daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

選挙に台風

2009-08-31 10:34:10 | 日記・雑談
選挙ですね。大方の予想通り政権交代が実現しました。なにごとも経験ですから、まあそれもアリでしょう。
僕も最近は政治に多少の関心はあるのですが、選挙に思うことは、もうすこしいまあるいろんな制度に疑問を持つべきということ。それが絶対的に良いということは、ほとんど何もないはずです。

電子投票が実現すれば確実に投票率は上がるだろうし、投票権は20歳以上と限定する合理的な理由はそれほど多くはありません。

それにしても嵐のようなというか、ナダレというか。そういうことが起きやすい国民性、選挙制度ということなんでしょう。

象徴するかのように東京には台風が来ているとか。こういう日は引きこもって勉強するに限ります。今日明日、久々にこれと言って出かける用事がないのはツイてますね。

とりあえず、復活してうれしい女流王将戦を観ることにします。僕も黒霧島は好物です

良い一日

2009-08-29 09:32:05 | 日記・雑談
昨日は朝、海外普及に関するご相談。自分一人でできることはほとんどないのですが、応援してくださる方がいるおかげで、できることもいろいろありそうです。

そのあといったん四谷に呼び戻されて、ランチ。最近非常によく使っている店は、ランチも優秀であることが判明しました。
で、再び歩いて連盟に戻る。思えばわりとよく歩いた一日でもありました。

観戦記を読む予定だったのですが、控え室に行くと某タイトルホルダーがいたので将棋を教わることに。そう言えば観戦者もタイトルホルダー。これはなかなかない好機です。
実際に指すのは初めてでしたが、噂通りの鋭い将棋でした。強いダイスケ先生や教授の厳しい口撃にさらされながらも、何とか面目を保った、ような気がします。

その後、夕休前に順位戦を勝って幸せな渡辺竜王がやってきたので「まあまあまあ、今日は私の誕生日ですから」と言ってチャコに連行。ここは高級店なので普段自分の力ではなかなか行けないのです。どうもごちそうさまでした

というわけで、幸せな一日でした。
夜は10時過ぎまで順位戦観戦。全体的に、華々しい将棋が多かったですね。

今日は昼に後輩と会い、夜は同期二人がうちに来て遊ぶ予定です。

2009-08-28 00:04:45 | 日記・雑談
本日誕生日につき、日めくりカレンダーに採用されています。今年は(今年も、だっけ?)飛角図式の簡単な問題(1手詰)なので、詰将棋なんて難しい、という人もぜひ考えてみてください。

そういうわけで今日はのんびり・・というわけにもいかず、今日も朝から連盟です。いろんな人を巻き込んで、いろいろお願いもしながら、連日あれこれ動いています。夜は久々に順位戦観戦の予定。最近対局や勉強以外の用事で連盟に行くことが多いですが、本来の自分も覚えておかないといけません。

昨日は支部に関する話→ネット委員会→コンピュータ将棋に関する話、ということで非常に長い一日でした。でも当然ながら、いろいろ勉強になった一日でもありました。
24時間なるべく有効に使って、もうすこし視野を広げていろんなことを勉強していきたいと思う、28歳の夏です。

2009-08-27 11:15:25 | 日記・雑談
昼間はまだ暑いですが、最近朝晩はすっかり涼しくなりましたね。もう秋でしょうか。
この8月は例年よりずいぶんと過ごしやすかった気がします。地球寒冷化?

昨夜も冷房いらずで、ネット中継観戦。両者の個性が出て面白い将棋でした。藤井さんが攻めきったかに見えたのですが、結果は木村さんの受け切り勝ち。
いまはまだマネする人が少ないですが、「脇システム」に片矢倉をミックスさせた「新・藤井システム」が市民権を得る日は来るのでしょうか?

昨日書いたように今日・明日は児童館訪問の予定がなくなってしまったのですが、すぐに別の用事が入るという。忙しいですが、いろいろとがんばります。

インフルエンザ

2009-08-26 10:55:41 | 日記・雑談
今日から3日間、児童館に将棋を教えに行く予定だったのですが。
なんと。

インフルエンザの影響で中止になってしまいました僕の人生では初めての経験で、びっくりしました。

どうも思った以上に流行しているようですね。将棋界はいま子どもへの普及をかなり積極的に進めているところなので、他の地区でも今後影響があるかもしれません。
僕は今年の初め頃から(あるいはもっと前かも)ずっと帰ったらうがい薬でうがいしています。皆様もくれぐれもご注意ください。

折しも今日は嫁が別の児童館に行く日だったので、空いた時間を利用してそちらにお邪魔することにしました。そのあと夕方からこれまた別の児童館訪問の打ち合わせです。

社会復帰

2009-08-25 12:25:27 | 日記・雑談
昨夜遅く、帰京しました。今年も怪童戦関係者の皆様にはお世話になり、ありがとうございました。
夏休みもあっという間に終わり、今日から社会復帰です。

PCの前に戻るといろんな用事が待っています。とりあえず今日のブログはここ数日で目についた記事をご紹介して終わりにします。

怪童戦の記事。兄弟で怪童というのはなかなかない記録になるかもしれません。
同じく中国新聞より、山崎七段の記事
将棋駒の国際デザインについてのまとめ以前書いた記事の続報とも言えます)
女子小学生・中学生名人戦の棋譜。中学生の三番勝負が、二人の棋風があまりに対照的で面白かったです。
阿部新四段への祝福コメント。地元の期待の高さが伺えます。私も同じですが、地方出身棋士にとって地元の応援は本当にうれしいものです。

今日の中継は順位戦C級2組3回戦。昨日と明日がA級、金曜日がB1ということで、今週は順位戦週間ですね。

帰省

2009-08-22 09:33:03 | 日記・雑談
なんだかんだ言って、更新してみるという。

怪童戦の記事が出ていたので、貼っておきます。毎年恒例となりましたが、関係者と参加者の皆様、明日もよろしくお願いします。

これから帰省。夕方着いて、お墓参り→友人宅→センター、の予定です。

新四段

2009-08-21 09:21:33 | 日記・雑談
今日は三段リーグの話題です。今期は最終日を待たずして昇段者二名が決まったようです。新四段の永瀬君、阿部君おめでとう。
優秀な子が多く本当に厳しい競争になっている中でも、二人ともよく評判を聞いていたので、実力通りの結果なんでしょう。これからも続々と優秀な若手が出てくると思いますが、頑張ってほしいですね。

昨日は本を2冊読んで、先輩と食事しながら将棋界について意見交換したら一日が終わりました。
今日は午前中デスクワーク、午後からうちで金子さんと盤聖リーグです。

明日から広島に帰ります。毎年恒例の怪童戦に出席するためです。
次回更新や帰京予定など、珍しく未定です。とりあえずのんびりしてくることだけは確定です。

王位戦は手数が進んでいますね。ただこの戦型はこのあたりからが勝負なので、特別早い進行という印象は受けません。昨日の夕方あたりでは自分の指した将棋と同じ変化に進むのかとドキドキしましたが、深浦王位が違う手を指し、なんだかホッとしました(笑)

永世竜王への軌跡

2009-08-20 11:23:37 | 日記・雑談
今日からちょっとした夏休みです。用事がゼロではないのですが、しばし将棋のことを忘れて、のんびりしようと思います。

そういうわけで(?)本の紹介です。たまたま出来上がり直後に渡辺竜王本人に会ったおかげで、実は発売前に読み終えていました。ずっと紹介しようと思っていたのですが、すごい勢いで売り切れているという情報を聞いたので延ばしていたのでした。いまは増刷分が出ているようですね。

「心のオープン化」という名言を始め、いろいろとこの本についてはすでに書かれているので僕が改めて書くことはないのですが、それでは紹介にならないので(笑)個人的な話をひとつ。

いただいたのがちょうどイメージトレーニングに入ろうかというまさにその日だったこともあって、ずいぶんと重ね合わせて読んだ部分が多かったです。どこが特にそうだったのかは、ご想像におまかせしますが、おかげで自分も竜王になるつもりで、羽生戦に臨むことができました。と口で言ったりブログに書くのはそんなに難しくないですが、実際に自分の気持ちをそういう状態まで持っていくのは、なかなか難しいです。結果は残念でしたが、勝負に臨む心構えとしては、非常に良い状態が作れたように思っています。
そういうわけで、レベルは人それぞれ、あるいは分野はそれぞれ違っても、これから大勝負に臨む、というときにぜひ一読をお勧めしたい一冊です。

彼は難しいことを、いかにもマネしやすそうに書くのがうまいですね。平易な文章で、とかわかりやすく、とかともちょっと違って、しいて言うなら身近に感じられる、という感じでしょうか?
自分はどちらかと言うと難しさ、奥の深さを強調してしまいがちなので、見習いたいものです。

そして話の流れ上、こちらも紹介しないといけません。家庭での奇跡
渡辺夫妻はぜひ前向きにご検討くださいペンクラブ受賞夫婦ですし。私も極めて楽しみにしています

今日から王位戦第5局です。このお二人には(たぶん)夏休みはありません。ここまで意外な内容の将棋が続いていますが、本局は深浦王位が角換わり同型を連続採用。またしても、私には意外でしたが、受けて立った木村八段はどう感じているのでしょうね。

若者

2009-08-19 09:50:45 | 日記・雑談
昨日は学生に集まってもらって、ネットのことを中心にいまの将棋界に関する意見交換会のようなことをやりました。アイデアが泉のように出てきて、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。皆さん本当にありがとう。

すこし前にも書きましたが、いまの将棋界に大切なことの一つに、緩やかな協力者を増やしていくことがあると思っています。将棋に対するアプローチは人それぞれだと思いますが、彼らのような熱意と能力のある学生たちが、今後も何らかの形で将棋界に関わってくれれば、棋士として嬉しい限りです。

今日から年に一度の奨励会試験が行われます。プロになるまでは非常に非常に厳しい道のりですが、それでもプロになろうという子どもがたくさんいるのは、将棋にそれだけの魅力があるということだと思っています。その彼らの未来が素晴らしいものであるように、できることを日々頑張っていきたいと思います。