daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

秋?

2007-08-31 10:05:38 | 日記・雑談
今日で8月も終わりですね。昨日から何だか急に涼しくなりました。もう秋なんでしょうか?そうだったらありがたいんですが。

今日はというお好み焼き屋さんに稽古に行きます。ここでは飯塚六段が子ども教室をやっていますが、僕が行くのは大人の会です。

昨日勝ったので、うまい酒が飲めそうで、楽しみです^^

辛勝

2007-08-30 21:31:33 | 日記・雑談
今日の対局は何とか勝てました。連敗ストップです。
序盤は少し押され気味でしたが、相手の仕掛けが無理で一気にだいぶ優勢に。そこから何度も何度も決め手を逃し、散々粘られてフラフラになりながらも、何とかゴールにたどりつきました。とても若手とは思えない内容でしたが、とりあえず勝ててものすごくホッとしました。

王位戦はリーグまでの距離が短く、下位棋士にとってはチャンスの大きい棋戦と言えるのですが、まだいいところまで行ったことがありません。今期は頑張りたいと思います。とりあえず、周回遅れにならなくて良かったです。

激闘続く七番勝負のほうは、羽生王位がカド番をひとつ凌いでこれで2-3。ざっと見た感じでは、ごく普通の攻めを、神業の受けで無理攻めにしてしまったという内容に見えました。▲9七同玉なんて手があるんですね。


来月は年下との3連戦が待っています。一番勝って気持ちは前向きになれるはずなので、しっかりした将棋を指したいと思います。

明日対局

2007-08-29 13:24:06 | 日記・雑談
昨日は検討陣の多い一日で、遅くまで盛り上がりました。C2は局数が多いので目移りしてしまいます。全体的にスローペースで、逆転が少ない日だったように思います。

書き忘れていましたが先日、渡辺竜王との銀河戦決勝トーナメントが放映されました。「サプライズ」とは和服で登場したことで、対局で着たのは初めてのことでした。早指しであっという間だったこともあって、慣れないながらもそれほど違和感なく指せました。
気合良く指せて、将棋の出来も悪くなかったのですが、残念ながら実力の差が出て惜敗に終わりました。これでこの夏の大きな勝負のうち、二つを連敗。さすがにすこし調子を落としてしまった感じがしますが、残り一つはなんとしても踏ん張りたいと思っています。

そんなこんなでもう一月半近く勝っていません。明日こそは新しい白星がほしいです。

切り替え

2007-08-28 09:14:07 | 日記・雑談
昨日は昼過ぎから棋譜並べ・検討・実戦と久々によく勉強しました。ゆっくり時間が取れなくて何だかややストレスがたまっていた(?)ので、すっきりしました。少しづつ、将棋モードに頭を切り替えていきたいと思います。

今日は昼に食事して、夜はC2観戦の予定。


まだまだ暑いですが、もうすぐ夏休みも終わりですね。そういうわけで、僕は子どもの頃この時期があまり好きではなかった気がします。

毎年この季節は将棋まつりなど、各地でいろんなイベントが開かれていますが、将棋に興味を持つ人が増えたでしょうか。夏休みに覚えて、秋口から通い始める、そんな循環ができれば最高なのですが。

26歳

2007-08-27 14:40:26 | 日記・雑談
明日の誕生日で26歳になります。このちょっと半端な年齢が、この世界の一部の者にとっては非常に大事な年齢なのは、ご存知の方も多いと思います。

僕自身は奨励会にいる間、この年齢を意識したことはほとんどなかったですが、いま振り返ってみて、この先いくらでも頑張る権利があるということは、とても幸せなことだと思います。

三段リーグが厳しいことはいまも僕の頃もその前も変わりませんが、このところ参加人数は徐々に増えています。僕は初参加のときが30人でピーク。最小のときで24人、上がったときは27人でした。
その後は増え続けて前期が最高の34人。今期は33人です。今後どうなるかは分かりませんが、いまの初・二段陣を見ていると、まだまだ増えそうな感じがします。
単純に言って37人を超えると、2期やって対戦しない人というのが確実に出てしまいます。そうなる前に、ルールを考えておかないといけないのではないかと思います。

前にも書きましたが、競争が厳しいぶん、その先に待っているのは良い未来であるべきです。そのための努力をするのが我々棋士になった者の義務であり、また権利でもあると思っています。


昨日の大和証券杯は加藤九段の勝ち。1000敗でニュースになったと思ったら、すぐさま得意の棒銀でファンを魅了するあたり、さすが役者が違うといったところでしょうか。
それにしてもまさか若手側が4つも負けるとは思いませんでした。狐につままれたような、とでも言いたくなるような、本当にそんな気分です。自分が指してないから言いますけど、みんなもっとしっかりしようぜ。

完売御礼

2007-08-26 16:44:08 | 日記・雑談
帰宅しました。相変わらず暑いですね。
昼前に会場に着いたらすでにお昼休みに入っており、急ぎ担当の方から品物を受け取りサイン会(?)開始。
20冊ほど用意していただいたのですが、たぶん分速1冊ぐらいのペースで売れました。本当にすごい勢いでびっくりしました。皆様どうもありがとうございます。

時間帯が良かったのと、あと、やっぱりその場でサインというのは喜んでいただけるのだということを知りました。字は下手なんですが(^^;
機会があればまたやりたいと思います。と言うか、出張しますからぜひ誰か機会を作ってください(笑)


ファニー君に思い出させてもらったのですが、今日の大和証券杯は最注目の一戦。僕も観戦予定です。皆様ぜひともお見逃しなく。

完敗

2007-08-26 10:39:17 | 日記・雑談
昨日は後輩たちに厳しい稽古をつけていただきました。最近は全く手が見えなくて苦しんでいますが、こういうときの対処法は二つです。一つは指しまくること、もう一つはしばらく将棋を忘れることです。いまから一週間ほど前者で行きます。あとは時が解決してくれるでしょう。解決してくれなかったら、それは実力という可能性もありますが、低いと思います。


↓のコメントにもありますが、僕が学生だった頃に比べると、駒場の景色は見違えてきれいになりました。まだ古い建物も残っていますが、順に新しくなっていくのでしょうね。うらやましい。

で、その古いうちの一つ、かつては教務課だった場所は博物館になっていて、「囲碁の世界」なる展示会をやっていました。そこで流れているビデオは、東大の授業風景のようです。将棋界も教育の分野に力を入れているところですが、まだまだ囲碁には負けているなあと改めて痛感しました。頑張って追いつけるようにしたいものですね。

今日はこれから浜松町に向かいます。

3手1組プロの技

2007-08-25 09:00:53 | 日記・雑談
本日発売と聞いていたのですが、早いところでは数日前から並んでいるようです。すでに読んでくれた人もいるようで、ありがとうございます。
知人ということもありますが、自分で思っていたよりも良い感想ばかりで、良かったです。

内容は、「次の一手」ならぬ「次の三手」といった感じで、特に相手の応手を考えてもらうというコンセプトになっています。企画は真新しいと思うのですが、必然的に難しくなってしまうのは避けられなかったので、特にブログの読者の方にはやや敷居が高いかもしれません

ですが、本の中でも書いた通り、そういう方にも解説を読んでいただいて、「プロってすごいなあ」と、すこしでも感じていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします!

明日の社団戦会場ではサイン本を販売する予定です(^^)


昨日は予定通りの一日。数日家を空けると情報の復旧に半日ぐらいかかってしまいますね。

留守中のニュースより。加藤九段の1000敗というのはすごい記録です。今後どこまで伸びるか(?)も注目ですね。
いまは対局数も減っている上、選手生命も短くなっている感じがしますから、生涯負け数の記録で加藤先生を超える棋士は今後現れないような気がします。

ところで、九州で米長会長がしていたお話。「18歳でA級入りもすごいが、21歳でA級陥落もすごい」たしかにその記録はあまり知られてないような気がします。これもまず破られることはないでしょうね。


今日はわけあって後輩の特訓をしに駒場に行きます。自分にとっても非常に良いリハビリになると思いますが、自信をなくしてしまわないように気をつけたいところです(笑)

彼らの企画したAISEPは成功裏に終わったようで、良かったですね。いまはホッとしていることと思いますが、一休みしたら、ゆっくり振り返る時間を取ると良いと思います。とりあえず、お疲れさま。


最後に、今日は小学生女流名人戦の「東西決戦」があるみたいですね。二人とも、まだまだ棋力はいくらでも伸びるでしょうから、勝っても負けても、今後ますます頑張って強くなってほしいですね。

帰京

2007-08-24 01:30:50 | 日記・雑談
先ほど帰宅しました。道中お世話になった多くの皆様に感謝申し上げます。

とりあえず今日は一日ゆっくり休みつつ、ここ数日の情報を仕入れるなどして過ごそうと思います。

高校竜王戦は本命の一人、横山君が優勝でした。本戦はかなり厳しい山を引いたという評判でしたが、さすがに阿久津君に勝ったというだけあって強かったですね。
ただ、他にもかなりいい将棋を指していた選手も多く、それほど差はないようにも感じました。ということは、24R(将棋倶楽部24のレーティング)で2600クラスが何人も・・?まあでもそういうこともあるのかもしれません。

怪童戦優勝の佐々木君も、24で○○点で指しているらしい、というような声を会場でちらほら耳にしました。アマチュアの大会(特に若年層)に顔を出すと、24でのレーティングが一つの指標となっていることを実感します。もちろん大会を勝ち抜くには他にもいろいろな意味での実力が必要なのは、いまさら言うまでもないことですが。

話は変わりますが高校野球は地元広島の広陵が決勝まで行ったのですが、惜しくも逆転負け。その決勝の日、ちょうどタクシーに乗ったら試合終了の直後だったらしいラジオの声。顛末を聞いてがっかり。

開会式の挨拶で谷川九段が「一期一会」という言葉を交えて話をされましたが、まさに高校生の大会にぴったりの言葉だと思いました。この先の長さを思えば一瞬のことなのでしょうが、その出合いや経験が、今後に生きると良いですね。


@広島

2007-08-20 09:27:15 | 日記・雑談
昨日は怪童戦でした。例年どおり全国からたくさんの参加者に来ていただき、ありがとうございました。記事はこちらでどうぞ。

小学生での優勝は初だったはずです。決勝戦は解説を兄弟子と弟弟子にまかせて客席から観戦していましたが、なかなか見ごたえのある将棋でした。

これからお昼の便で九州に行きます。広島も東京と同様暑いですが、九州もきっと同じでしょうね。