daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

献本

2015-05-29 11:20:23 | 日記・雑談
「透明の棋士」北野新太さんからお贈りいただきました。
シリーズのテーマの通り、一気読み。
美しいものを、ひときわ美しく描いた名文の数々です。
これからも、ご活躍を期待しております。

今日は名人戦第5局の2日目に加えて、王位戦のプレーオフ、そして竜王戦は4・5・6組の決勝が同時に指されているという、珍しいぐらい大一番が重なる一日となりました。
いつものように、モバイル中継でお楽しみください。

今週はわりとゆっくりできそうでしたが、いろいろあってそうも言ってられなくなりました。
だんだんそういうことにも慣れてきました。
ということでこれから出かけてきます。

明日はリコー杯の一斉予選、カロリーナは最近好調ですが、良い将棋を見せてくれるでしょうか。
日曜日は日帰りで栃木の那珂川支部に出張してきます。

負け

2015-05-27 08:50:03 | 日記・雑談
手痛い逆転負け
ほぼ終始優勢だったにも関わらず、ほぼずっと戸辺ペースという妙な将棋でした。
逆転は将棋につきものですから、自分の将棋でさえなければ、そこそこ面白い内容だったかもしれません。

若いときなら逆上でしたが、いまはこういう経験も重ねてしまって、一晩寝ることで解決できるようになりました。
気を取り直してまた頑張ります。

今日は首都大授業、からの梶浦新四段祝賀会。
梶浦君は昨日がデビュー戦で、モバイル中継されていたようです。
残念ながら黒星スタートだったようで、まあそんなに気にすることもないのですが、今日はちょっと大変かもしれませんね。

ところでその相手の石井君ですが、昨年末に今泉新四段誕生の1局になってしまったあと、相手の引退試合が2局、さらにその後間を置かずしてデビュー戦も2局。
何か持っているのかもしれません?ちなみに自分はたぶんどちらもないはずです。
得意戦法が先手矢倉と後手四間飛車、という組み合わせは実は10年前の自分と同じで、ひそかに注目しています。

最近の新人ではほかに青嶋君や黒沢君にも注目しています。
2人とも豪快で個性的な将棋を指すようで、見ていて面白いです。
もちろん他にも注目株は多く、競争は大変で自分のことを考えると深刻でしかないですが、将棋界の将来を考えると楽しみな限りです。
彼らと数多く盤を挟むためには自分も勝ち上がるしかないわけで、つまり、自分も精いっぱい頑張ります。

明日対局

2015-05-25 18:52:12 | 日記・雑談
竜王戦です。
頑張ります。

今日は予想通りではありましたが、非常~~に長い一日になりました。
なんだか懸案の山をかきわけている感じでしたが、区切りがついたこともいくつかあり。
全体としては、苦労しながらも前に進んでいる感じがします。

来週は総会があり、その準備も大変です。
もとより覚悟の上で(立候補で)就いた仕事ですから、責任を持って、頑張ってこなしていくのみですね。

理事職のこと(2)

2015-05-23 09:01:27 | 日記・雑談
前のエントリ、もしかすると今期で退任のように読めてしまったでしょうか。
そう、ともそうでない、とも書くわけにいかずちょっともどかしいのですが、ご了承ください。
ただ、普通の会社でも部署を異動するときそうであるように、留任&部署変更の場合でも、理事間の引き継ぎは常に意識しておくべきだと思います。
仕事の多くは誰がやっても同じ結果になるべきという側面がありますし、そのための考える材料を自分だけで抱えてしまわないことが大切と心に留めています。

今回は自分の担当した電子メディア部と事業部についてすこし書いてみます。
現在の将棋連盟はそれ以外に、通常の会社と同じように総務・経理があり、将棋界特有の部署として渉外部(棋戦を担当し、おもに新聞社さんと接する部署)と普及部(支部や大会など、おもにアマチュアの方々と接する部署)があります。
どこももちろん大切で、当たり前ですが他の部署のことも考えながら、物事を進めていく必要があります。

さて自分の担当部署ですが、メディア部はモバイル中継やニコ生放映など。
事業部は道場(2F)・販売(1F)・出版など。
他にもありますが、ものすごくざっくりひとくくりにしてしまうと、お客さんを増やして、売上を伸ばすことが、自分に課せられた仕事でした。
将棋連盟の経営というものをシンプルに考えると、やはり将棋ファンの数を増やすことと、将棋という娯楽・文化に使ってもらえるお金を増やすこと、この2点が目標になると思いますので、その分かりやすい指標になる部署を担当したことになります。
他にも支部会員や大会の参加者数など、数値目標を持って取り組むべき分野はたくさんあります。
「普及」というのはある意味魔法の言葉ですが、具体的な目標に向かってチャレンジすることが、組織としては大切なのかなと思いました。

その担当部署の成果としては、まずモバイル中継はおかげさまで、順調に成長を続けることができています。
ガラケーからスマホへのシフトが進んだ2年間で、アプリの開発もひとまず一段落と言えるところまで来ました。
中継局数もすこしづつ増えてきていますし、タブレットでの記録など、新しい試みも進めています。
このチームには理事就任以前から関わっていますが、今後も成長が大いに期待そうで何よりです。
昨年から新しい仲間を迎え入れることもできたのも、とても嬉しいことでした。

またニコ生将棋番組の盛り上がりもご存じの通りです。
累計来場者数はいつの間にか3000万を突破したようですね。
電王戦の今後については、6/3に発表会を行うことが決まりました。
この件に関しては僕ももちろんずっと関わってきたので、ようやくここまで来れて本当に感慨深いです。
僕もニコ生は、この2年でずいぶんいろいろ視聴しましたし、今後も楽しみです。

事業部のほうもおおむね好調な部署が多かったのですが、物販だけは苦戦しました。
なにせモノを売ったことなどない人間ですから、いろいろ行き届かない点があったかもしれませんし、的外れな指示を出してしまった部分があったかもしれません。
棋士の商法、ではないですが将棋連盟の事業はどうもポテンシャルを十分生かし切れていないと感じています。
他にも仕事が多く、というのは言い訳ですが、新手を打ち出せないまま2年が過ぎてしまったのは反省点です。
道場や教室はおかげさまで好調で、これはスタッフの努力と、あとはやっぱり、将棋に良い風が吹いているのだと思います。
この波を、しっかりつかんでいくことが大切ですね。

どちらの部署も(他もそうでしょうけど)関わる人の数が自分の想像していた以上に多く、その点でも苦労しました。
盤上以外のコミュニケーションが新鮮、はさすがに言い過ぎとしても、やはり将棋では経験できないいろいろなことがあって、良い勉強になりました。
いつだったかある人に「仕事のほとんどは人間関係だよ」と言われたことを思い出します。
仕事は日々のささやかなことの積み重ねで、成果は誰か一人のものではない、というのが実感です。(当たり前ですが)

そんなわけで、感謝することの多い2年間でした。
それが、何より自分にとって良かったことかもしれません。
今後自分の棋士人生がどうなっていくかまだ分かりませんが、業界の発展のために、与えられたポジションでそのときの自分にできる役割をしっかりこなしていきたいと思っています。

理事職のこと

2015-05-21 10:40:39 | 日記・雑談
予備選挙が終わって総会までのこの時期は、次の2年の体制づくりを意識する時期です。
今回は東京方で理事が一人増えるので、全員が同じ部署を担当するということはありえず、引き継ぎをより強く意識することにもなります。
2年前にも書いた記憶がありますが、新人にとっては来たるべき仕事の準備ができるという意味で、従来に比べて良い制度だと思います。
また今回初めて現職としてこの時期を経験できるわけですが、2年間の成果や反省点を振り返ったりできるので、やはり大いに意義があるように思いました。

ということですこしこの機会に理事職のことを書いてみたいと思います。
おかげさまでファンの方からは「大変ですね」「頑張ってください」と声をかけていただくことが増えました。
ただ妙な言い方ですが、社会人経験の全くない自分であっても務まったわけで、もちろん大変なこともたくさんありましたが、本来はそれほどでもないと言うべきなのだろうと思います。
現実に実務を担当している職員がいるからこそ、いままで将棋一筋だった棋士が、理事として仕事をできるわけです。
内部の棋士にも、このことは案外知られていないのではと、実際に経験してみて思いました。

理事の大事な仕事はまず第一に自分の守備範囲に関して責任を持つこと、その上で特に重要な判断や決断をすること、他の先輩理事との連携を常に意識すること、こういったところでしょうか。
そして、現場の職員にやりがいと誇りを持って職務に当たってもらえるよう務めることが何よりも大切です。
また棋士は基本的に自分が将棋を勝つために最善を尽くすわけですが、理事になったら将棋連盟のため、ということはライバルでもある他の棋士たちのために、仕事をするという側面があります。
この点は当たり前とはいえ、しっかり頭を切り替えないといけない部分です。

それに加えて自分の場合は、自分なりに考えて決めたこと、新しく始めたことの理由や過程を、事務局に残すことに務めました。
担当理事は最短で2年に一度、変わることがあるわけでこれは通常の組織と比べるとかなり短いスパンでしょう。
そのため仕事やその考え方の継続性が、組織としての弱点になりがちだと感じたので、その点を強く意識して仕事をするようにしました。
この点については、かなりよくできたと自負しています。

大変だったことがあるとすれば、いきなり2つの部署の正担当ということで、たぶんこれは異例で今後もあまり例がないでしょう。
その分仕事が総花的になってしまった部分もありましたが、自分のスタイルには合っていましたし、きっと結果的には良かったのではないかと思っています。
あっという間の2年間でしたが、挑戦して良かったと改めて思いますし、大過なく務められたこと、支えていただいた皆様に感謝しています。

今日明日は通常通り出社ですが、今週はすこし自分の時間も多めに取れそうです。
また別のエントリで、自分の担当部署のことについて書いてみようと思います。

勝ち

2015-05-17 16:48:31 | 日記・雑談
昨日の対局は、珍しいぐらい早い時間に勝ち。
横歩取りの定跡形で経験もある将棋だったので、懐かしく思い出しながら指していました。

相手の増田君に何か誤算があったようで、それが何かは分かりませんでしたが、まあときにはこういうこともあるでしょう。
これでまたひとつ、若手と対局できる機会が増えたので、次も頑張ります。

明日は合同理事会、現体制としては最後の理事会です。
昨年度の決算の確認や、総会の準備など。
終わって夕方から改めて常務会の予定で、長い一日になりそうです。

あさっては王将就位式。
このところ公式行事が続いていた気がしますが、その後は総会までしばし間が空くことになります。
もちろん仕事はいろいろありますので、気を抜かずにやっていきたいと思います。

明日対局

2015-05-15 11:08:33 | 日記・雑談
前のエントリでも書いた通り、明日は期待の新人との対局。
増田君は羽生七冠誕生より後に生まれた初めての棋士で、とても楽しみな対戦です。
良い将棋が指せるよう、頑張ります。

昨日は役員予備選挙がありました。
この結果が定時総会で正式に承認されて、次の体制が決まるという仕組みになっているので、選挙結果自体の発表はありません。

ただ、何はともあれひと区切りではあります。
本当にあっという間の2年間で、いろいろ貴重な経験をさせていただいたことに、感謝しています。
今日からまた、自分の役割をしっかりと頑張っていきます。

今日はこれから棋王就位式へ。

今週の予定

2015-05-11 12:46:58 | 日記・雑談
相変わらずいろいろとありますが、ゆるやかに続いた出張も一段落して、3~4月よりはやや穏やかな日々を過ごしています。
先月は2度、体調を崩してしまったので、今後はそういうことのないよう、気をつけていきたいです。

今週の予定。
月曜日(今日)は書道部。
火曜日はいつも通り出社。
水曜日は首都大学。この日は出番ではありませんが、今年も太地君とのコンビで、講師を務めます。
木村草太先生は最近「報道ステーション」でもご活躍中です。

木曜日は役員(予備)選挙。この2年、一生懸命仕事をして、一定の成果も上げてきたと思うのですが、その審判を受けることになります。
金曜日は棋王就位式。
土曜日は対局。モバイル中継も意識して、土日に対局をつけてもらいました。
期待の新人との初手合なので、楽しみにしています。

そのほか、近くどこかのタイミングで、この2年の活動をまとめておこうと思っています。
成果もあれば、引き継ぐべき事案もあり、手元に残った課題も、たくさんあります。
これからも自分の役割を考え、そのために努力するのみです。

名人戦

2015-05-08 10:15:01 | 日記・雑談
昨日・今日で名人戦第3局が行われています。
この金土日は全国一斉解説会
一年でいちばん、棋士が全国へと飛ぶ日です。
皆様各地でお楽しみください。

ちなみに僕は東京で、常務会です。
金曜日ですがGWや選挙の関係で、こういう日程になりました。

昨日はブログ研。
今年度に入ってから、公式戦はまだ1局だけですが、状態は悪くないような気がしています。
今月は若手との対戦が2局予定されているので、頑張りたいと思います。

大阪へ

2015-05-05 07:50:17 | 日記・雑談
ゴールデンウイーク、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日は森一門祝賀会。
ここ数年は混雑を考慮して、当日朝移動⇒終了後伊丹のホテルに宿泊、が恒例の流れになっています。
今年は翌朝帰京の足で、東京都連主催の子ども大会に出席の予定。

今年も多くの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。