
今日は天候が崩れ雨が降っていました。秋を深めるように気温が下がり寒さを感じるほどです。仕事で茅ヶ崎に来て、良い話をいただいたこともあり、帰りは温泉にでも入ってゆっくりしようと考え熱海に立ち寄りました。熱海は新幹線の駅があるので帰りが楽なので便利です。東海道在来線で熱海行きに乗れば乗り換えもなく到着しますしね。熱海もやっぱり雨で風が強かったからか観光客も少なかったです。今日は、以前から気になっていた「湯宿みかんの木」のへ行くことにしました。熱海というと大型ホテルしか思い付かない人もいるかも知れませんが、ここは隠れ宿と呼ぶに相応しい小さな温泉宿です。デザインもモダンな造りでとてもお洒落な印象です。賑やかな海がすぐそこにあるにもかかわらず、ロケーションが細い裏路地なので、とても閑静な趣があります。外来入浴は1200円なので熱海相場といったところでしょうか。夕方はちょうど人気もなくお風呂は空いていました。僕の温泉の好みは、段々と静寂さを重視するようになってきました。できれば貸切がいいなあ。と思っています。「湯宿みかんの木」は貸切がありますけど宿泊客だけのサービスです。温泉は内湯と小さな露天があって、こじんまりとしていました。ここの露天は周りに囲いがあるので、露天というより箱庭に風呂桶がある感じです。屋根もついているので開放感を味わう露天風呂ではありません。ですが僕にはこれくらいのほうがいい感じでした。入れば、お湯は熱海の湯です。お湯はとても上等なのです。聞けば江戸時代から続く宿で、古源泉から引く温泉は95度Cもあり、温度を下げて源泉かけ流しとか。「青沼湯」と呼ばれる弱アルカリ性の温泉です。無色透明でタッチはさらりとしていますけど、インパクトは強い湯です。湯上がりも良く、肌はしっとりして潤うので美人の湯ですね。熱海はお湯がいい。派手な演出もなく団体客を寄せ付けない雰囲気は、熱海らしさとは別次元なところがあり好印象でした。従業員も優しくて丁寧です。すっかりのぼせてしまったので、帰りの新幹線はグリーン席をリザーブして、ゆったりとビールを飲むことにしました。これが一番だったりして。


伊豆熱海温泉 湯宿みかんの木 公式サイト


伊豆熱海温泉 湯宿みかんの木 公式サイト
新しい施設かなとおもい、尋ねたところ、なんと熱海からのローリーでしたよ。琵琶湖で熱海の湯はちよっとね~で、入浴はしませんでした。