昨日は午前中、カスパロフと羽生名人のチェス対局を観戦。
チェスはルールが分かるぐらいで、プレイしたことは数えるほどしかないのですが、将棋とは共通点が多いので一応「読める」「ある程度分かる」というレベルだと思います。
そんなレベルではありますが途中、カスパロフがあえて駒損する手順を選んだのと、千日手を打開して勝利を目指したのには、さすがプロだなあと感動を覚えました。
その後の対談は、将棋界とチェス界、そして人工知能や他の分野にとっても、歴史に残る映像になったのではないでしょうか。
僕は「神々の遊び」という言葉を連想しました。
本質に迫る、楽しそうな羽生名人の表情が印象に残りました。
カスパロフの「5回のうち1回でも・・」という発言が話題になっていましたが、トップレベルの人間が心技体を整えて、準備して準備して、それでもベストのパフォーマンスを出せるのが5回に1回ぐらい、という意味なのかなあと僕は解釈しました。
もっとも将棋ではまだそこまでという気はしないのですが、仮にコンピュータがもっともっと完璧に近い存在になったとして、という意味でしょう。
本当のところは分かりませんが、カスパロフは現役時代、対局に臨む前に徹底的に準備していたというのを著書で書いていたので、それだけベストコンディションで戦うことの難しさを肌で理解しているのだろうと想像します。
今回のマッチでも、対局前に集中力を高めたり、事前に羽生名人のチェスの棋譜にまで目を通していたとのことで、上手がそこまで・・とさすがの羽生先生も苦笑しておられました。
歴史的な場に立ち会えて、幸せなひとときでした。
チェスはルールが分かるぐらいで、プレイしたことは数えるほどしかないのですが、将棋とは共通点が多いので一応「読める」「ある程度分かる」というレベルだと思います。
そんなレベルではありますが途中、カスパロフがあえて駒損する手順を選んだのと、千日手を打開して勝利を目指したのには、さすがプロだなあと感動を覚えました。
その後の対談は、将棋界とチェス界、そして人工知能や他の分野にとっても、歴史に残る映像になったのではないでしょうか。
僕は「神々の遊び」という言葉を連想しました。
本質に迫る、楽しそうな羽生名人の表情が印象に残りました。
カスパロフの「5回のうち1回でも・・」という発言が話題になっていましたが、トップレベルの人間が心技体を整えて、準備して準備して、それでもベストのパフォーマンスを出せるのが5回に1回ぐらい、という意味なのかなあと僕は解釈しました。
もっとも将棋ではまだそこまでという気はしないのですが、仮にコンピュータがもっともっと完璧に近い存在になったとして、という意味でしょう。
本当のところは分かりませんが、カスパロフは現役時代、対局に臨む前に徹底的に準備していたというのを著書で書いていたので、それだけベストコンディションで戦うことの難しさを肌で理解しているのだろうと想像します。
今回のマッチでも、対局前に集中力を高めたり、事前に羽生名人のチェスの棋譜にまで目を通していたとのことで、上手がそこまで・・とさすがの羽生先生も苦笑しておられました。
歴史的な場に立ち会えて、幸せなひとときでした。