daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

がんばれよ、嫁

2009-06-02 09:31:31 | 日記・雑談
突然ですが、嫁がLPSAを退会することになりました。
協会
連盟
本人
共同記事

彼女には出会ってからいままで幾度となく驚かされ続けてきましたが、さすがに今回ほど驚くことは二度とないでしょう。
正直言って凡人の僕は最初は止めました。あまりにも無謀な選択に思えたので。
しかし彼女とたくさん話し合った結果、より自由な形でいままでの枠組みではできなかった活動をしていきたいという、彼女の意思を尊重することにしました。

新しいことをするのに必要なものは、ひらめきと、ほんのすこしの勇気です。
それが僕にはありません。僕にはこんな手は一生考えても思いつかなかったでしょう。自分絶対できないことをやってしまう彼女はある意味うらやましいとも言えます。まあ逆もあるのでしょうけど。

これからどうなるかはすべて本人しだいです。それはある意味、将棋指しにふさわしい人生なのかもしれません。
僕は未来のために頑張る人を応援します。皆様もどうか、温かく見守ってやってください。
1dayトーナメントとか、マンデーレッスンとか、その他いろいろと発想し発展させてきた彼女のことですから、これからもきっと新しいことがたくさんできることでしょう。これからも将棋ファンを増やすことと、女流棋士というものをPRしていく活動が、両輪になっていくと思います。

今回の決断と行動に当たっては僕もずいぶんと悩みましたし、本人はその何倍も悩み、考え、いろんな人に相談したはずです。彼女にはそういう人たちへの感謝を忘れずに、がんばってほしいと思います。
特にさっちゃん、どうもありがとう。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (35)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
«  | トップ | 名人戦 »
最近の画像もっと見る

35 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
前向き (洋志)
2009-06-02 12:00:45
 ネコ殿なら、この発想が生きるようにしていくと思いますよ。独特の嗅覚ですからね(笑い)。積極的に捉えていきましょう。見守っていますから。
親手一生。。。 (瀬戸のひしお。)
2009-06-02 13:19:36
て、言われた方もいましたね。(私は生涯一捕手と言われた方のファンですが)第三の路は何処へ?。見守ってあげて下さい。でも。。。。代表はつらいでしょうね!。
新手一生。。。 (瀬戸のひしお。)
2009-06-02 13:19:59
て、言われた方もいましたね。(私は生涯一捕手と言われた方のファンですが)第三の路は何処へ?。見守ってあげて下さい。でも。。。。代表はつらいでしょうね!。
Unknown (淳)
2009-06-02 21:08:40
物凄い衝撃を受けました。こんな手があるんですね。そして、こんな決断が出来る人がいるんですね。
勇気、今の自分に一番必要なものですが、奥様の決断には、本当に恐れ入りました。男らしい、と言ったら失礼でしょうが、何と言うか、さすがは片上先生の選んだ女性だと思いました。
やっぱり将棋界には、応援したくなる人がたくさんいます!
どうぶつしょうぎ (素浪人)
2009-06-02 21:26:01
奥様のすごいところは、どうぶつしょうぎを発明した事である。
特に9x9の升目から小さくした事。
駒を文字ではなく、どうぶつの絵にした事である。
こういう発想は凡人ではできないことである。
さらにどうぶつしょうぎの凄いところは、幼稚園児から大人まで遊べる事である。
竜王ブログによると、竜王は、観戦記者の後藤元気氏(ごとげん)とどうぶつしょうぎで真剣勝負し、負けた。彼のブログでは、悔しそうに感想を述べていた。
一方、勝ったごとげん氏は、嬉々として、彼のブログで棋譜を書いていた。
Unknown (Unknown)
2009-06-02 22:16:43
一人の人間の人生としては理解してあげなきゃ と思いますけどねぇ、「理事」なんですよ。
団体の看板を肩書きと共に背負って立ってるんですよね。

「無責任」という批判には、目を瞑ってやり過ごすつもりなのでしょうかね?

悩んだからどうだってんでしょうね?
何がなんだか分からないのに 温かく見守ってくれ?
一方的過ぎますよね。

無償の支持を求めるなら、今まで無償の支持をしてくれた人達への配慮もされたらいかがですか?

何がなんだか分からなくて腹が立ってる一個人の戯言でした。
Unknown (駒落ち好き)
2009-06-03 00:01:38
いやはや。
いろいろなことがあるというものですね。
前人未踏の領域ですが、
人生とはそういうものですね。
将棋も定跡や手筋は大切ですがそれらを踏まえた上での力戦、個性というものが浮かび上がりますね。これからも陰ながら見守らせていただきたいと思います。最大の理解者でありパートナーの片上六段がおられますからね。
動物しょうぎ (とおる)
2009-06-03 00:15:59
動物しょうぎは外国に展開すれば面白そう。
すごい! (ドクター尼子)
2009-06-03 00:26:44
奥様の行動力は、すばらしいです。
それも、しっかりした旦那様の支えがあればこそとも思いますが。

医療の世界でも、どこの病院にも属さない麻酔科医が出現した時には驚きましたが、需要があるので十分に成り立っています。

フリーの女流棋士にどんな付加価値を付けて需要を喚起されるのか、どのような普及活動をされるのか、楽しみにしています。
ファンの気持ち (指さない将棋ファン)
2009-06-03 00:47:24
前に人気女流棋士休場発表の時にも書きましたが、応援していたファンの気持ちを置き去りにしないでほしいと切に願います。特に、ほんの10日あまり前に理事として定時社員総会に出ていた方がなぜ今(しかもよりにもよってどうぶつしょうぎ人気が盛り上がりかけている時に)やめるのかということや、やめていったい何をしたいのかということについては、ファンとしてはとまどうほかはありません。何もかもさらけ出す必要はありませんが、ファンあってのプロ将棋指しがこういう驚天動地の行動に出た以上、ファンがついて行ける状況を作る努力はしていただきたいと思うものです。
まず説明責任を (沖縄より)
2009-06-03 02:28:29
しっかり果たして下さい。
協会の現職理事が、任期終了後でなく、しかも定時総会直後に無責任に協会をやめる。
。。。こうまでファンを愚弄し、協会にも迷惑をかけながら、温かく見守れ、応援してくれなどと、よだれをたらして媚を売れるのはなぜでしょうか。恥を知る棋士なら、「何を言われても仕方ない」と普通は言うべきです。甘ったれるのもいい加減にしたらどうですか。
北尾さんは、やめた人間には理由を話す資格がない、と言いますが、ファンにあきれられるのが怖くてカマトトぶっているだけですね。
矢内さんがファンをさんざミネルヴァに勧誘し、独立準備委員までやった後で寝返り、しかもそのあとちっとも理由を説明しなかったのとカンペキ同じじゃないですか。
態度でかく「勇気」とか言うなら、まず奥さんに、ファンに対して最低限の説明をするよう忠告して下さい。
どちらに理があるか、決めるのは私達です。北尾さんでも、片上さんでもありません。その評価を怖がってる時点で、あんたらしっかり臆病じゃん。全く、おふざけでないよ。
Unknown (test)
2009-06-03 02:44:57
動物将棋は必勝法解明されておしまい
英断 (だめてん)
2009-06-03 08:42:39
こないだの『日レス杯』でアマの若い女性に負かされたのが、大きな理由のひとつではないかと邪推してます。
あの時、目に涙を浮かべて、ものすごく悔しがっておられたんで。

プライドとして、アマの人に負かされてる自分が我慢ならなかったんでしょう。
でも今のLPSAに居ては仕事や雑務が忙しくて研究どころではない。
このままでは棋力が日々落ちていく。
そこで今回の結論に至ったんじゃないでしょうか?

僕も今回の北尾さんの「退会コメント」には、正直言いたいことは色々ありますが、大英断であることにはかわりないし、長いスパンでみれば、将棋界にも絶対にいい影響を及ぼすように思います。
やはりみんなで応援してあげようじゃないですか。
Unknown (でくのぼう)
2009-06-03 08:43:36
うん、やっぱり勘違いをなさっているのではないかと危惧します。「今まで通り対局はしたい」の部分です。

誰でも自由に指していいのが将棋ですけど、プロ、というとそれを成立させているのは、とてつもなく多くの(現在だけでなく)人たちの力の積み重ねがあるわけで、今、自由な世界だから自由にする、では子供だと言われても仕方がないです。
辞めるならプロとしての対局は諦めるべきですよね。
Unknown (片上ファン)
2009-06-03 09:25:16
結局、自分の都合が最大の関心なんですよね。
「物は言い様」ですから言葉を捜して正当化の努力をしてください。

だんなさんとしてがんばって (一将棋ファン?)
2009-06-03 09:52:51
たぶん今のままでは、誰も理解できないでしょう。
当事者でないただの将棋ファンは
1.もやもやしながらもとりあえず応援する
2.「やっぱり将棋界は胡散臭い」と思い、棋士個人の事は応援するのをやめ、純粋に将棋だけを愛するようにする
3.徹底的に突っ込む
4.あきれて将棋から離れる
のどれかの対応になると思います。
私は2の対応になりそうですが。
社会的にどんな事になっても、だんなさんとして奥さんの事は、支え励まし、手を取り合ってがんばって行ってください。
Unknown (がっかり)
2009-06-03 10:03:33
>去っていく人間にはその団体のことを語る資格はないと思っています

これ、「私悪くないもん。だけど武士の情けで
あんたたちの事黙っていてあげるわ。」

ってことかい?
将棋界はジャーナリズム不在 (銀の鯱)
2009-06-03 12:07:55
「女流」の問題で強く感じてきたのは、批判的に伝えるべきものを伝える「ジャーナリズム」が将棋界には不在であるということです。なぜこの問題が生じているのか、伝えることがないまま、2団体の競争のようにされているのは不可解と思ってきました。連盟の機関誌・紙と批判しない(できない)新聞等のマスメディアしかないのは健全でないですね。仕事柄(出版社勤務)の感想です。
本当に残念 (残念)
2009-06-03 12:26:29
引退して普及に専念するってことなら全然気にならないのですが。

一緒に独立した仲間は対局の権利だけは守るということで頑張ってきたのでしょうが。
そりゃあ、連盟は、今回の件は「敵失」だと思っているから、喜んでこの人の対局の権利を認めるでしょうけど。

本当に失望しました、この人には。
方向性の違い (Unknown)
2009-06-03 12:41:36
うーん,北尾さんの思いとLPSAの方向性にズレが生じてきたのかな。もやもやしたまま理事になってしまった。どのようなズレかは,説明してもらわないとわからないが,そうなると,泥試合になりかねない?フリーで将棋のプロとしてやっていけるなら,今後フリーになる人がでてくるかも。
素朴な感想。 (けいすけ)
2009-06-03 14:55:39
部外者には分からないことが山ほどあるはずなので、簡単にはコメントする気になりません。
人は理屈どおりにばかりは生きられないし。悪意のない言動が、結果として社会通念に反してしまうこともあり得ると思っています。

ただ、本エントリーを読んだ後の素朴な感想だけ言わせて頂くならば。

片上先生って、いい旦那さんだなあ。

独身の私が言うのもなんですが。とても私には真似できそうにありません。。。


ほとぼりが冷めると連盟へいくのですか? (ユダ)
2009-06-04 08:28:16
駒音より転載。(スズメの独り言)

大沢さんのご意見、「方向性の違い」に ほぼ同意ですね、。
独立時の緊張感は3年もたつと弛み、だんだん不満も出てくるのが人の常。
(スズメの独り言、、、)
「事前」に連盟からの対局保証はあったのは事実、LPSA全員慰留したが、
でも 迷いながらも、LPSA退会の最終判断は自分の意志で決めた事。
当然、LPSA退会後、直ちに連盟に復帰すれば、大嵐になることは明白。
ほとぼりが冷めるまでは「フリー棋士」に、この案は連盟側から出たもの。
(心配性のスズメの独り言、、、)
一棋士のLPSA退会は個人の意志であり、本人の意志を重く尊重すべきだが、
しかし、理事であった彼女はLPSAの内情を知り尽くしている事です。
(* 彼女が理事として知り得た守秘事項等を、腹の中に飲み込めるか?、)
(全国のスポンサー、協賛企業、運営資金状態、支持会員のリスト等々を、)
手ぶらでは戻りずらいだろうし、連盟側も当然お土産を期待しているだろうし、
これから 板挟みになり、彼女の苦悩が始まるのは 自明の理ではあるが、、。
(*本人はどこまで この事を考えているのか?を、わたしには解らない。)

最後に、、、
彼女の口から「米長会長は、太っ腹で立派な人物です。」には本当に驚いた。

北尾先生の決断には頑張ってほしいものです。 (マック)
2009-06-04 09:46:26
北尾先生は大変悩んでいたと思います。夫である片上先生も悩んでいたと思います。
是非とも奥様を支えてやっていただきたいものです。

最後に批判するのは結構だし言うのは簡単であります。しかしご本人は非常に悩み苦しんだ決断でありますので、しばらく事態の推移を見るのが吉だと思います。まずは冷静になりましょう。
さよなら (応援団)
2009-06-04 10:47:03
お二人には申し訳ないですが、今回のごたごたにはため息が出ます。

私は、本当の理由を知ることができないままで、今までのようにLPSA、女流棋士を応援する気持ちにはなれないです。
LPSA設立からの北尾さんはじめ、皆さんの頑張りには頭が下がる思いでしたが・・・
北尾さんだけでなく、他のLPSAに関わる人たちにも裏切られた思いです。

LPSAイベントにも何回か参加させていただき、北尾さんともお話ができていい思い出だったのですが…残念でなりません。

鉾の収め方 (広島の一将棋ファン)
2009-06-04 10:52:07
研ぎ澄まされた槍や鉾を所持していても、使わぬケンカもあれば、思わず抜いてしまうこともある。腹に溜めず、言いたい事を述べるのもしこりを残さぬ方法の一つだが、言いたい事を露にしたことで、しこりを生むこともある。

烏合の集団にあっては、存在感の希薄な人間よりは、何がしか貢献度のある人間に不満が生じやすい。不満はやがて不信に増幅されることとなる。北尾氏が、鉾を抜いたか否か、それは知り得ぬが、内なる鉾を振りかざしたことは容易に想像がつく

しかし、鉾を振り上げる者は、その鉾をかざす以上に収めどころを知る必要がある。さもなくば、斯くの人間はいずれの集団に属しても、自らの不満と折り合いをつけられない。不満と折り合いをつけられぬ者は、常態的に孤立し、やがては逃避を選択する。負けず嫌いで自尊心の高い人間にありがちな性向である。

「ならぬ堪忍、するが堪忍」という慣用句があるが、「理」「智」「情」のコントロールがおぼつかない人間には、これは所詮は"絵に描いた餅"である。環境を変えることよりも、己の内面を磨くことが何より先決だ。
驚いたね (いなり寿司)
2009-06-04 12:51:44
 今日は。久々に小部屋を覗いたら奥さんのフリー転出、驚きました。しかもフリーで在りながら棋戦に参加出来るとは、よく連盟も認めたものです。

連盟も協会もフリーの棋士を認めたのは大きな出来事だと思います。まるで、大リーグへの道を切り開いた野茂さんみたいです。
この後、色々な問題に嫌気が注した羽生名人や渡辺竜王がフリー宣言する様なことになると、連盟の存在する意味は無くなりますね。
まあ、さすがに直ぐにはないでしょうが、その選択肢を作った事実は大きいですよ。極端な話、対局料や賞金で暮らせる一流棋士には連盟に愛着が無くなれば、内部のゴタゴタは疎ましいだけでしょうから。

連盟でも協会でもそうですが、将棋にも普及にもまるで熱意を失ってしまった多数の会員さん達に、
『もう一度情熱を取り戻し、自分の出来る事で一生懸命頑張らないと、こんな形で生活の基盤すら呆気なく無くなりますよ』と、奥さんは真っ向勝負のストレートを投げ込んだのですね、批判を覚悟で。

それにしても、理解あるよき旦那がいるからこんな思い切った事が出来るのでしょうね。羨ましい!
応援しております (木下寿庵)
2009-06-05 15:20:13
片上先生。
先生のコメントを拝見して、皇太子が結婚の時に雅子様に言ったとされる「僕が一生全力でお守りします」という言葉を思い出しました。
私はこの言葉自体と、その後現在まで一貫してこの態度を貫いておられる皇太子の生き様に、男の中の男の姿を見ております。
そして、皇太子と片上先生が、今回のことで重なって見えました。
おそらく今回のことで、ご夫妻の絆はこれまでにまして強くなったのではないでしょうか。
言葉は悪いですが、片上先生は「毒食わば皿まで」という決意を固められたようにお見受けします。
これは肝の据わらない男にはまねのできないことであります。
先生方ご夫妻には試練の時、逆風の時かもしれませんが、ぜひ二人で乗り越えていってください。
心より応援しております。
待つ一手 (Bundit)
2009-06-07 04:40:10
説明はdaichanが書かれているもので今は充分だと思いますよ。
嘘を平気で書けるような人ではないので。最大限書いてくれていると思います。
考えているように事が運ばないこともあります。
そういうときには旦那さんの出番ですよ。大変かもしれませんが頑張りましょう。

仕方ないですよね、自分が選んだ奥様だから。
がんばって (masaki)
2009-06-07 18:04:25
正直、奥さんの勝負手にはビックリです。
本当に驚きました。相当の勇気と決断が要ることですので。
ですが一旦決めた以上、目標に向かって突き進んでいくだけですね。
健闘を祈ります。
そして旦那さんである貴方が一番の理解者であるべきですから
傍で支え続けていってあげて下さい。
なんだそりゃ (金底の歩)
2009-06-07 23:51:00
じゃあ、みんなフリーでいいじゃん。
好き勝手やりゃいいじゃん。
名人も日本全国素人もプロもいっしょに
何千人規模のトーナメントやって決めたらいいじゃん。
なんのために組織があるんだっけ?
アマの皆さんもフリー宣言だ(笑)

要はどうぶつしょうぎの権利料に不満があるんでしょ?
個人で考案して特許?でも取って
大儲けすりゃいいじゃん。
Unknown (でぃえむ)
2009-06-08 22:46:00
組織の理事という立場にありながら辞めてフリーに。そういう決断をするのは自由だけど、もうちょっときちんとファンに説明すべきではないですか?
将棋がマイナーであることを、改めて認識しましたよ。
プロより強いソフトが出ようかという時代にファンを軽視(おざなりな説明しかしないという意味で)していてプロに未来はあるんですか?
ブログを書けば良いというものでもないと思いますが。
『無理と道理の彼岸』 (広島の一将棋ファン)
2009-06-08 23:30:36
『善悪の彼岸』といえばニーチェだが、その中に印象的な箴言がある。

「ひとはおのれの美徳のためにもっともひどく罰せられる」

解釈はそのまんまの意味で、特別難しいことではない。北尾氏にいろいろ外野の論評はあろう。自分もその一人だ。しかし、個人がどの様に生きてもそれは個人の自由であって、仮にLPSAのメンバーが、北尾氏を非難するのはおかど違いと思う。LPSAは、ただ北尾氏の人間性を見抜けなかっただけの事であって、責任はLPSA側にある。

同じように北尾氏が、LPSAの中井氏を見抜けなかったことも同義、責任はすべて北尾氏個人に属す。このように事の責任を他者に押し付けて、自身の罪を軽減するのが人間の本質ではあっても、一切を自己責任の範疇に押し留めることで、醜悪な誹謗合戦にならぬことを望みたい。

それと北尾氏には、「無理」と「道理」について更なる熟慮を望みたい。いかなる組織に属さぬ者が、組織とスポンサーの契約関係で成立する公式棋戦に、部外者が出場できるいわれはない。連盟会長が認めたというが、彼の粘着質且つむき出しの返報感情をして、今回の一件に恣意的な断を下したのは間違いない。

北尾氏の要望がいかに道理をわきまえぬものであり、それを貫くことがどれほど矛盾を孕み、問題を含んでいるか。単に連盟会長からお墨付きを頂いたという問題とは、どうもなさそうである。おまけに昨今の米長会長の二枚舌は定評があるらしい。

うまい話に飛びついたはいいが、渦中人物として物種に成り下がっては、無用な傷心を強いられるだけである。よって、この場に及んでの冷戦沈着な一手とは、事が拡散する前に、フリー棋士での公式対局は辞退なさってはいかがだろうか。辞退と呼べる着手が可能なのは、今をおいてないはずでは・・・?
追記 (広島の一将棋ファン)
2009-06-09 13:16:29
この書き込みを嘲笑しながら読んだ知人の弁。

「フリーに籍をおいたまま対局するなんて、そんな出来もしない児戯にも劣る馬鹿げた発案、いかにも幼稚な米長らしい。土台無理な事をあえて弄し、北尾が連盟に戻るのは100%間違いのない出来レースに決まってる!」

なるほど、いわれて見ると姑息で卑屈な手法と断じる以前の、稚拙な猿芝居のようにも見える。ただ、先のメールで申し上げたように、人がどのように生きようと個々の勝手だ。股座膏薬(注)という言葉もあることだ。むろん言葉がある以上、その様な人間がいてもいい。

ただ、人は己が生きたようにしか他人には判断されぬ事だけは記しておく。

注・股座膏薬…時々であっちについたり、こっちについたり、方針も信念もなく、節操のない人間のことをいう。

Unknown (ムッシュ四間飛車)
2009-06-11 22:30:16
やっぱり無責任な行動をされているように感じます。
特にLPSAの人々にとっては、表面上は冷静に対処されているようですが、心の中は複雑な心境だろうとお察しいたします。
あちょ~! (KZK)
2009-07-21 22:48:58
何か人が行動を起こして、さらにそれが多くの人に知れれば、当然好き勝手な事を言われる。
このブログのコメント欄みたいに、自分の言った言葉に対して何の責任も問われない場所なら特に。
だから書きなぐったあげく大体は投げっぱなしジャーマンですよ。
今よりも詳しく説明したところでまた好き勝手な事を言われるし、説明したとしても、何を大切に考え、何を思い、どれくらいの覚悟が要ったかなんて正確には本人にしか解らない。

だから、大切なことは北尾さんが片上さんに伝えた信念を惑わされること無く信じて支え続けてあげることだと思います。

結果はあと10年後くらいに出るんじゃないですかね?
後悔する事ほど下らないことは無いので頑張って下さい。
僕は応援しています。

あわせて読む