スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

スローミュージック SELECTION Vo.70

2009年07月30日 | スローミュージック
CHUCK MANGIONE

A&Mレコードが版権を持つ定番のベストアルバムとしてリリースしたNewGoldシリーズのチャック・マンジョーネです。僕はこのようなベスト盤をあまり好みませんが、このアルバムはかなりお得なので気に入っています。チャック・マンジョーネは好きな曲がいっぱいあるのですが、オリジナルアルバムに散らばっている名曲がこれ一枚で済むので重宝しています。チャック・マンジョーネと言えばフリューゲル・ホーンの名手として有名ですけど、情けないことに僕はずっとトランペットだとばかり思っていました。やたらに高い音を出すので凄いなとは感じていましたが。フュージョン全盛期の傑作の数々を残してくれたファンにとっては忘れ難い作品が多く、その評価も揺るぎないものがあると思っています。ライナー・ノーツを読んで知り得たことですが、チャック・マンジョーネは幼少の頃から音楽に親しみ自宅でディジー・ガレスピー、クリフォード・ブラウン、アート・ブレイキー等と交流を持ち、後にアート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズにも参加するなど生粋のジャズの影響を受ける経歴の持ち主でした。メロウなナンバーが多いのでイメージとは違っていますね。クロス・オーバーからフュージョンに至る音楽シーンの流れを肌で感じていた僕にとっては、こういったジャンルの音楽の楽しみ方がある程度身体に染みていて、どこが新しくて何なんだとかジャンルの特異性に惑わされずにリラックスした状態で聴いています。1曲目「フィール・ソー・グッド」(タイトル通り気分良く)は聴けば誰でも聴いたことがあると言い出すほどよく使われています。爽快なフリューゲル・ホーンの響きが楽しめる佳作で70年代の匂いがぷんぷんします。7曲目「栄光をめざして」は1980年冬季オリンピック、レイクプラシッド大会のテーマ曲で79年に発表されヒットしました。これも懐かしい。やけに軽いノリなんですが、明るくて元気が出るところもあって凝ったリズムパターンはないものの絶妙のポップ感が素晴らしいです。そして9曲目の「サンチェスの子供達」。これが一番好きなんです。イントロからバスドラムのキックが効いていて、構成的にはチャック・マンジョーネのソロパートとアンサンブルするホーンの掛け合いが激情的で、駆け上がるような緊張感を生み出し熱くなれる名曲です。最近、来日してライブ活動もこなしているだけに、まだまだ現役のチャック・マンジョーネの生演奏も聴いてみたいと思っています。

A & M Gold Series
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明日香村 石舞台古墳

2009年07月27日 | 文化/歴史/技術
飛鳥の地には古代のロマンが詰まっています。ほら、学校で習ったでしょ?僕は歴史にそれほど深い関心があるわけではありませんでしたが、歳をとったのか段々興味が出てきました。仕事で奈良に来たので、ちょっと考古学的調査をしてみたいと思います。名前は知っていても実際に見たことがないものが、僕にはいかに多いかということに気付き始めた年頃なんです。飛鳥と書いて「あすか」と読むなんて考えてみると不思議なもんです。住所は明日香村ですからこちらが正式で当て字の方が飛鳥だと想像します。飛ぶ鳥が使われる若には明日香の地の枕詞になることが多いことから、古くから関連があったはずなんですけど・・・よくわかりません。飛鳥時代ってどんな時代だったのでしょうか?不勉強な僕はとにかく現場へ行ってみることにしました。明日香村は奈良盆地の端にある場所で、低い山が連なり草木の緑が美しくて里山の静かな風景がとても印象的です。山の端にかかる霞や所々に広がる棚田が絵画のようでもあります。時間がないので「石舞台古墳」を見学してきました。最初、ただの大きな石が積み重なっているだけの史跡だと思っていたので、いい意味で裏切られて良かったです。実際この目で確かめるからこそ分かるものがあります。この石舞台は地下に空洞があってそこは石室になってるのです。もちろん中に入りました。そこはキュービックな空間で、地位の高い人のお墓であることは間違いないそうです。ということは外から見える部分のデザインはあまり大きな意味がないみたいです。そうだったのか!とうなずく一方、本来はこの巨大な石も見えることはなく土が盛り上げてあり、かつては古墳の形をした小山だったと知ると、更にうなずくことがありました。そうか。これは古墳の中身が透けて見える言わばスケルトンの古墳なのかと。太古の時代には既に盗掘されていて何もかも持ち出され丸裸なんですね。葬られているのは蘇我馬子が有力ですが、はっきりしたことがわかっていません。つまり証拠がないのです。日本には、こうした「わけがわかなくなってしまったもの」がたくさん残っています。僕は割合こういったものが大好きです。おそらく、この地で様々なドラマがあったことは間違いないでしょうし、それはある確率で僕等の先祖のことなんです。

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レースに出場して飛び込み台に立つ

2009年07月26日 | スポーツ
この日が来た。と自分にいい聞かせたくなるようなイベントがありました。。世界水泳ローマ2009が開催中ではありますがそれとは全く関係なしに市内水泳大会が開催されました。僕にとってはこの大会は初めて出場することになります。そして肩の故障から2年以上レースに出るのも久しぶりです。泳力検定を受けた後に右肩が傷み出して、運動を控えているとどんどん悪くなる一方で「これで水泳ができなくなる」と一時はあきらめていた日もありました。今年に入り、考えを変えて少しずつプール通いを始めてやっと今日を迎えることができました。この気持ちは、経験した者しかわからない感動だと思います。たとえ、ぐだぎだの市民大会であっても。まだ梅雨が明けていないせいで雨が気になる空模様でした。昨年から高校生以上の規約を外し、中学生以上でも参加できることになり、地元中学校の水泳部が大勢参加することになり一気に活気が出てきました。それとあの覆面を被った仮面スイマーロメオとその仲間達も参加して盛り上げてくれます。子供には人気のようです。僕がエントリーしたのは50M平泳ぎ。得意な種目なので何とかいいタイムを出したいと思っていました。中学校の水泳部の先輩達と一緒にこの大会は参加していますけど、その先輩や同期と昨晩は宴会をやって夜中まで飲んでいたので、コンディションはベストではなかったですねえ。それでも飛び込み台からダイブする瞬間の緊張感は懐かしく感じました。空中に自分を投げ出す浮遊感、そして水面の衝撃がたまらなくて快感でもあります。同世代の組は7人いましたが、記録も順位も平凡なものだったのでちょっと悔しい気もしましたが、泳ぎ終わった開放感はスッキリして充実できました。もっと攻めの泳ぎをするべきだったかな?最後のオマケ、即席チームの200Mリレーではフリースタイルで出場しました。これがあると盛り上がりますね。クロールも練習しておいたからきっちり泳げました。全部で19組も出場して全員本気で泳いでいましたので、ぐだぐだにならず中学校時代の地区大会を思い出しました。隣のコースでは母校の女子の水泳部が泳いでいて、後輩との対決になってしまい面白い展開もありました。(デッドヒートの上、最後は負けました。)コース案内のアナウンス。水しぶき。スタート音。声援。カルキ臭。どれも僕にはノスタルジックな風景です。参加賞にハミガキをもらって先輩達とお昼ご飯を食べて、来年また来るぞと誓い合いました。まだまだやるぞぉ。それと仮面スイマーロミオ君。プールサイドでも目立ってましたね。実力もさることながら、子供達にも夢を与える存在であって欲しいですね。子供が真似しても知らんけど。

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諏訪 上諏訪 衣温泉

2009年07月24日 | 温泉
諏訪湖周辺には温泉が豊富に湧き出るようで、温泉旅館以外にも共同浴場が数多く点在するようです。これは諏訪市に申請して給湯費用を負担すれば(工事費は別)個人宅でも温泉を配給することができる制度があるためだと思われます。ですから、共同負担をして温泉を引いているところは組合員専用の温泉となるわけです、諏訪に共同温泉の案内がないのはそのためで、外来者は基本的に利用できません。でもわずかに許されている温泉があるというので出かけてみました。JR上諏訪駅から歩いて行ける「衣温泉」です。個人宅に隣接しているので個人経営と思われます。大人200円は安いです。営業時間は朝7時からなので、朝一番の7時に入ってみました。住宅街の一角にあって、入り口前には小窓のある受付がありますが誰もいませんでした。勝手に200円を置いて脱衣場に入ると湯船は目の前です。こじんまりしてレトロなお風呂屋のような雰囲気があります。源泉かけ流しの湯はエメラルドグリーン・・・ではなくてタイルが緑色に変色してそう見えます。お湯は透明色でした。蛇口の金属部分の変色を見ればわかりますが、温泉の成分に硫化水素が混じっている可能性があります。硫黄臭らしい香りもありました。湯に浸かるとぬめり感もあり肌に優しいいい温泉です。お湯を足すと温度が上がると思われますが、入ったらぬるかったのでそのまま一人で楽しみました。高い木製の天井を眺めるといい気分です。温泉好きにはたまらない、ひなびた温泉だと思います。身体もぽかぽかして温泉効果も高いです。そのうち、隣の女性風呂にもお客が入ってきました。仕切りが磨りガラスなので気配がよくわかることもあって小さな温泉を肌で感じることになります。お互い見えたりしませんけど、混浴の緊張感に似た気分です。これも味わいのうち?さっさと出てしまいましたが、訪問客は少ないと思われるので穴場としてはいい温泉だと思います。大浴場の温泉よりもこうして素朴な温泉の方が落ち着くなあ。と感じるこのごろです。



住所 長野県諏訪市小和田南3-18
電話 不明
場所
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甲州 ぶどうの丘

2009年07月23日 | 料理/グルメ
JR八王子駅では梅雨空で強い雨が降っていましたが、JR勝沼ぶどう郷駅に着くと入道雲と思われる白い雲が立ち昇り、真夏のような景色が広がっていました。JR中央線を普通列車で乗り継ぎ、山々に囲まれた静かなところ勝沼町にやってきました。葡萄の里いっても過言ではないくらいに駅周辺はどちらを見渡しても葡萄畑が目に入ります。山間と丘陵にこれだけ葡萄畑が埋め尽くされると、「眩しいほど美しい田舎の風景」と呼んでみたくなります。駅から徒歩で「ぶどうの丘」まで葡萄畑をかいくぐりながら進むと異郷の奥に包まれたような気分になり、夢の中を彷徨っているのではいかと思えるほどでした。「ぶどうの丘」には勝沼ワインのカーヴがあって試飲ができます。入場料は1100円で飲み放題です。地下のカーヴには勝沼産ワインがぎっしり貯蔵されていて樽の上に載っているボトルは白、赤含めて数十本自由に飲めます。日本のワインもこのところレベルが上がっていいワインも増えたと耳にすることもあります。ならば現地で飲み比べるなら、国産ワインの美味しさを短時間に堪能できるではありませんか。特に甲州ワインは欧州に肩を並べる出来具合のワインも現れたとか。期待大です。入場料を払うとタートヴァンという金属製の平皿を渡されます。利き酒のためのワイン専用の器です。地下に降りてカーヴに入るとひんやりする冷たい空気に暑さが飛びました。樽の上のワインはどれも飲み放題なのですが、一体何をどれから飲めばよいのかわからず、とりあえず甘口の白から辛口の白を飲むことにしました。数が多いのでエチケットを見て日本語表記だけのものに限定して、あとは勘を頼りに樽の上で2品か3品ずつ飲み比べてみました。ワインの試飲会は何度か経験がありますけど、ここは数が多過ぎて大変でした。おつまみのパンもなければ、口をすすぐ水も用意されていないので、飲み続けているうちに感覚が麻痺してきて、正確な味の判断ができているのか不明になってきます。そんなこんなで僕が一番気に入ったのは「IKEDA WINERY グランキュベ 2007」です。別格の美味しさでした。強い苦味、程よい酸味がバランスよくてしかも力強いところがいいです。香りは複雑ですし樽臭も独特で個性的でした。これはいい!結局白は全部で13種試してみました。その後、赤やロゼを数種類いただきましたが、すぐにこれはちょっと・・・と感じてしまって取り止めました。もう舌が仕事できません。それに赤のワインはフランス産などに比べて、オリンピックの陸上100M決勝と第一次予選くらいの差を感じます。やっぱり甲州なら白限る。なんて調子いいこと書いてますが、いつかその思いを裏切るワインが現われるんだろうなあ。



ぶどうの丘 公式サイト
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皆既日蝕2009 ~名古屋は部分日蝕だったけど

2009年07月22日 | ネイチャー/ペット
2009年7月22日、日本でも皆既日蝕が46年ぶりに観測できるので、興奮気味の日本列島でした。ただ、梅雨前線の影響で多くの地域が厚い雲で覆われ見ることさえできない人達の落胆の溜め息がつかれることにもなったようです。何を隠そうこの僕もたとえ部分でもいいから見てみたいと強く思った一人です。今日の名古屋はあいにくの曇り空で太陽の姿は見辛い状況でした。食の始めは午前9時50分少し前、ほぼ真上の角度です。食の最大は11時8分頃、その間カメラを構えて待ちました。(仕事をちょっと離れてね。)ビルの周りや屋上などには大勢の見物人達が空を見上げていました。本当ならば太陽が三日月になる様子が見られるはずなのに、ほとんどわかりません。当然ですが、カメラも普通では撮影できません。一眼レフカメラと三脚は必要ですが、NDフィルターも必要です。僕はかろうじて52mm口径のNDフィルターを持っていたので、標準レンズで撮影してみました。望遠レンズで撮りたいけどそれは無理でした。三日月の形をした木漏れ日の方にも興味があったのですけどそれこそ不可能な天候です。ぶっつけ本番で露出設定を調整しながら、しかもシャッター・チャンスも雲の隙間から覗く一瞬だけという悪条件の中、孤軍奮闘、悪戦苦闘をしながら何とか撮れたのがこの写真です。まさに奇跡!日蝕のどこが神秘なのだ、とクールな方もいらっしゃるかも知れません。ですが、本当に凄いことなんです。僕も随分大人になってから気付いたことなんですが、地球で日蝕と月蝕が起こるってことは太陽と月が全く同じ大きさでないといけませんよね。でも太陽と月は大きさが全く違います。それは距離の長さが違うので同じに見えるのです。ということはですよ、細かいことはいっぱいありますがそれは置いておき、恒星が一つで衛星も一つしか持たない惑星である地球から見て、その二つの天体が同じ大きさに見える位置関係が絶対条件でなければならいではありませんか。こんな偶然が重なった星に自分は生まれたのだと思うと神懸かりなパワーの存在を信じたくなるくらい感動しました。生命の不思議と気の遠くなるような時間と空間の神秘さに鳥肌が立つほどではありませんか。日蝕とはそれを肌で感じる貴重な体験なのです。いつかコロナを見てみたーい。
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バジルとトマトの冷製フェディリーニ

2009年07月20日 | 料理/グルメ
夏になるとバルコニーで栽培しているバジルの葉がぐんぐん生い茂ります。この間、摘んだばかりなのにまた生えてきました。またまたジェノベーゼ・ペーストにして美味しくいただいちゃいました。良く見るとバジルの花まで咲いてしまったので、葉が硬くなり始めていました。とにかく使えそうな葉は全部収穫してしまい、松の実、ニンニク、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルをミキサーにかけてペースト状にしてからパルメザン・レッジーノ・チーズを下ろしたものを加えると、ジェノベーゼ・ペーストは簡単にでき上がります。今日は下の娘とお昼ご飯を食べることになっているので、バルコニーにテーブルとデッキチェアを並べ、日傘を立てて日陰を作りオープンエアでランチにしました。曇りでも気温は高く蒸し暑い日でした。こうして外に出て、そよ風と一緒にご飯を食べると料理も一層美味しくなりますね。夏は毎年冷製パスタを作りますけど、今年は落合務氏の本を参考にジェノベーゼ・ペーストと皮剥きしたフレッシュトマトを細切りにしたものをソースに使い、冷やしたフェディリーニと茹で玉子を載せて飾るパスタを作ってみました。見た目にも涼しげで緑と赤と黄色の配色が夏らしいパスタ料理になります。塩味を多めに使って味を引き締めるのがコツです。ケッカソースよりいいかも。初めてでも上手にできました。バジルの葉は自家製ですが、松の実とパルメザン・レッジーノ・チーズは割高なので安上がりのソースにはなりません。ちょっと贅沢です。トマトはレシピではフルーツトマトでしたが、完熟トマトで代用しました。こちらは下味を付ければ何とかなります。バジルとトマトの相性の良さは痛いほど分かっていますが、またしても新しい感覚で二つの相性の良さを知ることになりました。イタリアンは奥が深い。旬の料理は、他にもカボチャ、ナス、など夏野菜を中心にグリルにして食卓を演出してみました。これくらいやると下の娘も文句はないようです。残さず全部平らげてくれる姿を見ていると、苦労して作ったことも忘れます。父親の作る料理を食べてくれるうちは娘も可愛いと思いますねえ。

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1000円ワイン通信 ~コノスル ピノノワール レゼルバ 2008

2009年07月18日 | 料理/グルメ
リーズナブルな価格でありながらワンランク上の味を楽しめる良質のワインを求めて、今日も日夜、平和な市民の気付かぬ場所で命がけで悪と闘いながらも安ワイン飲み続けております。前口上が長くなりましたが、今回テイストしたのはチリ産「コノスル ピノノワール レゼルバ 2008」(1260円)であります。自転車のイラストが印象的なエチケットが目印です。1000円ワインに相応しい値段です。チリワインは、ニューワールドのワインでも定評のあるワインですね。でも自分で買って飲むのは初めてなんです。この間、白の「エラスリス エステート シャルドネ 2006」を飲んだのですが、ほとんど料理に使ってしまってよく味わっていませんでした。チリワインの赤なら葡萄の種類はカベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが有名ですけどピノノワールもしっかり醸造されているのです。と、お店の方に教えていただきました。勉強になりますねえ。ブルゴーニュのワインはとても気になる存在で、僕としては今後飲み比べてみたい領域です。ピノワインの魅力を味わうには、リーズナブルなチリワインという手段もあるのですから試して損はありません。だけどブルゴーニュと一緒にしてはいけません。とは店員さんの忠告でした。さて、我が家の今夜の夕食は豚テキでした。ソースは七宝タカラソースにニンニクスライスとバターにこの「コノスル ピノノワール レゼルバ 2008」を足して作った創作ものです。果たして相性は?このワインの特色はボディがしっかりして、それだけでも驚きです。果実の香りと樽臭が豊かです。それでいてタンニンもほどよくピノノワールの上品な酸味は健在なのですっきり飲み易くて好印象でした。特製ソースの豚テキとの相性ですが、まずまずといったところです。濃厚なソースは合うと思います。断然肉ですね。余韻がもう少し欲しいところですが、こんなにもコスト・パフォーマンスがいいのワインですから欲言っちゃいけないかな。これからはお店でフランス産にこだわらないでチリ産でいってみようかなあ。益々、ピノが好きになりました。

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トロイカのキーリング

2009年07月17日 | アイテム
僕という人は、昔から飾り物に興味がなくて生まれてこのかた腕時計は買ったことが無いし、指輪、ネックレスはおろか筆記用具などもあればいいくらいなので愛用のペンは使い捨ての万年筆で済ませています。そんな適当な僕だからキーホルダーなんか家にあったガラクタみたいなものを寄せ集めて使っていました。最近、それにしては無理無理使っているなあ。と感じて整理してみたら、ちゃんとしたキーホルダーじゃないと扱いにくいことに気付いて(遅過ぎるかも知れないが)役に立ちそうなキーホルダーを探すことにしました。問題は肉厚のキーを持っているので、そんじょそこらのキーホルダーでは合わないことです。リングでは傷つけないと通せないのでパス。フックのタイプはどれもサイズが合わず入らないのでパス。ってどんどん候補を外していくと選択するものがなくなってしまいました。自分に合うものを探そうとするとこんなものです。欲しいものは見つからず・・・。あきらめかけたところで、ひょんと見つけ出したのは「トロイカ」のキーリングでした。ワイヤータイプです。これなら大抵のキーが整理できます。どうですこのデザイン。縄跳びしているようなピクトグラムの人形みたいでキーホルダーに見えません。わあ。と一目惚れして買っちゃいました。全然知らなかったドイツのブランドです。色違いがいっぱいあって悩んだのですが、無難なグレーメタリックにしました。ワイヤーの先がネジ式で取り外すことが可能で、そこからキーを通せば良いのです。それにしても無駄のないデザインです。ドイツと言えば、質実剛健、バウハウスなどを思い浮かべます。ドイツの工業製品はデザインが無骨な感じでロボットのイメージがぷんぷん匂います。それでいてキュートなところがあるのが気に入った理由です。実はこのシリーズ女の子もあるんです。ですからコイツは男の子です。「トロイカ」はギフト用のキーリングやステーショナリーが中心のブランドで、他の商品を検索すると欲しくなるようなものばかりです。「トロイカ」だったら僕も使ってみたくなります。久しぶりのヒットでした。
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フィットネスのために泳ぐということ 19

2009年07月16日 | スポーツ
今日のスイミングは爽快でした。その理由は3つ。まずはゴーグルを新調したことです。壊れていないからと、つい傷だらけのレンズでも使い続けていました。僕はアリーナが好きなのでゴーグルもアリーナにしました。本当は競技用のミラーレンズがよかったのだけれど、なかったんですよお店に。だからクリアレンズの使いやすいタイプのものです。でも視界が明るくていい感じです。特に今日のプールが良かったこともあります。爽快だった理由の2つ目はプールです。今日泳いだのは名古屋の公認プールでもある「日本ガイシアリーナ」にある屋外プールです。夏期しか泳げないプールでありながら、大会や貸し切りなどの理由で一般の人が泳げる日程は限られます。今日はその日と以前から狙っていましたからね。気分いいです。屋外ですがドームがしっかりあって雨風は入ってきません。水温は27度C前後でやや低く、温水プールよりはスイマーにストレスがあります。ですが、市内大会は屋外プールなのでいい練習になるのです。水深は2M。これくらいが一番気持ちよい深さです。浅いと泳ぎ辛いですからね。それとここは公認プールですから飛び込みができます。2コースだけですがスタート台の上から飛び込んで泳げるので、本番に向けてスタートダッシュの調整にはもってこいの条件が備わったプールなのです。入場料700円の価値はありです。今朝は久しぶりにパンを食べてお昼は炒飯にして炭水化物をしっかり摂取して臨みました。トレーニング・メニューはフルパワーで泳ぐことを念頭に置いて、アップはブレストで200Mだけ。その後、50Mをブレストでレースさながら全力で2本泳ぎました。タイムトライアルも一回してみたら、目測で43秒から44秒あたりでした。(軽く足つっちゃった。)半年前は右肩が痛くて泳げなかったことを考えると随分勘が戻ってきた感じです。今でも少し違和感はありますけど、気にせず泳げます。プルを内掻きにして負担を減らしてはいますけどね。タイムを上げようとすると大変なので、これくらいで良しとしておきましょう。遊びですから。今日のトレーニングは50Mのペース配分を考える上で大変参考になりました。あとは飛び込みスタート&25mダッシュをブレスト8本とクロール2本泳いで終了しました。ちゃんと食べるとスタミナもついてくるのでしっかり泳げました。飛び込みができるプールはそうそうないですから、今日は練習ができて本当に良かったです。これが爽快理由の3つ目。クラウチング・スタートは経験が少ないけど、何度か試してみて感覚が掴めたのでこれでいくつもりです。足がつらないようにしなくちゃ。
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