スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

オープンウォーター炬燵水練記 98

2015年01月31日 | スポーツ
僕が通うスポーツジムはスーパーの二階にあります。そして屋上駐車場の西側の空模様にレンズを向けていつも撮影しています。日本海側に雪を降らせる雲はここまで届かないものの真っ昼間でも風は冷たく真冬の気温でした。先週、練習をしている時に肉離れを起こしてしまったので、その反省から慎重にトレーニングをしたいと思います。ちょうど一ヶ月後に開催されるマスターズ水泳大会に出ることにしました。25Mのブレストだけなので記録に高望みをしなければそのままでもいいのですが、オフシーズンからトップシーズンに向けてちょうど良いタイミングのレースなので身体を作りながらチャレンジすることに決めました。年々、フルパワーで泳ぐことが難しくなってくるのを感じます。つい数年前には25Mのダッシュを何本も泳げたのに今では十分な準備がなければできなくなりました。準備とは、ストレッチとウォーミングアップです。しっかり筋を伸ばしておいてから、ゆっくり泳いで身体を温め、それからスピードを上げるのです。ストレッチも勉強し直したほうがいいかな。アップは個人メドレー100Mです。四種目泳ぐといろんな筋肉を使うのでストレッチの延長でもあります。その後、ブレストでイージースイム25Mを12本泳ぎました。ストロークは長めでインターバルを保つためにレストタイムを短めにしました。無理をするとまた肉離れになるのでそこは気をつけました。少し息を整えてから、同じくブレストでハードスイム25Mを4本泳ぎます。レースと同じペースは危険なので8割から9割くらいの力加減です。久しぶりに息が切れました。軽い筋肉痛があるうちにプル25M、キック25Mを3セット泳いで負担を増やし、筋肉増強も狙っていきます。ブレストのプルは、ブレストの選手でもキツいと思う練習です。最後にダウンでクロール100Mを泳いで終了です。合計750M。無理なく泳げたのでトレーニングとしてはまずまずでした。練習後は、ジャグジーで肩甲骨と腰と足の裏をほぐし、マッサージチェアで全身をほぐし、ジムではマットの上で時間をかけてストレッチをしました。泳いでいる時間より長いくらいです。高年齢では、運動をいきなりするのではく、階段をゆっくり上がってから激しい運動に移行し、終わったらゆっくり階段を下がるようにして元の状態に戻すと身体に無理がないとつくづく思います。スポーツジムの客を見渡すと年齢層が高いのも頷けます。
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沼津 石碾蕎麦 おもだか

2015年01月30日 | 料理/グルメ
今週は蕎麦を食べたばかりなのに、また蕎麦が食べたくなり、やっと行きたいお店の一つだった沼津のおもだかでランチをとることにしました。というのもこのお蕎麦屋さん。11時半から14時半までのお昼の間だけの営業で売り切れ御免のスタイルです。しかも何故だか僕が沼津に来る時はいつも定休日だったのでチャンスが中々なかったのです。眠い目こすって早起きをして、午前中に取引先で用事を済ませ、憧れのおもだかさんへ初めて訪問することができました。郊外の新興住宅街の中にあり、見かけも商業施設ぽくないために知らない人はやって来ないお店です。開店と同時に入りました。雨の平日にもかかわらず待ち客が他に二組いました。寒いので開店前にも入れてくれるお店の人の温かさを感じます。中は板張りで真新しいオープンな木の家といった感じで、古いスイング時代のジャズが流れて、本棚には単行本が置いてある今時の蕎麦屋さんです。ご夫婦で切り盛りしている様子で、ご主人が蕎麦を打ち、奥様が給仕をしているようです。アットホームな印象です。近所でもない限り車で来るしかないのでメニューを見ると蕎麦を食べるためのお店なんだと思います。お酒の種類は多くありませんし、つまみに力を入れているわけでもありません。蕎麦は、「もり」にするか「かけ」にするか。あとは天麩羅とはんぺんと漬け物の組み合わせとなります。初めてだったので「もり」(850円大盛り300円増し)と「小天丼」(450円)を頼みました。面白いのは蕎麦には粗挽きと微粉のどちらかを選択することです。だいたい予想がつきますが粗挽きにしました。でも出て来た蕎麦は粗挽きには見えませんでした。微粉じゃないのか?そうなると微粉が気になります。ご主人は蕎麦に集中できるのかとても美味しい蕎麦でした。蕎麦について何も説明がないのがこのお店の良い所かもしれません。誇張するのが嫌いなのか宣伝ぽいことはしていません。出汁をつけてみると醤油の香りがはっきりわかるオーソドックスなものでした。見た目は濃い色をしているので味も濃いと思いがちですが、出しゃばらないバランスのとれたテイストで少々驚きました。これは気に入りました。大根が好きなのでワサビは使わない主義ですが静岡の蕎麦屋は薬味に必ず上等なワサビを使います。せっかくだから少しつまみました。蕎麦を食べるためだけに行くべきお店ですね。



住所 静岡県沼津市岡宮893-4
電話 055-922-2867
場所
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東京 麻布 総本家 更科堀井

2015年01月27日 | 料理/グルメ
江戸っ子だったら蕎麦を嗜む。っていうんで江戸っ子でもないのに東京へ来る度に蕎麦が気になる僕です。火事で焼けた神田のやぶそばは今週中は長期休暇だったし、火曜日が定休日のお店も多いんですね。それならば、麻布十番にある更科蕎麦の老舗、更科堀井へ出かけてお昼をとることにしました。さすがに有名店。開店前から人が並んでいました。12時前にはほとんどの席が埋まっていたので繁盛店なんでしょうね。更科蕎麦は久しぶりです。このお店は開業が江戸時代1789年。実に二百年以上代を重ねて営業しています。蕎麦ッ喰いを称する者は一度は行きたいお店の一つですね。六本木ヒルズが歩いていけるくらい近いのでちょっと驚きでした。その昔、真っ白い上品な更科蕎麦は、江戸城や大名屋敷にも出入りを許されたとかで高級蕎麦の代名詞だったのではないかと思われます。色の黒い蕎麦は田舎蕎麦と呼んで、薄い色のせいろ蕎麦とは区別されてきました。せいろは町民(都会人)の蕎麦というわけです。その中でも殻や甘皮を取り除き、白く透き通るように仕上げた更科蕎麦は別格なのでしょう。この店では、「さらしな」の他に、「もり」、「太打ち」、「季節のかわりそば」と四種類の蕎麦がいただけます。もちろん「さらしな」(890円大盛り280円増し)にしました。一見そうめんなのかと思うほど蕎麦らしくありませんが、食べればわかる美味しさです。そばつゆも二種類用意されていて、江戸前の辛口が標準ですが「さらしな」と「季節のかわりそば」は専用の甘口になります。しかし、九州の甘ったるいほど強烈な甘口ではなくて、比較すれば甘い方のそばつゆということになります。なるほど。相性もあるのですね。「さらしな」は、喉越しが良い洗練された蕎麦だと思いました。だけど食べ慣れていないいないせいか、僕は普通のせいろか田舎蕎麦を好みます。ここは意見が分かれるところではないでしょうか。田舎に近づくほど香ばしく力強さを味わうことができます。一品料理も選べます。なにしろ麻布ですからね。日本酒を一杯引っ掛けるために立ち寄りたい人も多いと思います。かき揚げ(950円)とそば寿司(930円)もサイドメニューとして注文しました。平らげた後に、蕎麦屋に来たなあ。と思いました。わざわざ出向かなければならないのが非常に残念です。



総本家 更科堀井 公式サイト
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オープンウォーター炬燵水練記 97

2015年01月25日 | スポーツ
身体が硬くなっているなあ。とつくづく思います。若い時はあんなに柔らかい身体だったのに。特に最近、身体の衰えとも思えることが増えました。視力なんかがた落ちです。運動能力もダウンヒルで下がる一方なんでしょうね。年末年始の忙しさもあり、ご馳走をいただく機会も多く、しっかり運動不足です。先日、久しぶりに泳いだら、感覚が遠ざかっているのを痛感しました。スポーツジム主催のマスターズ水泳大会の申し込みが迫り、慌てて申請をしたところです。短水路なので二種目くらい出れそうですが、コンディションが悪い上にプログラムがフリーの後に平泳ぎが続くので、25M平泳ぎ。つまりブレストだけにしました。10年前に一度計ったきりで久しぶりです。10年前は18秒01だったので17秒台が出ませんでした。非常に残念でしたが同じタイムが出るとは思えません。持久力は年齢を重ねても何とかついて来てくれますが、瞬発力ほど裏切るものはないのです。さあ、トレーング。今日は、比較的温かい日になりました。日曜日の午後、スポージムの屋上駐車場には優しい日差しで眩しいくらいです。着替えてストレッチをしてから、個人メドレー100Mを泳ぎウォーミングアップをしました。その後、ブレストをロングストロークで25M20本泳ぐ予定でした。しかし、数本泳いだところで左足の股間が肉離れしてしまいました。痛っー。強く蹴った瞬間でした。痛いなあと思いながらもしばらく泳ぎ続けるのは水泳部出身の悪いところです。8本泳いだところでギブアップ。残りはクロールのスイムに切り替えました。もちろんスプリントフォームです。(それでもまだ泳ぎ続けるのは水泳部出身の悪いところです。)結局ブレスト25M8本、クロール25M12本で泳ぐのは止めました。身体を壊してしまったら元も子もありません。合計600Mです。練習後は、ジャグジーで足の裏と腰をほぐし、マッサージチェアで2クール、ジムでストレッチを入念に行い肉離れの処置をしました。時間をかけてじっくりやれば、そこそこ改善されます。硬い身体のまま運動すると危険ですね。ふと見ると乗馬のフィットネスマシンがあったので、試しに10分乗ってみました。これが結構楽しい。身体もぽかぽかしてくるし、身体もほぐれる感じがします。プールで痛めた肉離れがすっかり良くなっています。癖になりそうですねえ。鍛えるためではなく、ストレッチに使ってみようかな。
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豊川 砥鹿神社

2015年01月23日 | 文化/歴史/技術
今週は神社の参拝が続いています。お正月気分がすっかり抜けてしまっても神社巡りは興味尽きません。豊川には豊川稲荷があるので、昨年、一昨年と初詣に行きました。近くに砥鹿神社(とがじんじゃ)があるのは知っていましたが電車だったので足を伸ばすことはしませんでした。今日は仕事で豊橋へ向かうので、車で豊川ICを通ります。砥鹿神社はその目と鼻の先なのでちょっと立ち寄ることにしました。三河の国の一宮です。一宮巡りはまだまだ未訪問の神社が残っていますが、すぐ隣の国であるにもかかわらず、初めての参拝となりました。国道151号線沿いなので前を通り過ぎたことは何度もあります。行きたいと強い気持ちがないと行けないものなんですね。平日の夕方、駐車場もまばらに車が停めてあるだけで参拝客は少なかったです。国道に近い駐車場から入ると表神門ではなく横から入場することになりますが、途中に杜を抜けることになるのでとても神妙な気持ちにさせてくれます。境内はそれほど広くないので、表からあっさり入るよりいいと思います。手水舎もちゃんと二つ用意されています。この神社のことは何も知らなかったので、調べてわかったことを記述しておきます。正確には砥鹿神社は二つ鎮座し、普段の砥鹿神社は里宮と呼ばれ、もう一つは本宮山の山頂にあり奥宮と呼ばれています。そして先に建立されたのが奥宮のほうです。701年から704年のことだそうですから1300年以上の歴史を持つ古社です。引用すると「本茂山(ほのしげやま)」(本宮山)に留まって、この山を永く神霊を止め置く所「止所(とが)の地」とされたとあります。砥鹿神社の名称の由来はそこにあります。摂社・末社も多く、特に三河えびす社は商売の神様で、こちらも信望を集めているようでした。しかも二宮と三宮を兼ねています。一宮の境内の中に二宮と三宮があるなんて珍しい神社じゃないでしょうか。豊川稲荷はレジャー化されているのでそれはそれで楽しみが多い場所だと思います。それに比べて砥鹿神社は地味ではありますが、お祈りするならこちらのほうがご利益がありそうです。砥鹿神社は、山を御神体として始まった神社なのだからアニミズムの名残があると思われます。平安時代の頃からこの辺りでも人々の営みが存在して、信仰の継承が現代まで続く不思議に改めて感慨深いものがありました。
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日野町 馬見岡綿向神社の勧請縄

2015年01月22日 | 文化/歴史/技術
毎年、正月には神社へ初詣に行くのが楽しみです。数年前から勧請縄に興味を持ち、奈良、京都、滋賀一帯の古社には地元の人に受け継がれながら残っていることを知ってからは、毎年新調した勧請縄を見学したくてしかたありません。滋賀県日野町は山の中にあります。でも高い山はほとんどありません。車で走ると坂が多いなあ。と思うだけです。仕事で訪れることが多いとは言え、まだまだ知らないことがいっぱいあるところです。不思議を尋ねるべく、馬見岡綿向神社(うまみおかわたむきじんじゃ)へ行くことにしました。国道477号線沿いに鎮座する割と大きめの神社です。この道は何度も何度も走ったことがあるのに、ちっとも気にしていなかったことに自分でも驚いています。雨はなんとか降り止んでいましたが、昼でも重く暗い空模様でした。真っ昼間にここへ参拝する人は皆無でした。おかげで到着した直後からしっかりと「もののけ」を感じることができました。杜がぐるりと囲み閉ざされた空間であるのに、中は広さと開放感を感じる不思議な場所です。素晴らしい神社だと一瞬で理解しました。残雪もある寒さの中、一人で本殿まで歩き参拝しました。ぽつんと一人で居ると恐ろしい気もしてきます。短時間の滞在だったので丁寧に見学できなかったことがとても惜しいのですが、摂社、末社が数多く総合神社のようでした。つまり大宮か神宮クラス。行事も盛んで「どんと焼き」の跡も残っていました。秋には、新嘗祭があれば、20年に一度の式年遷宮も執り行われているそうです。由緒も古く、欽明天皇が545年に綿向山の頂上に神様を祀ったことが起源になるそうです。急な吹雪に遭い猪の足跡を追いかけていたら山頂に導かれ、神様の化身である白髪の老人に出会ったという伝説が残っています。僕のお目当ての勧請縄は、入口の鳥居を挟む二本の木に注連縄が張られ、その中央に木の枝で作られたダブルループを重ねたデザインのシンボルと12本の吊るされた注連縄というスタイルでした。魔除けとされているこの勧請縄ですが、僕はこれを見てまったく逆の機能をするものではないかと思いました。外部からやってくる厄や災いを入ってこないようにするのではなく、出て行かないようにブロックして閉じ込めるためのものではないでしょうか。本来、神社はお祓いをして厄を落とす場所です。ここには厄がたっぷり溜まっているはずです。外部と出入りする神様と人は鳥居をくぐることが許されますが、厄(魔物)は出られないように封印する必要があるから勧請縄でせき止めているんじゃないかな。また謎を見つけてしまった。

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明石 柿本神社

2015年01月21日 | 文化/歴史/技術
明石まで来ました。仕事です。お昼をいただく前にどこかお参りできるところはないかと探したら、JR明石駅から歩いて行ける場所に柿本神社があったので行ってみることにしました。大寒に入り、気温が低くなると思いましたが、関西ではやや温かいと感じるくらいでしょうか。曇り空で雨は何とか避けられました。それでも防寒対策はしっかりやっておきましたけどね。明石駅の前は明石城があるので柿本神社は目立ちません。その柿本神社は明石市立天文科学館の裏にあるので近くに寄るまで気配がありませんでした。参道らしいものはなく、急な石階段を登らなければならず、足腰の強さを求めてきます。登り切ってみると海が見えました。そして壮大な明石海峡大橋も眺められます!小高い丘の上にあるのです。天文科学館の建物も存在感があります。SFちっくな建造物と海と大橋を一度に目の当たりにできるビュースポットでした。境内に入る前から興奮しますねえ。比較して申し訳ないのですが、肝心の柿本神社は境内の中が駐車場になっていて拝殿と社務所が申し訳なさそうに見えました。歌人柿本人麻呂に所縁があるとばかり思っていましたが、なんと1620年に明石城城主の小笠原忠正が人麻呂を崇敬していて建立した神社なんだそうです。どういうこと?神社には、タイプがいろいろありますが、本人がこの地に住んだわけでもなく、立ち寄ったこともないのは先日参拝した川崎大師に似ています。ここも弘法大使(空海)はタッチしていませんでした。僕はこのような神社をリスペクト系と呼ぶことにします。怒りを鎮め、魂が怨霊とならないために祀ってあるわけでもなさそうです。地元の人気はそこそこあるみたいで、グッズの販売や写真撮影はうまくいっているようでした。赤穂浪士が主君の仇討ちを願って植えたとされる八房梅(やつふさのうめ)はまだ小さな蕾で、咲くのはしばらく先です。八方美人的なご利益も焦点がぼけてしまって気になるところですが、気持ちを入れ直して二礼二拍手一礼を済ませました。もう一つ。よくわからないのは手水舎の龍です。背中が亀の甲羅なんです。しかもデフォルメ。玄武?じゃないよね。耳があるから亀ではないし。悩むなあ。本来、水を司るのは龍か蛇。ドラゴン・ファイアー・ポンプでないとサマにならないのではないでしょうか。羊神社なら羊でもいいけど。・・・でも景色がいいから許します。

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名古屋 羊神社

2015年01月19日 | 文化/歴史/技術
皆さん。今年の干支はご存知ですよね。今年は未年です。四つ足で毛がふさふさしていていて、めぇめぇ鳴くあの羊です。毎年、干支にちなんだ神社へ初詣するのを楽しみにしていますが、なんと羊神社というそのままずばりの神社が名古屋にあると聞いて居ても立ってもいられませんでした。インフルエンザの感染で参拝が遅れてしまいました。全国でも二カ所しかない希少な神社です。もう一つは群馬県にあるそうです。由緒は後ほど。鎮座する場所は、名古屋市北区辻町。名鉄小牧線の上飯田駅から歩ける位置にありました。この辺りは、仕事でよく来る場所です。ですからいささか驚きもありました。いつもの見慣れた風景の奥にあるなんて。住宅街の中にあり、完全に囲まれているので大きな道路からは見えません。しかも境内はコンパクトで普段は人気のない神社だと想像します。何の変哲の無い神社ですが、ここは羊神社。石の羊が堂々といます。狛犬は別に居ますので、狛犬の代用ではありません。手水舎の水は龍ではなく羊の口から出ているところが相当可愛い演出ですね。そんなわけで、平日の昼間だというのに参拝客が大勢いました。露天で和菓子を売る人までいるのですから、2015年は盛況なようです。羊の前で記念写真を撮る人も絶えずいます。社務所にもここぞとばかり職員が配備され、御守やら絵馬など販売していました。今年だけでしょうね。それも今月一杯くらい。冷めた目で見てしまいましたが、こうして僕も参拝しに来たのだからお上りさん気分には違いありませんけどね。歴史は古く、927年の記帳に存在したとあるし、棟札に1613年の記録も残っているそうです。今まで残っていてくれたことに感謝したいくらいです。昔、群馬県の吉井町に羊太夫という人がいて、稲妻のように早く走って奈良まで通勤していたそうです。その羊太夫が都に向かう途中立ち寄った屋敷があったのがここらしいです。羊太夫が火の神様を祀る神社を建てて、それで羊(ひつじ)から火(ひ)を抜いて「つじ」となり、ここの地名が辻町になったと伝説では言われています。何だか眉唾な話ですが、どこか少しは真実が含まれているのでしょう。とにかく面白い神社であることは間違いなさそうです。時間がなかったので長居はできませんでした。話の種になるので行ける人は行ってみるといいでしょう。

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海津 お千代保稲荷2015

2015年01月18日 | 文化/歴史/技術
お正月のお千代保稲荷の賑わいは普通ではありません。実は、この正月に詣でをしようと思って妻と車で行くには行きました。お千代保稲荷の周辺は平らで見晴らしが良く田んぼと住宅に囲まれた田舎です。通じる道路は限られて大渋滞します。裏から入るルートで近づき、離れた場所に車を停めて参道まで歩きましたが、参拝の行列はとても長く、最後尾を確認するといつお参りできるのかわからないほどだったので断念しました。こうなると心残りでたまりません。どうにかして参拝はするぞという気持ちがふつふつと湧いてくるものです。年々、お千代保稲荷の人気は高まっています。成人式も終えて一段落着いたと思われる日曜日。再度、参拝をトライすることにしました。時刻も夕刻だったため帰る人もいるくらいなのでスムースに駐車場に車を停めることができました。何年ぶりかな。しかし、参道沿いのお店はごった返しでした。テレビで紹介されるのも珍しくなく、宣伝は行き渡っているようで立派なレジャー施設化しています。お揚げとロウソクを50円で購入し、拝む前にロウソクを灯し、拝殿では先にお狐様の大好物を捧げ、お賽銭を投げ入れてから二礼二拍手一礼しました。商売の神様ですから、周囲の人達は自営業や販売関係の家族連れでどっと押し寄せている感じです。今年は、景気が良いような報道がありますね。多分、そうなんでしょう。周りも羽振りが良い話が増えました。昨年のことを思うと今年は明るい気がしますね。名物の串カツ屋は何軒もあるのにどこも人でいっぱいでした。お千代保さんへやって来て串カツを素通りするのもなんですから、立ち食いで少しいただきました。揚げたては美味いんですよ。冷たい風が吹いていたので余計に熱々が美味しく感じるのかも知れません。最近はカレー屋や蕎麦屋など注目すべきお店が増えました。ナマズの蒲焼きも食べてみたくなりました。南の鳥居の近くの行列は「ちくりん」のよもぎ大判焼きです。大量生産ができないので焼き上がりを待つ人が絶えません。お土産に購入することにしました。抹茶味じゃないんですよ。よもぎ。餡は甘さが控えめで、よもぎの香りが強くてインパクトがあります。草餅とはまた違う味わいです。ところで大判焼きって関東では今川焼、関西では太鼓焼きって言うらしいですね。地元では、大判焼きが一番美味しそうに聞こえます。

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オープンウォーター炬燵水練記 96

2015年01月17日 | スポーツ
遅くなりましたが、今年初めてのトレーニングをしました。2015年はどんなシーズンを迎えるのか。正月休みにゆっくり考えるはずでしたが、年末は忙しかったこともあり、やり残したことを今年に持ち込んでしまって気が休まりませんでした。おまけにインフルエンザにかかってしまったためにトレーニングどころではありませんでした。身体は鈍っています。ご馳走をいただく機会も多かったので体重も増えてしまったようです。昨年、スポーツクラブに入会したから、マイペースで鍛えられると期待していたのに何だか逆効果になってしまっています。風が強く肌寒い日なのに休日のプールは割に人がいました。そろそろスポーツクラブ主菜の水泳大会の申し込みがあるのではと思っていたら、やはり募集を始めていました。ん?3月1日!げげ。一ヶ月余りしか時間がありません。これはコンディションをベストにするには無理があります。やっぱり年末から始めないと間に合わないスケジュールだったんだあ。とりあえず申し込み用紙をもらって検討することにしました。さて、今年初めての練習は、泳ぎを思い出す程度の軽いメニューにしました。水泳大会は短水路なので25M競技に出場する予定です。ブレストを中心に泳ぐことにしました。まず、アップは個人メドレーで100M泳ぎました。身体が伸びないですねえ。すっかり硬くなっています。ブレストは25Mを20本。レストタイムはしっかりとって一本一本丁寧にフォームを確認しながらロングストロークで泳ぎました。25Mをだいたい5ストロークから4ストロークで。少しずつ身体が慣れてきます。だけど水のキャッチにしろキックにしろ実感が足りません。その後、同じくブレストでスイム25Mを2本泳ぎ、スピードの感覚を養いました。ブレスに負担をかけられるものの筋肉への負担はまだかけられません。力泳は今度にしましょう。ラストはダウンでクロール100Mを泳ぎ、本日のトレーニングは終了しました。合計750Mです。今年も海で泳ぎたいと思っています。トライアスロンなのかオープンウォーターなのかまだ決めていませんけど。スプリントは、スポーツクラブ主菜と市民大会かな。レースに出ると思うと練習に身が入りますからね。今年もやります。
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