たくさんのコメントありがとうございます。ようやく念願の初昇級を決めました。
3年目の今期は開幕からずっと、上がって当然という気持ちでここまで指して来ました。いまでも当然だったと思っていますが、当然の結果を出すのは本当に難しいと、実感した1年でもありました。特に年明けの3局はいずれも厳しい戦いで、何度ももうこれまでかと覚悟しましたが、最後まで気持ちが切れずに指せたのが良かったのかなと思います。
順位戦は本当に長い戦いでしたが、こうして1年間頑張ったことの結果が出て、感無量です。しばらく休んで、来期からまた大いに頑張りたいと思います。
昨日の将棋は先手で相掛かり。予定通りの立ち上がりでしたが、あまり経験のない形になりさっそく知識不足を露呈。まだ日の高い時間に馬を詰まされ、ボナンザもびっくりの純粋角金交換(図)
正直言って泣きたくなりましたが、これが案外難しかったのは幸運でした。
そしてこの頃まずキャンセル待ち2番手の佐々木君が勝ち。
続いて夕休前には同じく1番手の上野さんが勝ち。これで純粋に勝つしか昇級できなくなりました。勝てば上がり、負ければまた一から、という状況は実は初めてで、プレッシャーは対局前以上に高まりました。おまけに展開は最悪に近い状況です。しかしそれとは裏腹に、夜戦に入ってからは徐々に気持ちが落ち着いてきました。
僕は対局中他の将棋をちょくちょく見ることが多いのですが、昇級の懸かった昨日も、普段通りそうしていました。たしか8時頃広瀬君が勝ち、昇級決定。この日は早い終局が多い一日でした。昇級候補は下位から順番に勝っていくという展開だったので、次は自分の番だと集中力を高めていき、ラストの2時間で引き離しました。ずっと駒損の上に攻められているのに、形勢は意外に難しいという、変わった将棋でした。振り返って見ると、ミスもありましたが全体的にはよく読めていたように思います。
なおこの一番は、椎名さんの観戦記で毎日夕刊に取り上げられる予定です。
10時過ぎに終局。感想戦や昇級者インタビュー撮りなどをやって、12時前に帰宅。帰ってネットで村田ー村山戦を中継で見ていましたが、これがすごい将棋、まさにフィナーレにふさわしい激闘でした。二人ともこれだけの将棋を指しても届かないのか、と勝負の厳しさを感じました。
これで僕自身は1位通過になりましたが、同年同期の村田とは一緒に上がりたいと思っていたので、ちょっと複雑な心境です。
C1はC2に比べるとかなり厳しいクラスですが、昨年あたりがピークだったのではないかと個人的には感じています。なんせ竜王もいましたからね。一方C2のレベルはこれから数年は上がる一方でしょう。その意味では、いい時期に脱出できたかなと思っています。この幸運を生かしたいですね
3年目の今期は開幕からずっと、上がって当然という気持ちでここまで指して来ました。いまでも当然だったと思っていますが、当然の結果を出すのは本当に難しいと、実感した1年でもありました。特に年明けの3局はいずれも厳しい戦いで、何度ももうこれまでかと覚悟しましたが、最後まで気持ちが切れずに指せたのが良かったのかなと思います。
順位戦は本当に長い戦いでしたが、こうして1年間頑張ったことの結果が出て、感無量です。しばらく休んで、来期からまた大いに頑張りたいと思います。
昨日の将棋は先手で相掛かり。予定通りの立ち上がりでしたが、あまり経験のない形になりさっそく知識不足を露呈。まだ日の高い時間に馬を詰まされ、ボナンザもびっくりの純粋角金交換(図)
正直言って泣きたくなりましたが、これが案外難しかったのは幸運でした。
そしてこの頃まずキャンセル待ち2番手の佐々木君が勝ち。
続いて夕休前には同じく1番手の上野さんが勝ち。これで純粋に勝つしか昇級できなくなりました。勝てば上がり、負ければまた一から、という状況は実は初めてで、プレッシャーは対局前以上に高まりました。おまけに展開は最悪に近い状況です。しかしそれとは裏腹に、夜戦に入ってからは徐々に気持ちが落ち着いてきました。
僕は対局中他の将棋をちょくちょく見ることが多いのですが、昇級の懸かった昨日も、普段通りそうしていました。たしか8時頃広瀬君が勝ち、昇級決定。この日は早い終局が多い一日でした。昇級候補は下位から順番に勝っていくという展開だったので、次は自分の番だと集中力を高めていき、ラストの2時間で引き離しました。ずっと駒損の上に攻められているのに、形勢は意外に難しいという、変わった将棋でした。振り返って見ると、ミスもありましたが全体的にはよく読めていたように思います。
なおこの一番は、椎名さんの観戦記で毎日夕刊に取り上げられる予定です。
10時過ぎに終局。感想戦や昇級者インタビュー撮りなどをやって、12時前に帰宅。帰ってネットで村田ー村山戦を中継で見ていましたが、これがすごい将棋、まさにフィナーレにふさわしい激闘でした。二人ともこれだけの将棋を指しても届かないのか、と勝負の厳しさを感じました。
これで僕自身は1位通過になりましたが、同年同期の村田とは一緒に上がりたいと思っていたので、ちょっと複雑な心境です。
C1はC2に比べるとかなり厳しいクラスですが、昨年あたりがピークだったのではないかと個人的には感じています。なんせ竜王もいましたからね。一方C2のレベルはこれから数年は上がる一方でしょう。その意味では、いい時期に脱出できたかなと思っています。この幸運を生かしたいですね
解説会もますますいい雰囲気で行われそうですね。
良かったですね。
残念ながら解説会は休暇が取れなくて行けませんが・・・(涙)
今回の昇級はご本人の努力+外野応援席からの気の集中によるもの。これはブログを書いている人のみ生じる。これをブログ霊といいます。今回昇級3人はブロガー、昇級しなかった人はブログを書けば来期は昇級できます。ブログは文明の先端。先端をゆくものに勝利あり。(信じる者は救われます)
C1でも大暴れ期待しております。
チャンスをものにして今後もさらなる飛躍を期待しております。棋譜見ましたが、ほんとにボナ攻めですね(笑)
あえて狙っていたのなら勝負度胸ありありの面白い試みでしたが、泣きたくなったんですね(笑)
後手は8二に飛車を引いてから銀を立て直し、
右辺の凝り形もほぐしていけばまだまだ難しいながらも手数の掛かる将棋になっていましたか。
本譜は銀の動きがひどかったですね。飛車も追われながら取られて、投了図は受けがなくなっていますね。
機敏な片上五段の指し回しが光った一局だったと思います。
分かりやすく読みやすいブログを楽しみにしています。
内容が良いのは勿論ですが、私67才で目が少しだけ弱い=車の運転は出来ますが、読みやすいのは助かります。変な文章になってしまいました。
女流棋士会へ一口だけですが寄付させて頂きました。丁重なお知らせ頂きました。有難う!
ご夫妻で今後とも頑張ってください。
名古屋在住。小貝一郎より