スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

名古屋能楽堂 ~狂言 止動方角 ~能 張良

2008年10月31日 | 芸術/演劇
能楽に興味を持ったのはずっと前だったのに一度もちゃんと鑑賞せず時間が経ち過ぎていました。一度、屋外の能を断片的に見たことがあって、余程好きになり本を数冊買ってきて知識だけは入れておいたところで終わっていました。名古屋城の敷地内には「名古屋能楽堂」があって今日は狂言と能の定例公演があるので鑑賞してきました。だけど鑑賞ができるほど見識はなく、自信もなくて、ほんとにわかるのかな?と疑心暗鬼のまま会場入りしました。能と狂言の違いくらいはそれなりに知っていましたが、実際この目で見ると随分印象が違いました。狂言「止動方角」は簡単に言えば主人と家来のドタバタ喜劇で主にシテとアドと呼ばれる役者の会話で成り立っています。簡単な解説文を読んだだけで始まり出したので、最初は聞き取りにくくて笑いにくかったけど慣れてくると段々会話の意味が分かるようになり、笑えるようになりました。安堵。独特の言い回しはあるけれど、現代でも通じる心理描写から何百年も笑えるネタがあることに驚かされます。馬役を人が演じるところも、最後に追いかけっこでオチにするところも、今のお笑いコントに通じることに気付きました。笑いの伝統は既に数百年の歴史があるのですね。初めて見る狂言に狂喜乱舞・・はせず、にんまり笑わせていただきました。二部の能「張良」は中国の史記、前漢創業の功臣、張良が不思議な老人、黄石公から兵書を授かり天下太平を助けたとある伝説の場面を表現した能で竜神に化けた観音と張良が対決し、張良の志を黄石公が試すシーンが見せ場です。僕の到着がギリギリだったこともあり、席が選べず橋ガカリ寄りの見所で見物しました。能の動きは少なく、イヤホンガイドで解説を聞きながらでなくてはとても理解しづらいものですが、僕は魅入ってしまいました。美しさはそのディテイルに宿るという考えに賛同するぼくにとっては能の形体芸術の凄みを感じました。囃子の笛の音やカケ声も想像以上に激しいもので、高揚する舞台の緊張感が肉体を通して伝わってくると、小さな能舞台には総合芸術の全てが凝縮されていることも納得がいきます。「秘すれば花」は僕には仕事の中でも役に立つノウハウになるくらい応用がある教えで、世阿弥の伝書にも奥深い真理を見い出すことができます。オペラやミュージカルと比較しても引けを取らないエンターテイメントが日本古来の芸能の中にあるのですから、もっと日本のことを勉強しなくちゃ。
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横浜 ル・タン・ペルデュ ~GGG with 後丁貴美子

2008年10月30日 | 芸術/演劇
横浜に泊まると中華街で晩ご飯を食べるパターンが多いのですが、今夜は野毛にやってきました。前から気になっていた界隈でとても惹き付けられる商店街があります。夜は特に中華や串や居酒屋などで賑わっていているし、適当に猥雑さもあって歩くと靴の底のアスファルトに人の温もりさえ感じます。すぐ近くには高層ビルが建ち並び、その格差も魅力的です。実は横浜ジャズの震源地がここ野毛だと知ったからには行かねばならぬと思って、一人ふらりとやって来たのです。ジャズを聴かせてくれるバーが数多く密集しているとあっては無視できませんよね。若い時から横浜には通っていましたが、観光地ばかりでお腹の脂肪が気になる年頃になってやっと路地裏の良さに気付いたところです。ぶらぶらしていたら演奏中のお店があったので入ってしまったのが「ル・タン・ペルデュ」でした。ベルギー・ビールを飲ませてくれる小さなバーで火曜日と木曜日はライヴがあります。二階がサーカス用品専門店で怪しさは抜群です。ミュージック・フィーは投げ銭。てっきり紙に包んで「おひねり」を投げるのかと思ってたら、募金箱で現金回収していました。よくわからないままカウンターに付き、ボンベイのロックを注文し、しばし演奏に耳を傾けることにしました。今日の出演はGGGことトリプルGの植木啓示、柴内貴彦、上野高史のお三方で全員エレ・アコを担当するグループです。ヴォーカルは後丁貴美子さん。本人曰く、エラ似の低い声が売りだそうです。そして本物の女だそうです。(僕もちゃんと確認したわけではないけど・・・)こういう小さなお店ではミュージシャンとの交流があるので楽しいですね。GGGはギター3本の構成ですがジプシー・キングスのような音楽性ではなく、れっきとしたジャズやフュージョンを演奏してくれました。幅は広いようでオリジナル曲はなかなかセンスが良かったと思います。上野さんのメロディはパット・メッシーニ(メセニー)を思わせる素敵な曲で実力を感じました。植木さんは、ラティン張りの裏ビートでコード弾いてましたけど流石ですね。内柴さんのベースラインもただ者ではない指さばきで、アンサンブルをしっかり支えていたと思います。ドラえもんに例えるなら植木さんがジャイアンで上野さんと内柴さんがのび太君だそうですが、上野さんはルックスがスネ夫君でしたね。(野次飛んでました。)なぜかサラのブラック・コーヒーを熱唱した後丁さん、日本語訳混じりに調子良く歌ってましたが「最後の歌詞忘れちゃったー」という歌詞はないよ。でもスキャットは最高でした。やりますねえ。そんなこんなでお客もノリノリで(同業者もいたぞ。)僕も一緒にフォー・ビートに酔いしれてお酒も回ってきました。隣の酔っぱらいの親父にもしっかり絡まれてライブの醍醐味を存分に味わうことができました。いやあ、浅草もいいけど野毛もいい。斯くして横浜の夜は更けていくのでありましたぁ。シュビドゥバ~

住所 神奈川県横浜市中区野毛町2-78-10
電話 045-242-9777
場所
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スローミュージック SELECTION Vo.60

2008年10月28日 | スローミュージック
THE NEW YORK ROCK & SOUL REVUE/Live at the Beacon

1991年、唐突に発表されたアルバム「The New York Rock & Soul Revue」を輸入専門店で見つけた時、餓えた肉食獣が獲物を見つけたように僕は思わず飛びつきました。まずイントロの熱いMCからメンバー紹介をしましょう。ドナルド・フェイゲン、マイケル・マクドナル、フィービー・スノウ、ボズ・スキャッグス、エディ&デイヴィッド・ブリガティ。そしてチャールズ・ブラウン。どうです。もう痺れたでしょう?ニュー・ヨークのビーコン・シアターで行われたライヴに集まった蒼々たるミュージシャン達はスティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが呼びかけたホワイトソウルの第一人者ばかりです。名作「The Nightfly」から約10年。ドナルド・フェイゲンの新作を心待ちをしていた僕には、ライヴでもよい、ジョイント・ギグでも何でもいいから聴きたいと思っていた音源でした。この後、ソロの新作発表、スティーリー・ダンの再結成が実現し復活を遂げることになるのですが、当時のこのアルバムの意義は大きかったような気がします。名前をご存知の方々なら、この面子が揃ってショウをするなんて正にドリーム・セッションだとわかるでしょう。レビューというタイトルの表現からもわかるように、プレイヤーもお得意の持ち歌を披露し、観客もかなりわかっている人達ばかりでニュー・ヨークに起きた奇跡というべき盛り上がりを感じることができます。R&B、ロック、ソウルの申し子というか大御所というかそれはさておき、ドナルド・フェイゲンのライヴが聴けるだけでも十分満足できるのに、そこへボズに、ドゥービィー・ブラザーズに、ラスカルズが加わったことになるのですから60年代、70年代の洋楽ファンには泣けるような一枚です。スティーリー・ダン系からは4曲目「GREEN FLOWER STREET」10曲目「CHAIN LIGHTNING」14曲目「PRETZEL LOGIC」の3曲がセレクトされていてフェイゲンとマイケルのデュエットまであります。(!)11曲目の「GROOOVIN'」はラスカルズの名曲。知らぬものはいないほど有名なナンバーで、オリジナルのグルーヴ感がまるでトーストにバターを塗り込むようにべったりと両耳の鼓膜にへばり付きます。13曲目の「PEOPLE GOT TO BE FREE」(自由への賛歌)ではフルキャストのコーラスが始まり、会場がヒートアップする様子がひしひしと伝わってきます。背筋がぶるぶる震えるのをこらえながら聴くしかありませんよ。

New York Rock & Soul Revue: Live At The Beacon
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裏千家インターナショナル

2008年10月25日 | 文化/歴史/技術
今まで茶道との接点はなく茶の心をこの僕が知る由もありませんが、世の中にはその道に通じる人もいて、茶会ならぬ茶道研修会のようなもの開くというので参加してきました。講師は僕の友人の細見純子さんです。裏千家インターナショナルの幹事も務めていて、先日とある小学校で一日先生をした時のプログラムを実施してくれました。座学と実演を短時間ながら面白く講演していただきました。彼女は「A CHANOYU VOCABULARY」という英英の茶道用語辞典の編集にも参加されていて、僕も一冊お付き合いで買って持っています。だけど茶道なんてちんぷんかんぷんでちっとも知らないものだから、一回ぐらいはきちんと話を聞いてあげなきゃいけないと思って生徒になってみました。僕は茶器の名称さえまともに言えないくらいだから、まったくのビギナーです。10人ほどの顔見知りの集まりだったので会場は某企業のミーティングルームを利用しました。だから、にじり口はありませんし畳もありません。しかし、茶は心が肝心なのでそんなことを気にすることはないようです。お茶の歴史を学ぶ中、千利休が唱えた「和敬清寂」とか「利休七則」など初めて知りました。よく「侘び」とか「寂び」の意味がわからないと茶の道を理解できないようなことを言われますが、難しく考えることより、ただお茶を飲んで亭主が客にもてなすことそのものが一番重要であると言われ、日本文化のややこしさを考えざるを得ません。心(気持ち)が何より優先されるなら行儀も手順も道具も関係がないと断言しながらも、心があれば自然と生まれてくる動作を尊ぶこととするので、形から入ってはいけないけど形から習得するしかない矛盾を生むジレンマです。よく母親が僕に抹茶を点ててくれるのですが、何にも教えてくれないので礼儀作法など今に至るまで身に付けることなく、いつも普通に飲んでいましたので、もう少し早く触れる機会があったかと思うと少し残念に思います。それと興味を惹いたのが茶碗には表と裏があり、向きを変えて相手を謙遜することです。なんとも奥ゆかしい作法です。日本の良いものを日本人の多くは知らないのではないか?と反省したりして。ところで本日のお茶は小山園の「又玄」(ゆうげん)、お菓子は、むらさきやの「菊」でした。結構なお点前で。

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橿原 そば処龍馬

2008年10月23日 | 料理/グルメ
古代のロマンを彷彿させる場所、奈良へやって来ました。とは言え仕事のために訪れたので観光地へ寄る暇はありません。奈良県のイメージって大仏に鹿とか古墳に法隆寺ですよね。それ以外にあまり浮かびませんでした。お昼ご飯だけが唯一の楽しみです。名古屋から近鉄特急に乗って大和八木駅に降り立ちました。正直言ってそれほど期待はなかったのですけど、店構えがしっかりしたお蕎麦屋さんがあったので入ってみました。関西圏なのでうどんが主流だと思っていたので、お蕎麦屋さんはどうかな?と軽く疑問を抱えながら入店しました。駅から歩いて数分の「龍馬」です。駅に到着したのが午前11過ぎだったので店を物色して扉を開けたのが11時25分頃、まだ開店前でした。お店の方が出てきてくれましたが、「11時30分からの営業ですから、まだ入店できません。」と素っ気なく断られてしまいまいました。クールな店員はとても律儀な人のようです。なぜか僕はそれが好感的だったのでさほど気にもせず、5分ほど外で暇を潰し再度入店することにしました。店内は小綺麗で明るく、いたって普通の蕎麦屋です。関西では珍しい蕎麦専門店です。「お昼のセットメニュー」(1000円)を頼みました。蕎麦は「盛り」か「かけ」を選ぶことができてご飯は「とろろご飯」「うなぎご飯」「玉子掛けご飯」の中から一品を選ぶことができます。その他に小鉢が二品付いてきます。これはお得なセットメニューです。今日の小鉢は「刺身」と「もずく冷や奴」でした。ちなみにかけそばの出汁は関西風と信州風の二種類から選ぶことができます。選択できるのが関西流のようですね。蕎麦は新蕎麦の季節なのか香りも豊かで良い蕎麦でした。細切りの蕎麦と薄口の出汁が、程よい絡み具合で喉越しに気品を感じます。勘で入ったお店でも当たりだったのでラッキーでした。うなぎご飯も割とあっさりしているので蕎麦と喧嘩することもありません。いい蕎麦屋ですね。最近店内でジャズを流すところが増えていますけどこの「龍馬」はなんと歌謡曲です。しかも70年代、80年代のニューミュージックオンパレードです。アリスの「冬の稲妻」、ダウンタン・ブギウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」甲斐バンドの「HERO」などなど。有線放送だと思いますが、今風のインテリアなんだからお洒落な音楽をかければいのに・・・と文句が言いたいのではなくて、懐かしさで耳を立ててしまった僕です。



住所 奈良県橿原市内膳町1-3-9
電話 0744-23-1877
場所
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下呂 岩屋ダム

2008年10月19日 | 文化/歴史/技術
ダムが見たくって出かけたわけではありませんでした。ダムなんて興味なかったし、そんなことより今日の外出は目的がありました。第一の目的は滝でした。岐阜県下呂市金山町には四つの滝と呼ばれる滝があります。横谷峡には「白滝」「二見滝」「紅葉滝」「鶏鳴滝」が密集しているので、滝の写真を撮りに行ったのです。滝の写真は年賀状に使うつもりです。先日も「奥入瀬渓流」も撮影したのでその中からいいのを選ぶつもりです。東海環状自動車道、富加関I.C.から飛騨街道を北上し、国道41号経て国道256号に入り少し走った所にあります。割と簡単に近づくことができる割に、滝としても見応えもある良い滝だと僕は思っていたので、一眼レフで撮ってみたかったのです。家族も一緒でドライブも兼ねていました。最上部の「鶏鳴滝」など斜めに滑り落ちるように流れる個性的な滝で、滝壺といい岩の形といい写真映えもよかったと思います。そこから温泉に入る計画でこれが第二の目的。一路「馬瀬川温泉 美輝の里」へ向かいました。その途中にあったのが「岩屋ダム」です。行く途中に「岩屋ダム」と人造湖である「東仙峡金山湖」の大きさや景観が見事だったので、帰りに見学したいと妻が言うので立ち寄ったのです。渓谷に貯まった水の量が多くてスケールの大きさにしばし圧倒されました。「岩屋ダム」は割と古いダムで水力発電、水道水、農業用水、工業用水、洪水を防ぐ治水のために作られた多目的ダムです。木曽川水系のダムなので、僕もその恩恵を受けているに違いないのですが、初めてその存在を意識しました。インフラストラクチャー(社会基盤)は生活の豊かさを支える重要なものだから、それを実現する技術力にしろ維持・メンテナンスのコストなどに異論を唱えることには慎重派の僕ですが、ダムの弊害を知ってしまった以上無駄なダム建設は反対したいところです。業者の仕事を確保するためにダムを作るなんて滑稽としか思えないけど、それ以上に破壊される自然のスケールも大き過ぎて、取り返すこともできないくらいなのだから責任を取れない人達に判断を委ねることも恐ろしいことです。静かな湖面の下には、湖底に沈んだ馬瀬村の歴史が眠っていると思うと心が痛みます。あっ!温泉ですけど、すっごく良かったです。雲一つない秋晴れの空の下、露天風呂も眺めが良かったですし、充実した内湯にお湯も良し。美味しい食事も家族の評判は良かったです。秋のドライブは堪能しっ放しでした。

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恵那 明智ゴルフ倶楽部 ~悩めるアプローチ

2008年10月17日 | スポーツ
ゴルフシーズン真っ盛り。本日は穏やかな秋の空の下、「明智ゴルフ倶楽部」中コースでゴルフをしてきました。暑くもなく。寒くもなく。風もなく。言い訳が一切できない絶好のゴルフ日和でした。コンペの客も多くて300人以上のゴルファーが集まり、詰まり気味のラウンドとなりました。皆さん頑張りますねえ。ホント。今年はなるべくグリーンでクラブを振るようにしていまして、段々思い出すようにショットの感覚が甦ってきています。肩の痛みは完全でないにしろ、気にならない程度まで良くなってきたので、ドライバーは遠慮せず打ってみました。僕の悪い所はO.B.がどうしても出ることです。でも今日は、ドライバーのO.B.は一回きりでした。一回でも悪いと思いますけど、一回で済まないことが多いんです。情けないけど。その代わりにセカンドでO.B.が出てしまいました。これじゃ結局同じことですね。進歩がない。でもど真ん中フェアウエイ、240ヤード近くまで2ホール決めることができて少し機嫌は良くなりました。ドライバーが決まるとその後のショットはいいんですけど・・・・。今回のテーマはアプローチです。最近アプローチの考え方を変えてみて、今はアプローチはどの番手で打つのか?が課題になっています。パターはまあ何とかなっているのでアプローチショットの失敗がスコアアップの壁になっていて、このところ悩んでいます。無理せず、グリーン手前で落として、1パット以内に寄せてパーを狙い、外してもボギーで上がれる・・・いわゆる「寄せワン」を意識しているからです。パーオンしなくてもいいならドライバーの飛距離も気にせず打てるし、バンカー越えなどリスクの高いショットをしなくても良いといいことずくめなのですが、どっこい思惑通りには問屋が卸してくれません。ゴルフにミステイクは付き物です。想定外の事態に動揺せず、落ち着いて最善の策を選択し、確実にやり遂げる。太い精神力と的確な判断力、それと自己抑制力が試されるのです。でもわかっていながら芝の上ではできないものです。結局、ボギーペースの計画がダボペースになるという典型的なへなちょこゴルフで終わりました。グリーン周りの失敗は取り返すどころか傷を深めるばかり・・・。8番で転がすか。ウエッジで上げるか。パターで押し込むか。ロングアイアンを使ってみるか。僕には幾筋もの分かれ道が待っている。まるで人生の岐路のように。開き直ったインの最終18番ホールのパー5では、ドライバーがちゃんと真ん中に飛んでくれました。セカンドの5番ウッドは真心に当たり理想通りの軌跡で飛距離200ヤードオーバーでフェアウエイへ。アプローチは残り60ヤード前後、ウエッジのショットは距離ちょうどでピン左側グリーンに3オン!バーディートライのパターは残り10ヤード。わずかに外して惜しかったけどパーで終わることができました。うーん。明日につながる18番でした。
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十和田 奥入瀬渓流の紅葉はまだ早い!

2008年10月14日 | ネイチャー/ペット
日本には美しい景観がたくさんあります。それほど数多く知っていると思っていませんけど、心に残る名所はいくつかあります。その一つが奥入瀬渓流です。今回で5回目?くらい訪れることになりましたが、何度来てもここの自然の美しさに心打たれます。奥入瀬気流とは、十和田湖の水がオーバーフローして川となって流れる14Kmほどの渓流の部分のことを指します。十和田湖から溢れた湖水は原生林の中をうねりながら進み、途中の岩や崖を乗り越え、それはそれは見事な景色を作っています。遊歩道が整備され、渓流の流れをゆっくり眺めながらハイキングができるようになっています。自動車でやってきましたが、国道102号線は道幅が狭く渋滞気味なので車で乗り込むより駐車場に停めて歩く方が良いと思います。しかし、僕には時間の余裕がないので今回も車で移動し「阿修羅の流れ」と「銚子大滝」に的を絞り写真を撮ってきました。「馬門岩」から入り奥入瀬気流を下流から「子ノ口」に向かい車を走らせます。紅葉を期待しましたがまだまだ早かったようです。紅葉が始まったところでした。緑の葉も残っています。以前朝早く起きて人影の少ない紅葉の時期に訪れた時は、朱に染まったトンネルをくぐるような情景に思わず口が開いてしまうほど綺麗だったことが思い出します。今年はちょっと遅めのようですね。残念。「阿修羅の流れ」に到着して一眼レフと三脚も用意してシャッターを切りました。荒々しい水の流れ、岩に付いた苔、朽ちた樹木、シダ類の葉など渓流としてはこれほど素晴らしい絵もないでしょう。掲載しているのは例によって携帯電話のカメラの画像ですが、誰が写しても絵葉書のような写真が撮れます。「銚子の大滝」も水しぶきが届くほど近くで観ることができます。周辺の原生林と合わせて眺めていると自然のエネルギーを感じることができますね。森の精霊がきっといます。朗らかな気持ちも湧いてきます。紅葉の奥入瀬か新緑の奥入瀬か。好みは分かれますけど、あなたはどっちが好きですか?僕は新緑かな。今度は歩いて眺めたいと思います。

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花巻 宮沢賢治とイーハトーブ

2008年10月13日 | 文化/歴史/技術
どこかに出かける場合、行き先をどこにするか決めることはそれほど大したことではありません。地図帳だの路線図だの雑誌の案内などぺらぺらめくって目についた写真か単語から連想すればすぐに好奇心が湧いてきます。花巻は宮沢賢治の出生地で、そこに「注文の多い料理店」が実際にあるとわかると早速そこへ行って料理を食べたくなりました。そしてその場所で「注文の多い料理店」を再読したいと想い立ちました。僕の発想はそれぐらい他愛のないものなんです。新花巻駅から歩いて行ける距離ではありますが、坂を登ると一汗かきます。ここは「宮沢賢治童話村」「宮沢賢治記念館」「宮沢賢治イーハトーブ館」「花巻市博物館」が隣接する観光スポットです。僕はまず、二人の猟師のようにお腹を空かせて「山猫軒」へ向かいました。「宮沢賢治記念館」と併設されています。RESTAURANT WILDCAT HOUSEはお客でいっぱいでした。看板には「どななたさまもお入りください。決して遠慮はありません。」と書いてあり、中の入り口にはクリームと塩の壷まで用意してあります。誠に愉快な演出です。「山猫軒」は西洋料理店のはずですが、和食もあります。気分を崩さないためにも僕は牛タンシチューセットを注文しました。暑いから衣服を脱ぎたいところですが、ここは我慢するのが賢明でしょう。もちろんこのために買い込んだ文庫本を読みました。時間がないのであまり訪問できませんでしたが「宮沢賢治記念館」の入り口には「猫の事務員」の置物が出迎えてくれました。「宮沢賢治童話村」では芝生広場で楽しそうに遊ぶ家族連れが印象的でした。どうやら子供のための遊戯的な施設のようです。賢治の学校と賢治の教室は入場料が必要です。ファンタジックホールは白い壁と白い椅子があるだけで不思議な空間でした。モニター画面は余計かも。イーハトーブ(理想郷)を提唱した宮沢賢治の思想を理解するには、作品に触れるだけでは難しいと前々から感じていました。法華経の信仰から派生する宇宙観。岩手の自然と農作業。先端科学と多様な芸術。それらすべてが重なり合い、液化して融合し熱を帯びて再び気体となって昇華している世界であり、彼個人の夢でもあるのでしょう。宮沢賢治は牧歌的でメルヘンチックなだけの作家とは思えません。彼の作品の中の寓意は、強烈な風刺があり、人の弱さが表現され、彼の感情もこめられていて、普遍的なフォークロアのような道徳では決してないと思います。イーハトブにやってきて、ほんの少しは宮沢賢治の思想を知ることができたような気がします。

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豚ロース肉のバター焼き カタローニャ風 ~サーモンの白ワイン蒸し オーロラ風

2008年10月11日 | 料理/グルメ
今日は秋晴れで日中は少し暑く感じる日でした。そんな日に相応しく秋のメニューでフランス料理を作りました。コーチングはいつものシェフ、古田祐二氏です。割と簡単なレシピで、時間もあまりかからない2品が本日のメニューでした。「豚ロース肉のバター焼き カタローニャ風」は食材に栗とキノコを使い秋を演出しています。「サーモンの白ワイン蒸し オーロラ風」は秋が旬のサーモンをさっぱり風味でいただく料理です。「豚ロース肉のバター焼き カタローニャ風」の作り方は、みじん切りしたオニオンを鍋で炒めておいて、その上に塩・コショーで下味を付けて小麦粉をまぶした豚ロース肉をオイル・バターでソテーしてから載せます。それから白ワインを少々足して軽く蒸した後、今度はデミグラソース加えてしばらく煮込みます。肉に火が通ったら栗とソーセージとシメジを鍋に入れます。栗は皮を剥いて塩茹でしてから。ソーセージは斜め切りで半分に切ってから。トマトは湯剥きして種を取り去ってくし形に切ってそれぞれ別にオイル・バターでソテーし、白ワインでアルコールを飛ばしておいたものを入れます。そのまま弱火で煮込んで最後に塩・コショーとバター・モンテで味を調えて完成です。スペインの郷土料理を洗練されたフランス料理に仕上げた一品です。次に「サーモンの白ワイン蒸し オーロラ風」ですが、皮を剥いだサーモンの切り身に塩・コショーで下味を付けておき、上から溶かしバターをかけます。焦げ付かないように鍋の底にバターを塗り、生のままのサーモンの切り身を鍋に移します。オニオンのみじん切りとトマトのコンカッセを生のまま上に載せ、白ワインと水を1対1の割合で足して煮詰めます。サーモンに十分火が入れば完成です。煮汁は別に分けて更に煮詰めてソースにします。レモンを搾ってソースに足して塩・コショーとバターで味を整えたら、生クリームを少し入れるだけです。レモンの風味が爽やかなお魚料理ができました。このソースいけます。難易度の高い調理がなかったので比較的短時間で作れました。家庭でも作れそうなレシピです。難しくないフレンチもあるんですね。
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