daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

ひっきー

2008-05-31 11:17:19 | 日記・雑談
昨日は久しぶりに一日家でゆっくり勉強できました。
最近の連敗は、やっぱりどこかで怠けてたんだろうと反省して、しばらくできるだけひっきーするように努力します。
連盟に行ったりするのももちろん勉強なんですが、どうもストイックさに欠けると言うか、いまいち身が入ってない感じなので。

今日で5月も終わり。5月が終わるということは、棋士にとってのシーズンオフが終わるということでもあります。来月からはいよいよ順位戦が順次開幕していきます。調整していきたいと思います。


今日は土曜日。土曜と言えばハチワンダイバーですね。テレビを見る習慣がないもので、どうも見逃しがちなんですが、今日こそは忘れずに、とここにメモ。
そして明日の大和証券杯は、昨年の名人戦の激闘が思い出される森内ー郷田戦。こちらもお見逃しなく。

再放送

2008-05-30 10:47:39 | 予定・お知らせ
先日囲碁・将棋チャンネルの番組表を見ていたら、以前撮った講座「まずは棒銀をおぼえよう」の再放送があるのを見つけたので、ご紹介。まだ見たことのない方はぜひご覧ください。レベルは易しめで初段ぐらいまで、まだ得意戦法がない方には特にオススメです。
6月8日(日)、11日(水)、15日(日)、18日(水)それぞれ16時~です。よろしく。

それと銀河戦の放映は6月5日です。こちらもぜひご覧ください。


明日・あさってと北京でAISEPが行われ、今日からスタッフは中国入りするみたいですね。ブログはこちら
動画中継があると書いてあるのが興味深いです。どんなものが見られるのでしょう。

所司七段のブログにも出ていますね。所司七段は文中に触れられている5つの将棋を同時にプレイできるという、おそらく世界でもほとんどいないと思われるすごい特技の持ち主です。ここに書かれていることは僕も知らないことが多く、興味深く拝見しました。きっと参加者も同じ思いではないでしょうか。

昨日の結果、王位戦は羽生ー橋本で挑決という結果に。このタイトな日程の中、羽生先生は北京で講演されるそうです。その熱心さには本当に感謝と言うか、感嘆と言うか。僕も早く何か将棋界に貢献できるように、頑張ります。

理事

2008-05-29 09:44:36 | 日記・雑談
昨日は午前中原稿書き。昼間は所用あって連盟へ。
そして夜は新理事就任をささやかながらお祝いしました。

棋士は基本的に何を決めるにも一人で、人をまとめるとか、代表するとか、そういうことはあまりありません。もちろん急に何かが変わるというわけではないのでしょうが、肩書きがつくというのは大変なことです。しっかり頑張れよ。


今日は王位リーグの最終局が一斉に行われます。前にも書いたかもしれませんが、こういう日は何かイベントを併設したりして、すこし盛り上げると棋戦の発展にもつながるのでは、と思います。
特に予定もないので普段なら見に行くところですが、昨日「普段と違うことを・・」と書いたばかりなのでどうするか。


それにしてもこの一週間ぐらいで急激に暑くなり、そして今日は朝から雨で寒いです。数日前の半分ぐらいの気温なんじゃないでしょうか。調整が難しい季節ですね。

惜敗

2008-05-28 09:28:53 | 日記・雑談
昨日は両者1分の熱戦の末、またしても惜敗。結局今月は0勝3敗でした。ちなみに3局とも振駒は勝ったんですが。
残念ですが、勝負の世界ですから、こういうことがあるのも仕方ありません。腐らずにまた頑張ります。

調子というのはちょっとしたことで良くなったり悪くなったりするので、本当に油断なりません。ひと月ぐらい前は、わりといい状態かなと感じていたんですけどね。
昨日の将棋は内容的にはそんなに悪くなかったと思うので、いますこしの辛抱かなと思っています。

次の対局は順位戦になります。それまで、すこし普段と違う生活や勉強をして、気分転換しつつ対局に臨む予定です。

明日対局

2008-05-26 09:06:49 | 日記・雑談
昨日は夕方から1dayの様子を見に駒込へ。若干手前味噌ながら、よくもまああれこれ企画を思いつくもんです。その行動力には脱帽するよりありません。

優勝チームがトータル5勝4敗ですから、チーム編成も絶妙だったということなんでしょうね。団体戦はいつ見ても独特の面白さがあり、昨日もなかなか楽しめました。

若い女の子があれだけ熱心に将棋を指しているのを観ると、この業界の未来は明るい、と強く思います。これからもぜひ、できれば将棋の輪を広げつつ、続けていってほしいですね。
mtさんと違ってああいうシチュエーションは慣れないもんで、夜の懇親会は若干緊張気味でした(笑)


さて明日は久しぶりの対局です。棋聖戦で相手は奨励会同期の伊藤真吾君と。
彼にはフリークラス脱出に向けて頑張ってほしい気持ちもありますが、僕も全力で頑張ります。

AISEP

2008-05-24 11:29:21 | 日記・雑談
昨年夏にもご紹介した、アジア国際学生将棋交流企画、通称AISEPが今年も開催されます。場所はなんと北京!彼らのエネルギーは本当にすごいです。

実際に企画・運営そして参加した彼ら自身も言っていましたが、昨年はどんなものになるのかフタをあけてみるまで分からず、文字通りの交流で精いっぱいだった部分もあったようです。それでも、大変意義のあるものだったことは言うまでもありませんが、今年は昨年の経験もあるぶん、より充実したものになることを期待しています。

おそらくある程度のアウトプットもなされるのではないでしょうか。どこに、というわけでもない意見・提言、強いてあげるなら受け止めるのは我々なんでしょうが、それを興味深く見守りたいと思っています。スタッフの中には現役大学生棋士である中村太地君も入っているので、直接話を聞かせてももらおうと思っています。


最近何かにつけてよく思うのですが、何かを変える力というのはすなわち若さなのだろうと思います。これは実年齢とは必ずしも関係ないようです。新しいものに興味を持ち続けること、それを肯定的にとらえること、いまはたぶんできていますが、これからも忘れずにいたいものです。


今日は棋士その他数名でネット関係の話をします。まだまだ分からないことだらけなんですが、この新しい怪物と、将棋界としていかにしてつきあっていくべきか日々勉強中です。


最後に、先週は広島に帰っていて見逃してしまいましたが、明日の大和証券杯は深浦ー三浦戦です。ぜひご覧ください。

名古屋追記

2008-05-23 10:11:27 | 告知・紹介
動画のご紹介です。こんなことが無料で簡単にできてしまうなんて、技術の進歩は本当にすごいですね。

名人戦第4局一日目、片上大輔五段登場名人戦第4局一日目、片上大輔五段登場
※本当に到着してすぐ撮影されました。


名人戦第4局午後、片上五段の見解名人戦第4局午後、片上五段の見解
※この部分については一部棋譜コメントに追記しました。


名人戦第4局2日目最終盤名人戦第4局2日目最終盤
※分かりにくいと思いますが、棋譜・コメントを入力する画面と、それが反映される画面(普段皆さんが見ている盤面ですね)、それから掲示板投稿画面と掲示板画面の4つが開いています。それとは別に残り時間を入力する画面があり、終盤はけっこう慌ただしいんですね。

さてこれでいおちゃんに再生回数で勝てるでしょうか(笑)


最後に、名古屋の愛棋家の方にいただいた駒をご紹介。

僕の似顔絵ですね。いろいろと、変わった駒を作られているそうです。
どうもありがとうございました。


今日は年に一度の棋士総会です。

帰宅

2008-05-22 15:13:52 | 日記・雑談
先ほど帰宅しました。久々の我が家は、やっぱりすこしホッとしますね。

一日半にわたって中継させてもらいましたが、特に終盤は忙しく非常に疲れました。こんなことを週に何度もやってるスタッフの方たちはすごいです。
でも、やってみると面白くて、大変な仕事でも続けているのも、分かるような気がしました。
現場にいて初めて分かることも多く、実りの多い経験でした。今後もどうやって将棋を伝えていくか、棋士としての立場で考えていきたいと思っています。

現地の大盤解説会はパンク状態。僕もすこしだけ出させていただきましたが、すごい熱気でした。何と400人!の来場だったそうです。難しい将棋でしたが、楽しんでいただけたことと思います。


今日は半日ゆっくり休んで、明日は棋士総会です。
嫁もいまLPSAの総会で出かけています。早いものでもう設立から1年を迎えたのですね。激動の日々に思いを馳せると、なんだか感慨深いです。

おはようございます

2008-05-21 08:49:06 | 日記・雑談
名古屋はこれ以上ないほどの快晴です。まさに台風一過といったところでしょうか。
僕は昨日に引き続き中継スタッフです。。こちらでお楽しみください。


現地にはアマチュア棋界のスター・加藤幸男君が来ています。始発の新幹線で勉強にきたそうです。
彼はお隣岐阜県の出身ですが、実家に寄っている暇はなく、名人戦を観るためだけに来たとか。大阪→広島と移動中に立ち寄った僕とは情熱が違うってことでしょうか(笑)


今日は機会があれば解説会場にも顔を出したいと思っています。本局も多数の来場が予想されますので、お近くの方はお早めにどうぞ。

名人戦

2008-05-20 16:56:23 | 予定・お知らせ
無事名古屋に到着し、中継のお手伝いをしています。こちらでお楽しみください。

対局は一日目からかなり激しい戦いになっています。一触即発で、見ているほうとしては非常に楽しめる展開と言えそうです。
しっかり勉強してこようと思います。