スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

湯河原町 ホテル城山湯河原ラドンセンター

2008年05月29日 | 温泉
ちょっと運動すると身体のあちらこちらが痛くなります。運動不足の裏返しではあるけれど、何とか癒しておきたいものです。昨日のゴルの疲れが残る中、出張仕事に出掛けました。新幹線のシートは割合良い方ですが、それでも身体にはダメージがきます。そこで湯汲みで疲れをとってリフレッシュすることにしました。場所は、JR湯河原駅から歩いて2分の「ホテル城山湯河原ラドンセンター」です。古い温泉ホテルです。駅から近いので途中下車し、さっとお湯を浴びて帰ることができるので便利な温泉です。入浴料は通常1580円ですが、16時からは1260円に値下げしてくれます。ちょうど16時過ぎに到着しましたが、日帰り湯の客も宿泊客も温泉にはいなかったので貸し切り状態でした。受付で料金を支払うとバスタオルと浴衣を貸してくれます。何故かフェイスタオルは別料金でした。さて、温泉ですがここはラドン温泉が売りです。内湯と露天風呂の他に、ラドンカプセル(この表現古い。)なるラドンの内湯とラドンの滝と呼ばれる打たせ湯が別室にあります。内湯は見晴らしの良い銭湯のようなところですが、見晴らしが良いのではく、外から見られやすい感じでした。女湯は海に向いているのでそんな心配はないと思いますが、男湯は山に向いていてその山の斜面にはマンションや住宅が建ち並び、あちら側から覗きやすくなっています。距離があるので直接は見えないし、ガラスが湯気で曇っているので良かったけどちょっと恥ずかしい気がしました。露天は檜風呂で後から付けて足した様子は明らかです。お風呂に入ると遮断されますが、階段の登り降りの時には隙間が外部とつながっていて、やはりここも露出感があります。まあそのくらいは大目に見るとして、一人温泉を楽しみました。静かな温泉街なのでゆっくりできます。無色・透明・無臭の温泉はかけ流しでありませんけど、ぬる湯で僕にはちょうど良い温度でした。癖がない湯です。ラドンの湯は効能が天然の温泉の30倍なので短時間(5分から10分)の入浴を推奨していました。神経痛、筋肉痛、関節炎などに効くと書いてあるのでうってつけです。ラドン湯にしばらく浸かり、打たせ湯で肩と腰にラドンを当ててみました。湯上がりは汗が良く出るので、新陳代謝は上がったようです。何となく肩や腰も楽になったような気がします。でも温泉は理屈よりも気分の効能の方が大事だと思います。脳が休まると身体の治癒には良さそうですしね。



ホテル城山 公式サイト
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恵那 明智ゴルフ場

2008年05月28日 | スポーツ
実に久しぶりに、1年数ヶ月ぶりにゴルフコースにやってきました。梅雨入り前のこの季節、気温は上がっているとは言え曇り空と風のおかげで涼しくプレイはできました。スコアなどは度外視して、調子を掴むことだけで充分だと自分に言い聞かせ、楽な気持ちでクラブを振ったもののやっぱりスコアはずたずたでした。気にしないと思ってもゴルフはスコアですからね。最初のハーフでOBが4つも出ればそりゃ大叩きになるはずです。練習して臨むべきでしょうが、腰やら肩やら痛かったので、一度もクラブを振らずにラウンドしたと思えば納得できる内容でした。と肝に銘じます。本当に・・・・。芝も木々も新緑の葉が出て眺めは良いのですけど、ゴルファーにっては強敵を迎えることになります。何がやっかいかというとラフです。ラフに生えている芝や雑草は勢い良く伸びています。根も力強く大地に張り付きクラブフェイスを阻みます。ボールも探し辛いし打つときはバンカーよりも難しい。それが夏場のラフです。自然は優しい。緑は人を和ませる。一般論はその通りです。しかしゴルフのコースでは時に自然は牙を剥くことになるのです。スコアが悪いことを決してコースのせいにはできませんが、ゴルフは自然と人が戦うスポーツだという人もいます。それは大袈裟かも知れませんが、やってるこっちは自然に立ち向かっているのは確かです。普段は届かない距離にある松の木を目指してセカンドショットを打ってみると、なんと狙い通りに松の木に当たりボールが逸れることもあります。深いノドのあるバンカーショットは見事に脱出できたけど、ボールはグリーンを通り越してしまうこともあります。何でもない短いパターショットでも何故かカップには落ちてくれなくて、曲芸のようにカップの周りをボールが一周して遠心力で外にはじき出されることもあります。すべては自然の摂理に従い、物理の法則を証明する現象が起きるだけなのですが。また今日も理科の授業を受けた気分になりました。もちろん落第点です。
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九十九里町 不動堂海岸

2008年05月26日 | ネイチャー/ペット
日本一長い砂浜を見てみたい。全長約60キロメートルのロングサーフの九十九里浜は、果てが見えないくらいだと噂を耳にしていたので憧れの海の一つでした。仕事で近くまでやってきたので、どうしても海を見たくて我慢できず、車のハンドルは太平洋に向かっていました。とにかく広いので、どこに行けばいいのか見当がつかず、九十九里町という地名に辿り着けば何とかなるだろうと思って適当に移動することにしました。海の近くは、名物のいわしを食べさせてくれる飲食店の看板が多く見られます。片貝海水浴場付近で一度車を停めて海を見て、それから不動堂海岸へ行きました。ビーチタワーと呼ばれる展望台が目印です。今日は曇りがちな空模様ですが、気温は30度近くまで上がる夏日だったので海で遊ぶ人達も来ていました。でもさすがに海水浴に来ている人はいないみたいでした。九十九里の浜辺は砂浜も広いくて驚きますが、遠浅の波打ち際が右に左にどこまでも続いていて気分のいい海岸です。僕は横に広い景色が大好きなので、想像通りとは言え感動もひとしおです。これだけ広いと浜遊びにも余裕があります。夏場は人が押し寄せるのでしょうが、平日の今日は人がまばらに散って皆自分のスペースが確保して海を楽しんでいます。潮干狩りで蛤を探す家族がいたと思えば、日向ぼっこする若いグループいて、ボディボードの練習をするサーファーを見つければ、犬の散歩をさせている人もいます。子供達は海に浸かってはしゃいでいました。聞こえてくるのは波と風の音だけで、穏やかな風景にしばし酔いしれてしまいます。(海に入ったら気持ちいいだろうなあ。)そう言えばこの地の出身者、伊能忠敬の日本地図の現物を博物館で見たことがあります。びっくりするくらい精巧で大きな地図でした。彼は50歳で隠居し、その後測量を習い、56歳から歩いて日本の海岸線をすべて歩きつくして地図を作り上げたのですから驚異です。歩き通すだけでも大変ですが、老後の趣味でそこまでやるのか。と古の偉人に感服するとともに、これだけ美しい海岸線を眺めて暮らしたことがあるとしたら、どこまで続いているんだろう?と童心を忘れられずに思いを果たす粋人が輩出されても不思議ではありません。

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FAUCHONの紅茶

2008年05月25日 | 料理/グルメ
紅茶とコーヒー、どちらになさいますか?と聞かれたらどちらを選びますか。今の僕は、その時の気分で答えが違います。大体はコーヒーを飲むことが多いけど、紅茶を飲むことも増えてきました。お店にハーブティーがあればなるべく飲むようにしています。家にいるときは自分でコーヒーをいれます。ペーパーフィルターのドリップです。紅茶にするときはいつも適当にティーバッグを利用します。でも缶に入った乾燥した葉から直接作る紅茶は格別で、高価なケーキをいただいた時などに飲むこともあります。紅茶と言えば我が家では「FAUCHON」です。結婚式の祝いかお礼かなにかでいただいたのが最初です。もったいないから普段飲むことはできなかったので、まだ小さかった娘達にも「高級な紅茶だからな。いつも飲む紅茶とは一味違うだろ。」といい聞かせたのが運のつきでした。それ以来、娘達の紅茶の基軸が「FAUCHON」となってしまったようです。特に下の娘(当時はまだ小学校に上がる前)が気に入ったようでフォションという単語もしっかり脳裏に刻み込み、「ふぉしょんのこうちゃをのみたい。」とはっきりモノが言えました。どういう訳だか知りませんが、「FAUSHON」を買いに行きたい。とこの間からうるさくせがむので、買い物ついでに高島屋に連れて行きました。「FAUCHON」の専門店があるからです。「FAUCHON」は紅茶だけでなく、パンやお菓子が人気でいつもとても混んでいます。紅茶にもいろいろ種類があります。ダージリン、アールグレイ、アッサム・・・瓶の蓋を一つずつ開けて匂いを嗅ぎ分け、香りをたよりに選ぶことにしました。比べてみると複雑なブーケを持つフレーバーな紅茶が気になります。下の娘が決めたのは「夏の紅茶エテ」でした。ピーチ、アプリコット、矢車草の花のブレンデッドで少し変わった紅茶です。「ローズ」のミニ缶も購入しました。こうなったら「マカロン」も欲しくなります。帰宅後、下の娘に家族の分まで紅茶をいれてもらいました。そうしたら「ローズ」の紅茶をいれてきました。どうやら「夏の紅茶エテ」は自分一人で楽しむ魂胆です。おい。ありがたさは分かっている様子ですが、慈悲の心が不足しています。それにしてもマカロンって甘い。
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スローミュージック SELECTION Vo.54

2008年05月24日 | スローミュージック
VOCALESE/THE MANHATTAN TRANSFER

歌が上手いとはこのことだ。とマンハッタン・トランスファー(以下M.T.)の「VOCALESE」を初めて聴いた時はそう思いました。発売は1985年。あれから時間は過ぎましたが、このアルバム以上のジャズ・コーラスは登場していないのではないかと思えるくらいです。一体何度繰り返して聞いたのだろうと考えると、飽きることを知らない魅力があります。M.Tには名曲が数々あってどれも素晴らしいものばかりです。その中でも孤高の傑作と言われるのが「VOCALESE」です。メンバーはティム・ハウザー 、アラン・ポール、ジャニス・シーゲル、シェリル・ベンティーンの男女4人組。ヴォーカリーズとは、本来歌がない曲に歌詞を付けて歌うスタイルのことで、元々楽器のパートを肉声で表現することだけでも困難なことですが、それをコーラスで歌うなんてプロの歌手だって嫌がる難易度の高いジャンルです。母音だけを使うヴォーカライズやスキャットとは違います。テクニックが必要なことは無論のことながら、名声高いスタンダード・ナンバーを歌いこなすには余程の自信とチャレンジ精神がなければ成し得ないはずです。ゲストミュージシャンも豪華です。カウント・ベイシー・オーケストラ、ディジー・ガレスピー、ロン・カーター、マッコイ・ターナー・・・・etc。どうです。凄いでしょう。全曲文句無しに、ジャズの滋養をたっぷりと耳から注入することができます。歌に心を動かされる時、それぞれ味わいが違います。ジャズのこと良く知らない方が聴いてもジャズの面白さが伝わるアルバムだと断定しておきましょう。歌の上手さには、音程が正確なこと。リズム感が良いこと。声質に特長があること。感情表現が豊かなこと。音域が広いこと。などを思い起こします。僕はM.T.の歌を聴いて気付いたことに「音量」を追加したいと思います。声量があることでなはく、声量を自在にコントロールする技のことです。楽器では当たり前のボリューム・コントロールは歌になるとあまり要求されません。ヴォーカリーズは楽器のパートを肉声で歌うわけですから、当然音量の強弱も多彩に操る必要があります。M.T.はそれは見事に歌いこなします。6曲目「ANOTHER NIGHT IN TUNISIA」を聴いたら人の声はここまでやるのかと驚嘆することでしょう。3曲目「AIREIJIN」(ナイジェリアの反対綴り)などはイントロからアップテンポで軽妙なハーモニーが聴ける佳作です。11曲目「MOVE」はご存知マイルス・デイビスの代表曲を完璧に歌いこなします。正に圧巻。ベリー・ホット!イッツ・ア・ミラクル!

Vocalese 
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神戸 ベトナム料理 タン☆カフェ

2008年05月21日 | 料理/グルメ
ベトナム料理を食べる機会は年に一回くらいなものです。そんなにあちらこちらにベトナム料理店がないことがその理由で、もう少し増えてもいいのではないか。と密かに出店を支持する僕です。ベトナムに渡ったことはありませんが、ベトナム人は日本人のメンタリティーに近いと耳にしています。礼節もあり、親切な人が多く、何より勤労意欲が日本人と似ていると。ベトナム人と接触した経験はなかったので接客も楽しみにして神戸の「タン☆カフェ」でお昼ご飯を食べることにしました。場所は三宮駅の近く、サンプラザの地下にあります。神戸に来ると中華街か神戸牛の選択になりがちですが、段々観光客相手じゃないお店に興味をひかれるこの頃です。この場所は繁華街で、買い物客やビジネスランチ客がほとんどでした。到着が遅れたのでお客は引けていましたが、それでも埋まるくらいは残っていました。注文したのは「ブンボーセット」(880円)です。僕は麺好きなので当然フォーが好きです。ブンボーを食べたことがないのでどんな料理か尋ねたら、フォーをベースに甘辛く炒めた牛肉と野菜を和えた料理と聞いてそれに決めました。セットには生春巻きが付きます。生春巻きは太くてさっぱりした味でサラダの巻物みたいです。お寿司感覚ですね。ブンボーですが、箸でかき混ぜよく和えたからいただきます。韓国のビビンバを思い出します。熱くはありませんけど。牛肉には厚みがあって野菜の他、スパイスもアジアン風です。酸味も強いのでお酢のようなものも入っていると思います。スパイスの正体を見破ることはできませんが、癖があるので食べ辛い方もいることでしょう。僕は平気なので逆にもっと癖があってもいいかな。なんて思えるほど食べ易かったです。フォーは柔らかくてモチモチです。半透明な色が和食的ではないですが、麺なら何でも大好きなので蕎麦のようにすすってしまいます。良いフォーです。食感は違いますが、日本にはところ天がありますね。年配の常連らしき方や、若いカップル、サラリーマン、中年女性、学生風と客層はバラバラでしたから、このお店の客層は幅が広そうです。値段も高くないし料理も本格的なので人気があるのでしょう。最後に「ベトナムコーヒー」(300円)も頼みました。これもブラックでは濃いかも知れませんよ。と留意されましたが、何ともありませんでした。初めて飲みましたが美味しくてびっくりです。もちろんベトナムコーヒーは美味いと聞いていましたから、やっと口にできた喜びもありました。香りが高くどこか甘さを感じる匂いです。カカオとは違うけど似てるような。ガラスのカップもベトナム風なんでしょうか。同じ米食文化圏のベトナムの料理は日本人には受け入れ易い料理の一つですね。圧力や武力で諸国と接触するよりも、こうして食文化を交流させることの方が、遥かに意義のあることだと思うのですがどうでしょう。「マタキテクダサイ。」と片言のニホンゴを話す厨房のベトナム人店員達は日本に来て5年くらいだそうです。「イソガシイデスカ。」と常連客に声をかけるベトナム人に、同じアジア人としての仲間意識があるのかも知れません。



住所 神戸市中央区三宮町1丁目8-1
電話  078-391-0335
場所
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鶏のムネ肉バター焼き 赤ワインのレーズン添え ~白身魚のワイン蒸し モルネーソースグラタン

2008年05月18日 | 料理/グルメ
フランス料理は奥が深いと改めて思い知りました。古田祐二氏シェフの指導のもと、いつものメンバーでフランス料理を作りました。本日のお題は「鶏の胸肉バター焼き 赤ワインのレーズン添え」と「白身魚のワイン蒸し モルネーソースグラタン」の2品です。鶏肉は赤ワインより白ワインが合うので、フランスでは鶏肉料理が500種類あるとすれば赤ワインで調理するのは10種類くらいだそうです。なるほど。それでも10種類はあるのですね。この料理、ムネ肉を使用していますが、モモ肉で代用すると仕上がりが堅くなってしまうので、ムネ肉の方が適しているそうです。鶏のムネ肉は皮を剥ぎ取って適当な大きさに開きます。(厚い鶏肉!)塩・コショーで下味を付けてからベーコンを撒き、オイルバターでソテーします。焼き色が付いたら鍋に移し、湯剥きしたプチトマトと皮剥きした生レーズンとオイルバターで炒めたオニオンのコンカッセ(細切り)を加えます。赤ワインを鍋に浸して煮込みながら、旨味を強く出すためにチキンブイヨンも入れます。骨付きなら必要ないそうですが、今回は入れることになります。最後にデミグラスソースを足してソースを仕上げます。ソースの盛り付けは、プチトマトとレーズンをまんべんなく添えて酸味のバランスを調整するのをお忘れなく。赤ワインベースのソースでも鶏肉に合う料理ができました。「白身魚のワイン蒸し モルネーソースグラタン」ですが、まずはほうれん草を軽く湯がいておいてから塩・コショーしてフライパンでソテーします。バターを塗ったグラタン皿を用意し、ほうれん草を敷き詰めます。白身魚(今回はヒラメ)は塩・コショーしてから白ワインで蒸しておき、ほうれん草の上に載せます。魚は白ワインですね。やっぱり。白身魚の上には、同じく塩・コショーしバターソテーしたキノコを載せます。最後にホワイトソースをたっぷりかけて、チーズを載せてオーブンで焼いたら完成です。ホワイトソースは、ブルマニエを作って沸騰寸前のミルクを混ぜて手鍋で煮込んで作りますが、白身魚の煮汁を少し足します。色が変わらないように量に気をつけなければいけません。ここでプロは、グリエールチーズ(スイス産)も加えるそうです。コクが出そうですが、今回はパスです。僕たちはプロじゃありませんからね。(実は予算の関係です。)最後に塩・コショーで味を調えます。ホワイトソースの上のチーズは、とろけるチーズを使用していますが、これもプロならばパルメザン・レッジーノになるそうです。(予算。予算。)グラタンの焼き色は、手持ちのガスバーナーで炙って付けました。さあ、これで完成です。いただきまーす。バターを使う割には、2品ともそれほどくどく感じませんでした。舌が慣れてしまったのかなあ。
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平泉町 中尊寺~高舘義経堂

2008年05月17日 | 文化/歴史/技術
平泉の印象は、藤原氏三代の栄衰と義経の逃亡くらいでした。正確な場所も頭にありません。奥州みちのくに足を踏み入れた機会に一度は平泉に行きたいと常々思っていたところ、世界遺産に登録申請中と聞き及び急に興味を持ちました。だったら行ってみようかという気になって、出張先から戻るついでに寄ることにしました。JR東北本線の平泉駅に着いたのはもう昼時でした。腹が減っては戦ができぬとばかり、まずは昼食です。「駅前芭蕉館」でわんこ蕎麦をいただきました。以前盛岡で103杯を食べたことがある僕ですが、今回は24杯のセットなので大人しくスタンダードで済ませました。駅前からバスで移動し「中尊寺」に向かいます。バス停に降りると武蔵坊弁慶の墓がありました。もう歴史の匂いがしてきますね。「中尊寺」へ行くには表参道月見坂を登らないといけません。割と急勾配です。杖をつく人も見かけました。道々には修学旅行らしき学生もいます。「中尊寺」は藤原清衡が造営した天台宗の東北総本山で金色堂が有名です。金色堂が見たい。そう思うと苦労も何のその。「中尊寺」には至る所にお堂があり賽銭箱が必ず設置されています。神社か?ちと冷めながらも「賛衡藏」を見学し、金文字の写経に驚愕した後、金色堂を拝観しました。金箔の仏壇を見れば、当時の藤原氏の権力が絶大なんだと思いたくなります。支柱に施された装飾は、どこかアラビアンな趣さえある豪華なものでした。見る価値ありますよ。西行も芭蕉も芸術を極めるためではなく、観光のために訪問したのではないかと頭をよぎりましたが間違ってますか?金色堂を出ると通り雨が降ってきて、運が悪いなあと感じながら下山し、次の目的地「高館義経堂」(たかだてぎけいどう)にはタクシーを使うことにしました。すぐそこなんですけどね。タクシーを待たせ、階段を登ると目に飛び込んで来たのは北上川と束稲山が広がる羨望でした。夏草や兵どもが夢の跡。松尾芭蕉が詠んだ有名な俳句は、ここで同じ景観を見た芭蕉が藤原氏の滅亡とこの地で自害した義経のことを思い、杜甫の詩「国破れて山河あり・・」に情景を重ねて生まれたと言います。この景色凄い。平泉随一だそうです。「義経堂」は江戸時代に仙台藩主が建てたものです。ここで義経は、頼朝の圧力に屈した泰衡の急襲のために31歳の若さで妻子と共に絶命したのだと思うと歴史に触れた気になれます。携帯電話のカメラを向けるとちょうど雨が上がり、後光が差してきました。偶然だよね。

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大崎 鳴子温泉 滝の湯

2008年05月16日 | 温泉
みちのくの地には良い温泉が点在しています。東北本線JR古川駅から「奥の細道湯けむりライン」(陸羽東線)に乗り換え、ディーゼル車両に揺られること一時間弱、JR鳴子温泉駅へ向かいました。長閑なローカル線です。車窓からは里山の景色が続き、日本の田舎を代弁するような場所です。田植えを終えたばかりの田んぼと山の麓に連なる民家しか印象にありません。鳴子温泉駅に降り立つとすでに硫黄臭が立ちこめていました。温泉郷には珍しく、駅前が温泉街になっています。駅には「ぽっぽの湯」と呼ばれる足湯も用意されています。朝出発したので、8時過ぎには到着してしまいました。土産屋も飲食店も準備に取りかかるところで、まだこれからという落ち着きを見せていました。目指すは徒歩数分のところにある共同浴場「滝の湯」です。「鳴子温泉」は11種の泉質のうち実に9種類の泉質の湯が湧く、温泉の博物館なのです。「滝の湯」の成分は酸性ー含硫黄ーナトリウムーアルミニウムーカルシウムー鉄分で、無色透明、硫化水素臭と書いてあります。白く濁っているのは湯の花が多量に含まれているからです。時間が早いのでお客はいないだろうと高をくくって、入泉料150円を払い中に入ってみたら先客が一人いました。受付の横が脱衣場でそのすぐ前に浴場が隣接しています。その後も幾人かお客がやってきて、ファンが多い温泉のようでした。手前の湯船はとても熱くて入ってられません。泉源は46度C以上とあって、木桶を伝わせて滝に見立てながら注いでいますけど、1分と浸かっていられません。奥の湯船は打たせ湯用ですが、温度が低いので僕はずっと奥に籠っていました。こっちはぬる湯です。青森ヒバを使用して造られた湯舎は風情たっぷりで、ついつい長湯をしたくなります。ここの湯は強烈でした。何と言っても酸度が高そうです。それと強い臭いです。決して不快感はありませんが、すべてにおいてインパクトがあります。擦り傷にも神経痛にも効きそうな気がしました。静かに入るお客達と優しい朝日が差し込んで僕も心が安らぎました。満足のいく湯上がりで街をブラついたら、街中に「鳴子こけし」の販売店が目立ちました。鳴子はこけしの生産地でもあるようです。温泉の歴史も古く、伝統工芸の郷でもある「鳴子温泉」は忘れ難い温泉地になりました。

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水泳のトレーニング ~肩の炎症が癒えてきた

2008年05月14日 | スポーツ
今週から右肩の調子がいいです。腕を伸ばしたまま、身体の後ろに手を移動させると強い痛みがありましたが、それが随分軽くなりました。水泳は今年に入って少しずつ始めましたが、腕の痛みが心配で気にしながら泳いでいました。その痛みがひいてきたので、これから気持ちよく泳げそうです。今日は名古屋市の「瑞穂運動場」の中にある温水プールでトレーニングしました。地下鉄で移動ができます。仕事帰りに行けるプールを探して彷徨い続けています。さてここで恥ずかしい話を一つ。更衣室で着替えてプールサイドに出ると大勢の大人が集まってきて準備運動を始めるので、「へー。ここはちゃんと皆、準備運動をしっかりやるんだ。」と思って一緒に皆に合わせて準備運動をしたら、なんと全員スイミングスクールの受講者でした。タイミングがよ過ぎて勘違いしました。誰か違いますよって言って欲しかったなあ。なんて心の中で呟きながらすごすごと一般コースに移り一人練習を始めました。コースは独り占めできたのでそれはそれでトレーニングには都合が良かったのですけどね。となりで元気にスクーリングをしている人達を見ていると、水泳部時代のクラブ活動を思い出します。こんな雰囲気で泳ぐのもいいだろうなあとちょっと羨ましかったりして。本日のメニューは、アップ ブレスト(平泳ぎ)100M、PKC クロール 各50M 1本、ブレスト キック 50M 1本、コンビ 50M 1本、ブレスト ダッシュ 25M 4本、バタフライ スイム 25M 2本、ダウン ブレスト 50M 合計550Mです。今日はバリエーションを増やしてみました。距離も時間も短くして内容の濃いメニューを考えていますが、実際20分くらいで消化できます。バタ足キックの50Mはキツいですね。足の疲労は早く来ます。専門のブレストのスピードコントロールが課題になっていますけど、フォームの修正がうまくいきません。ピッチを上げるとスカーリングが小さくなり推進力が低下するので、腕の筋力アップでカバーするのかキックを使ってカバーするのか悩むところです。不安だったクロールとバタフライは腕の違和感を感じなかったので、ほっとしています。お腹の贅肉が気になると泳ぎに行きたくなります。
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