daichanの小部屋

ある平凡な将棋指しの日常

良い形、悪い形

2009-11-24 08:26:36 | 将棋
昨日書いた栃木での仕事ではここ数年、終わりの挨拶に代えて(堅苦しい挨拶は苦手なので)その日の将棋を観戦していて感じたことを、ワンポイントアドバイスという感じでお話することにしています。

今年は「強い人の将棋は形が良い(きれい)」という話をしました。ということで、その例をご紹介。





どこをどう直せば「良い形」になるか分かりますか?

「ちょっと直せば、すごく強くなる部分」を探し出すのは、自分の指導の上でのテーマの一つです。プロレベルになるとそういう画期的な処方箋はないでしょうけど、初段を目指す子たちなら、(それぞれに合わせて、ですが)きっと良い方法があるはず、と思うのですね。

こちらは感心した一局。
矢倉で▲3三歩と攻めた場面。ここから△同桂(▲同桂成△同金)▲3五角と進むのが一般的な手順。

厳密にはこの攻めは無理なのですが、この局面で△2四銀!▲3二歩成△同飛と受けたのには感心しました。頭が柔らかいですね。


今後も機会があれば、こうやって観戦して感じたことを記しておこうと思います。

最近「カテゴリ」という機能はすっかり忘れていましたが、久々に「将棋」というカテゴリで投稿してみました。

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