

**********************************

「相手を選んで接する」

つまらない人たちと憎み合うのは止めなさい。
小人には小人なりの相手があるものである。
立派な君子に媚び諂うことは止めなさい。
君子は元々私的なえこひいきなどはしないものである。




今朝も元気!
世の中には人が元気な風が面白くないって人がいるものですね。
また、喩え私がそう云う被害(?)を受けたとしても、無視をすればイイんですよ。
それと、私はお世辞とか、人に阿ることもしません。
お調子者であることが見透かされてしまうわけですから。
ただの頭数のみの知り合いとか友達を持ったとしたって、どうでしょう?、尚孤独に陥りませんかね。
自分を面白がると云うことで、お陰さま、毎日が楽しい感じです。


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菜根譚 前集186項

2015-07-06 15:11:17 | Weblog






持身不可太皎潔。
一切汚辱垢穢、要茹納得。
与人不可太分明。
一切善悪賢愚、要包容得。

身を持つに、太だしくは皎潔なるべからず。
一切の汚辱垢穢も、茹納し得んことを要す。
人に与するに、太だしくは分明なるべからず。
一切の善悪賢愚も、包容し得んことを要す。

*******************************************

「寛容の功徳」

この身を安全に保って行くのには、あまりに潔癖過ぎては行けない。
一切の汚れや穢れも、すべて受け入れてしまう必要がある。
また、人と一緒に物事を行なう際には、あまりにハッキリ割り切り過ぎては為らない。
一切の善も悪も、賢も愚も、すべて包容し入れてしまう必要がある。






FIFA 女子ワールドカップ 決勝戦
アメリカ、優勝おめでとう!
なでしこJapan、準優勝おめでとう!

両チームの健闘に拍手を送りたいと思います。
ヾ(・ω・`*)Thanks(*´・ω・)ノ゛

 


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愚公山を移す  「列子 湯問」

2015-07-04 16:07:10 | Weblog


太行山、王屋山の二山は周囲七百里、高さ一万仞もある。
元々は冀州の南部、河陽の北にあった。

 北山に愚公という老人がいた。 年は九十歳になろうとしていた。
二つの山の向かいに住んでいた。 山の北側に向かう道が閉ざされ、回り道しなければならず困っていた。
そこで、家族を集めて相談した。

「わしはお前たちと力を合わせて、険しい山を削って平らにし、
真っ直ぐ豫州の南へ通し、漢水の南まで達する様にしたいと思うが、良いか?」

みなが同意したが、妻がいぶかって言った。
「あなたのお力では、魁父の小山も平らにすることができないのに、
太行山や王屋山の様な大きな山をどうして平らにできるのですか?それに、土や石は何処へやるのですか?」

みなが言った。
「渤海の海岸、隠土の北へ捨てたらいいだろう」

そこで、愚公は荷を担げる三人の子と孫を引き連れて、岩を砕き、土を掘り、
担い籠に土や石を入れて渤海の浜辺まで運んだ。 愚公の隣人の京城氏の未亡人に息子がいて、
やっと歯が抜け替わる頃の子供であったが、勇んで行って彼らを手伝った。
冬から夏まで季節が変わったころに初めて一度帰った。

 河曲の智叟が嘲笑いながらやめる様に勧めた。
「愚かなことだ、お前さんの様な老いぼれに残された力では、
山の上の草一本抜くこともできないと云うのに、土や石なぞどうしてどけられるものか」

愚公は大きくため息をつくと言った。
 「お前さんは頭が固いのう。とても救いようがない。 あの未亡人の子供にも及ばぬとは。
喩えわしが死んでも、子供がおる。 子供にはまた孫ができ、孫がまた子を産む。
その子にはまた子ができ、子には孫ができる。
子々孫々絶えることがない。しかし、山は増えることはない。
どうして平らにできないことがあろうか」河曲の智叟は返す言葉がなかった。

 これを聞いた山の神が、愚公が山を削るのを止めないことを心配して天帝に報告した。
天帝は愚公の誠意に感動し、力持ちの神・夸蛾氏の二人の息子に命じて山を背負わせ、
一つを朔の東、一つを雍州の南に置かせた。
この時から、冀州の南から河陽の南までの間には山がなくなった。

******************************************************************

努力すれば、どんな難事業でも成功すると云う意味。





昨日、朝方のうちは日差しが出て、今日こそは晴天で終わる様にと思いました。
けど、雨に至らずとも、ずっとずっと曇りの日が続いていますね。
何せ暑さに弱い私は、満更こう云う日も嫌いではないけれど、もうチョットは暑くてもいいのかナって思います。
けど、夕飯に出かけた中華料理屋さんの週がわり定食が美味しくて、
ふと思ったことは、食べたものが美味しいと思えてこそ、健康ってことなんだナァ~って事と、
睡眠だってグッスリと休めること、これも健康である証拠ですよね。
齢を重ねて、一年のうち何度スッキリできるかが課題ながら、中々とそんな日にも恵まれないって感じですが、
比較するのを若い時代とするのは間違いなんだろうと思う次第。
それなり、そこそこで良しッ!としなきゃと思います。


Oxalis brasiliensis


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菜根譚 前集183項

2015-07-03 15:34:42 | Weblog


7月3日読売新聞


NHK-BSニュース


不昧己心、不尽人情、不竭物力。
三者、可以為天地立心、為生民立命、為子孫造福。

己の心を昧まさず、人の情を尽さず、物の力を竭さず。
三者は、以て天地の為に心を立て、生民の為に命を立て、
子孫の為に福を造るべし。

*********************************************

「除災招福の道」

自分自身の心をくもらせてしまうことなく、
他人に対する愛情もなくす様なことはせず、
人民の財産を妄りに取りつくさない。
この三つの心がけで、天地に対しては本当の心を確立し、
万民に対してはその生活を安定させ、
子孫に対してはその幸福を作り出すことができる。





なでしこ、本当に良くやってくれましたよね、日本の誇りと言っていいんだろうと思います。
こう云った時、「猫も杓子もサッカー、サッカー・・・。呆れたものだ」と言う、
周りに因業な者がいませんか?
人の趣味や楽しみ事、喜んでいる様子にケチをつけることこそ、稚拙な人間だと云うことです。
私なら、私は猫ですもん!と言うでしょうね。
まさか、杓子と言うわけにも行かないんで。

サッカーは世界的なスポーツなわけで、国の外交の場や、王室皇室の中にでも出る話題です。
決勝戦の米国との対戦が楽しみですねッ。


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